小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

6月定例会:7日目

2007年06月11日 | 議会活動報告
6月定例会7日目です。
本日は全員協議会が開催されて「脇坂地区整備事業化検討業務」の報告を受けました。
本日は、ほぼ終日この件で時間を費やしました。

事業化検討の結果、計画内容に変更がありました。
温浴施設に関しては、当初の計画ではバーデプールを中心とした、どちらかといえば高齢者をターゲットとした健康増進施設ということでしたが、今回の計画ではバーデプールの規模を縮小し、介護予防トレーニングルームを廃止。代わりに25メートル×5コースのプールを中心とした、子どもから大人まで幅広い層をターゲットとする施設に方向転換しています。
従来のバーデプール中心の計画では、事業化が非常に厳しいとの専門会社の意見に基づく変更だそうです。
採算性については、変更後の計画でも3社がシミュレーションしていますが、どの結果も少なくない金額の赤字を予測しています。

他にも「花の館」の施設が変更されるなど、いろいろな変更点がありますが、まだまだ最終の計画として煮詰まっていないような印象を受けましたので、詳細な内容の紹介は省略します。
何れにしても財源確保の観点から、早くても平成22年度に事業化ということだそうです。

【海浜組合役員会】
夜は、海浜組合役員会に出席。6月15日(金)に開催予定の総会の議題等について意見交換を行いました。

民主党県連定期大会

2007年06月10日 | 活動日記
福井市内のホテルで開催された、民主党福井県連の定期大会に出席しました。
大会では、平成18年度事業結果と決算の承認、平成19年度事業予定と予算の承認などが行われました。
役員改選では県連の代表が若泉氏から笹木衆議院議員に交代。私は引き続き幹事に就任しました。

大会そのものは約1時間半ほどで終わりましたが、そのために往復の移動約5時間は毎度のことながら辛いものを感じます。

首長の多選禁止法制化へ

2007年06月09日 | 政策調査
昨日の福井新聞報道によると、自民党は、首長(知事、政令市長)の多選(四選以上)を禁止する地方自治法改正案を秋の臨時国会に提出を目指すとありました。
なお、一般の市町村長は地方自治法に多選禁止の根拠を規定して条例で禁止できるようにするようです。

以下、福井新聞記事の引用
『自民党の党改革実行本部は七日、首長多選問題小委員会を開き、知事や政令市長の連続四期の立候補を禁止する方針を決めた。(中略)秋に想定される臨時国会で地方自治法改正を目指す。一般の市町村長に関しては、地方自治法に多選禁止の根拠を規定して条例で禁止できるようにし、判断は自治体に委ねる。』(引用終わる)

一般論として、首長の多選については数々の弊害が指摘されています。既に、総務省の有識者研究会が、首長の多選禁止を「必ずしも憲法に反しない」との報告書を公表しており、これを受けて一気に法制化に動き出したものだと思います。
いずれにしても注目するニュースです。

6月定例会:6日目

2007年06月08日 | 一般質問
6月定例会6日目です。
本日は一般質問が行われました。全部で8名が登壇し私は3番目に質問に立ちました。以下に質問原稿を掲載します。

【平成19年第4回 定例会(6月議会)一般質問】

5番議席の小幡でございます。
4月の選挙で町民の審判を受け、再びこうして議会壇上に立たせていただきました。
本日は選挙公約の中から3項目について、それぞれ一問一答方式で質問いたします。
よろしくお願いいたします。

■認定こども園について

認定こども園とは、就学前児童への教育、保育、子育て支援の総合サービスを提供する施設として、昨年10月の法律施行によって実施できるようになったものであります。この認定子ども園では、利用者の就労の有無にかかわらずこれらの多様なサービスを受けることが可能です。
この認定子ども園の認定基準については、都道府県の条例で定めることとなっており、福井県においても昨年10月に「県条例」で認定基準が示されており、県内にも少しずつではありますが、設置の動きが出てきているようでございます。

さて、現在、高浜町には就学前の子どもを預かる施設として、公立の保育所が和田、高浜、青郷、内浦と4箇所ありますが、幼稚園はありません。

この問題については過去にも何回か質問しておりますので、若干、繰り返しになりますが、本質を理解するために少し説明いたします。

まず、保育所とは親が共働きなどで保育が出来ない場合に預かる施設です。従って、現在では0歳児からの入所の受入をしていることでも分る通り、あくまで本来は家庭で行なう保育が、出来ないために預かる厚生労働省所管の児童福祉施設という位置づけです。

一方、幼稚園というのは、満3歳から小学校就学までの幼児を保育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長するための「教育施設」です。従って、幼稚園というのは文部科学省所管の「学校」であり、大学までの教育体系の中の一環として組み込まれているものであります。
保育所と幼稚園は全く別物との認識が必要です。

小学校就学前の幼児期に子どもに適切な教育を行なうことは非常に大切なことです。

そこで高浜町でも、少し古い話で恐縮ですが、今から10年前の平成9年度の議会の一般質問の答弁で町長は「幼稚園については、高浜町立幼稚園設置検討委員会から、幼稚園は必要であるとの答申を受けている。今は、緊急を要する高浜中学校改築事業を最優先に取り組み、幼稚園建設は最優先事業のめどが立った時点で事業計画に向けて検討する」といった趣旨の答弁をされましたが、結局、幼稚園建設については現在に至るまで建設計画すら出来ませんでした。

