小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

議会運営委員会

2008年09月03日 | 議会活動報告
9月定例会の日程を最終確認する議会運営委員会に出席しました。
一般質問については9名が登壇しますので、9月16日、17日の2日間で行われる予定となりました。
私は3番目に登壇する予定です。

私の一般質問の質問項目は以下の通告書の通りです。

【平成20年第6回定例会(9月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》
1.今後の財政運営について
今年度、高浜町は地方交付税交付団体となった。原子力発電所の固定資産税の先細り、少子高齢化、人口減少による働く世代の減少など今後とも税の減少傾向は続く。
一方で、ここ数年大型投資が続いた結果、設備の維持管理などの経常経費の増加と、多額の地方債の償還が続くなど厳しい財政状況が当面予測される。
そこで以下の項目についての所見を問う。
(1)地方財政健全化法に基づく指標の管理について
地方財政健全化法の施行により、この9月議会で、平成19年度決算における健全化指標が議会に報告された。当然、早期健全化基準はクリアされているが、そもそもこの健全化基準が甘いとの見方も出来る。高浜町として、今後、この指標を管理する上においては、法律で定める「早期健全化基準」とは別に、健全な財政運営を行っている類似自治体の指標値を参考にして、高浜町としてこうあるべきという目標の指標値を設け、その目標値達成に向けた財政運営に努力すべきではないか。
(2)経常収支比率について
平成19年度決算で、経常収支比率が危険水域の数値に悪化したことが明らかとなった。財政運営の硬直化が懸念される。高浜町の経常収支比率がこれまで悪化した主な原因と、今後の経常収支比率の年度推移の予測値、今後の健全化に向けた取り組みについて問う。
(3)資金繰り計画について
平成19年度決算の監査報告において、資金繰り計画の不備が指摘されている。高浜町財政当局の資金繰り計画の現状と課題、今後の是正策について問う。

2.中期的な財政運営計画の確立について
公共投資額の極端な増減は財政運営上からも、町内経済に与える影響からも避けるべきである。10年程度の管理スパンで、中期的な財政の見通しを明らかにして、今後必要となる投資を各年度ごとに落とし込んでいく財政運営の中期計画を立てて投資の平準化を図ることが必要である。
総合計画の策定にあたり、この中期的な財政運営計画を策定し公表すべきと考えるが理事者の見解を問う。

3.町税、使用料、手数料の収納対策について
行政サービスの維持・向上を前提としつつ、適正な受益者負担で、納得のできるサービスの提供が必要である。町税、使用料、手数料の収納率アップなど歳入確保策について以下の項目について見解を問う。
(1)町営住宅使用料の収納対策について
非常に悪いとされる高浜町の町営住宅使用料の収納率について、現状と今後の対策について問う。
(2)町税、使用料、手数料の収納対策について
町税、使用料、手数料の収納率向上、保有する土地の売却、貸付けなど、歳入確保を図るため専門チームを発足して収納に当たるべきではないか。
(3)使用料、手数料の見直しについて
一般会計から下水道事業への多額の繰り入れが続くなどの現状を踏まえ、適正な受益者負担の観点から、使用料、手数料の抜本的な見直しが必要な時期に来ていると考える。使用料、手数料の見直しについて今後の計画について問う。