小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

ICT活用授業

2007年12月14日 | 政策調査
ICT活用授業(ICTは、Information and Communication Technologyの略で情報通信技術のこと)とは、簡単に言えばパソコンやプロジェクター、デジタルカメラなどICT機器を活用した授業のことです。
何も特別な授業というものではなく、普通の授業の教材として従来はプリントや模造紙、ビデオテープなどを使って行っていた授業を、それに置き換わるというよりも追加してICT機器を使って授業するといった程度のことです。

12月議会の13日の本会議で成立した平成19年度一般会計補正予算に、ICT活用授業用コンピューターの備品購入費として、1,970万3千円が予算化されました。
具体的には、教師用のパソコン96台の購入費用です。

さて、このICT活用授業は学力向上に効果的とされておりますが、そのためには、学校に高速インターネット接続環境の整備、校内LANの整備、教師に一人一台のパソコンの配布などが必要となってきます。今回の予算措置はその教師用パソコン96台の購入費です。
今後は全ての普通教室に天吊りのプロジェクターやインタラクティブホワイトボードなどの設置が望まれます。
また、教師のICT活用スキルの向上や生徒のネットのモラル教育などの充実にも力を入れていくべきです。

教師に対し一人一台のパソコンを配備することは、教師が仕事に個人用パソコンを使っている現状から情報漏洩の危険があるといった観点からも、私は、平成18年3月議会や、平成18年6月議会などで繰り返し意見提起してまいりました。
教師のパソコンはこれで揃いましたので、今後はICT授業環境の充実といった点に着目していきたいと思います。