一方で、この10年間の時代の流れの中で、最近の一般的な傾向として、少子化の進展と、共働き世帯が増えたことにより、保育時間が長い保育所の需要が増え、結果的に幼稚園が定員割れとなり存続が困難になるという問題も出てまいりました。

このため、冒頭で述べた、保育所と幼稚園の機能を併せ持つ、「認定子ども園」の法制化ということになったのであります。

繰り返しになりますが、高浜町には幼稚園がありません。こうした状態が今まで放置されてきたことはたいへん残念でありますが、今日に至っては、少子化と共働きの関係から、もし今、高浜町で幼稚園を持ったとしても、恐らく定員の確保が難しく非効率なものになることが予測されます。

しかし、だからといって幼稚園がもつ教育施設としての機能が不要になったという訳ではありません。

従いまして、幼稚園のない高浜町にとって、この保育所の機能と幼稚園の機能を併せ持つ「認定子ども園」はまさに打ってつけの施設だといえます。

以上の理由から、出来るだけ早い時期に、町立保育所をこの「認定子ども園」とすべきであると政策提言いたします。
高浜町として、認定こども園の設置に向けた方針を、ぜひお聞かせ願います。


■病児デイケア事業について

病児デイケア事業とは、病気の児童のデイケア事業、即ち、子どもが病気、又は病気の回復期に、保護者の仕事の都合や、疾病、事故、出産、冠婚葬祭などの理由で、どうしても育児ができない場合に、子どもを預かる保育事業のことです。

このサービスを利用するためには、通常、利用者は事前登録をしておきます。実際の利用では、標準的な利用料が食事代込みで1日2千円、半日では千円となっております。利用対象は小学校3年生以下の子どもまでとなっています。

当然、病気の子どもを預かる施設ですから、施設の設置要件や、選任の看護師、保育士等の配置など、一定の基準が設けられてはおりますが、それほど、難しい基準ではないようです。

さて、病児デイケア事業と聞くと、「病気の子どもまで施設に預けるのか」と思われる方もきっとおられると思います。
もちろん大原則として、病気の子どもは、母親が自宅で看病することが理想です。誰でもそんなことは分かっていますし、全ての母親と子どもはそれを望んでいます。
でも、子どもはよく風邪をひいたりお腹をこわしたりします。

そんな時に、病気の度に子どものお母さんが遠慮なく休める職場は残念ながらそれほど多くはありません。

こうしたケースで、看護師などの専門スタッフが常駐する施設で安心して子どもを預けることができる「病児デイケア施設」があれば本当に助かるのではないでしょうか。

既に、近隣市町にも整備されております、この「病児ディケア事業」を高浜町でも実施すべきであると、政策提言いたします。理事者の見解をお聞かせ下さい。

■学校図書館の蔵書整備について

小さいときから本に親しみ、読書習慣をつけることは、その後の子どもの成長に大きなプラスとなります。

平成13年12月に「子ども読書活動の推進に関する法律」が制定され、この法律に基づき、国においては「子ども読書活動の推進に関する基本計画」が策定され、県と市町村においても「子どもの読書活動推進計画」がそれぞれ策定されました。

こうした国と地方を挙げた子どもの読書活動推進の取組みによって、例えば、「朝の読書」をどこの学校でも実施するなど、読書習慣を身に付ける活動が活発に行われているところであります。

ところが、こうした動きとは裏腹に、自治体の厳しい財政状況から学校図書館の整備、中でも蔵書の整備が進んでいない実態が文科省の調査で明らかとなっています。

この原因として、自治体の中には、学校図書整備費として地方交付税に充当された財源を、実際に何に使うかは最終的には自治体の裁量に任されている地方交付税ということから、学校図書の整備には使わずに他の目的に使ってしまい、学校図書の整備が進んでいないということです。

いわば、子どもの本を買うお金を生活費に回しているといった実態にあるということです。

学校図書館は、子どもが最も身近に良書に接することの出来る施設であります。

そのため、公立小中学校の蔵書の整備については、文部科学省が「公立義務教育学校の図書館に整備すべき蔵書の標準」として小・中学校の別で、学級数に応じて「学校図書館図書標準」を定めて蔵書の整備を求めていますが、前段で述べた通りの現状から、この蔵書の標準を満たしていない学校が多くあります。

このため、文部科学省では、2007年度からの5ヵ年を「新学校図書館図書整備5ヵ年計画」として設定し、年額二百億円、5ヵ年の総額では一千億円を地方交付税で手当てして、蔵書目標の達成を後押しすることにしています。

高浜町の場合は、地方交付税の不交付団体ですから、今の説明には直接の関連はないかもしれませんが、学校の蔵書整備を推進していかなければならないことに変わりはなく、何もしないで手をこまねいていることは出来ません。

