９月定例会：１日目

今日から９月定例会が開会しました。
午前１０時開会の本会議では議案の上程、町長からの提案理由説明。
そして、全員協議会での議案審議がありました。

補正予算の審議では、農業集落排水事業特別会計でバキュームカーを新規購入する予算について疑義を感じたので質疑を行いました。
バキュームカーを購入する理由としては、大規模地震災害時の応急対策と、日々の下水管の汚れを清掃するというものです。（通常は業者委託によって実施するが、役場職員直営でも実施できる体制を確立する）

（本件での私の疑問点は以下の通りです）
①農業集落排水事業特別会計に限らず下水道会計全体の財務状況は、下水道使用料によって維持管理費も捻出できない状況にある。従って、コスト低減が最も必要なことである。（役場が直営でバキュームカーを装備して作業を行うことは結局、一番コスト高になるのではとの懸念が払拭できない。）
②民間でできる仕事は可能な限りアウトソーシングして行政組織のスリム化を図ることが町の大方針であり、これに逆行している点。
③下水道管理の為に自治体自らがバキュームカーを装備する他自治体の例がほとんど無い点。
④大規模災害のための備えなら、もっと他に優先する事業があると思えてならない点。