そこで、高浜町の小、中学校の「学校図書館図書標準」に定める蔵書の現時点での達成率と、今後の学校図書館の蔵書整備の方針について質問いたします。

                                 以 上

【観光協会理事会】
夜は若狭和田観光協会の理事会に出席。議題が盛りだくさんで、会議が終わったのが午後10時半でした。

6月定例会:5日目

2007年06月07日 | 議会活動報告
6月定例会5日間目です。
本日は、午前中に開催された地域医療対策特別委員会に出席しました。

高浜町を取り巻く地域医療の現状について保健課から説明を受けるととともに、現在高浜町が進めている「地域医療将来構想検討委員会」の審議経過などについて互いに確認を行いました。

【コムスンに関して】
午後は保健福祉センターを訪問し、福祉課長から「コムスン」の介護指定取り消し報道の件について、現時点で分かっている高浜町内の状況の報告を受けました。
高浜町内には、コムスンの訪問介護サービスの事業所が1箇所あります。
この事業所のサービス利用者は町内で約25名おられます。
当面の介護サービスの提供には問題はありませんが、今後、事業所の指定取り消しの問題やそれに伴う利用者の移行の問題、また、日本シルバーサービスへの事業譲渡の問題など、流動的な問題が多々ありますので注視してまいります。

6月定例会:4日目

2007年06月06日 | 議会活動報告
6月定例会の本日の日程は厚生文教常任委員会です。
私が委員長を務めておりますので、今日は私の委員長としての初めての委員会運営となります。

今定例会で、厚生文教常任委員会に付託された審議案件がありませんので、所管事務調査として関係する課の業務報告を受けました。

(業務報告を受けた内容)
■保健課
・子育て支援について
・特定健診について
■福祉課
・「高浜町障害者基本計画・障害福祉計画」について
・地域包括支援センターについて
■教育委員会事務局
・教育行政全般について(教育長との意見交換)
■住民課
・諸証明の自動交付について
・ゴミの減量化、再資源化について

夜は、議員仲間数名で、まちの駅ぷらっとHome高浜Copain(コパン)に出向き、懇親会を行いました。

6月定例会:3日目

2007年06月05日 | 活動日記
6月定例会の本日の日程は総務産業常任委員会です。(私は厚生文教常任委員会所属)
従って今日は議会に出席していません。(但し予算審議などがあれば傍聴しています)

明日は、厚生文教常任委員会に委員長としてのデビュー戦です。
一般質問の準備もありますので、今日の日記はここまでとします。


6月定例会:2日目

2007年06月04日 | 議会活動報告
【全員協議会】
6月定例会の2日目です。
金曜日に引き続いて全員協議会にて議案審議を行いました。
本日で全ての議案審議は終了しました。
私からは、請負契約議案について何点か質疑を行いましたが日記での報告は省略します。

【広報特別委員会】
全員協議会終了後、広報特別委員会に出席しました。1期目で3年間所属した委員会です。1年ぶりの復帰となりました。
今日の委員会では、「議会だより」の原稿執筆の分担と原稿締切日、それに原稿の文字数などを決めます。
広報特別委員会委員の経験者ということで、全員協議会の原稿を任されました。
従って、厚生文教常任委員会の委員長報告、一般質問(自分の分)、全員協議会と3本の原稿を書くことになりました。

【打ち合わせ】
夜は小浜市内まで移動して、7月の参議院選挙に関する打ち合わせに参加しました。
少し疲労が蓄積してきました。

クリーンキャンペーン

2007年06月03日 | 活動日記
今日は県下一斉のクリーンキャンペーンです。
青戸区子ども会も、区民と一緒にクリーンキャンペーンに参加しました。
私は子ども会会長として、子どもたちと一緒に区内のゴミ拾いを行ないました。
ゴミ拾いの取り組み姿勢ひとつをとっても、それぞれ子どもの個性が出ていて見ていて飽きませんでした。

その後、和田キャンプ場に移動して観光協会が行なうキャンプ場内の清掃作業にあたりました。
和田海岸では、以前「ハリセンボン」(写真)が大量に浜に打ち上げられて、キャンプ場内にもその死骸がまだ少し残っていました。今日の清掃できれいに取り除きました。

高浜中学校体育大会

2007年06月02日 | 活動日記
高浜中学校体育大会の開会式に招かれ、出席しました。

全校生徒370名による開会式ですが、真面目な生徒が多く非常に整然とした立派な開会式だと感じました。
中学校生活の3年間は、長い人生の中でも本当に特別な3年間だと思います。この3年間を充実したものとして過ごして欲しいものです。

写真は女子の50メートルハードルのスタート風景です。次女も出場していました。

【質問原稿】
真夏を思わせる好天気ですが、午後は家にこもって一般質問の原稿書きをしました。夕方までに原稿は出来ましたので、後は再質問のネタつくりです。

【国会中継】
昨日(6月1日)行われた、衆議院内閣委員会の模様をネット中継で視聴しました。
いわゆる人材バンク(民主党ではこれを天下りバンクと呼んでいる)の創設などを柱とする国家公務員法改正案を審議しており、民主党の細野豪志議員、馬淵澄夫議員の質疑は非常に聞き応えがありました。