小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

一般質問の事前通告

2007年12月03日 | 一般質問
今日、一般質問の事前通告書を提出しました。
もし何か意見があればお聞かせ下さい。まだ修正可能です。
今回は珍しく早く提出しましたが、それでも通告順は3番目でした。
今回の議会では来年4月のことについて誰かが質問して、その答弁に関心が集中することになるのでしょうが、私は私の質問を淡々と行うだけです。
議員の任期中にどんなテーマに取り組むかは選挙公報等で約束しており、4年間の任期中に計画的にひとつひとつのテーマに取り組んでいく必要があり、それを黙々と実行していきます。

【平成19年第8回定例会(12月議会)一般質問通告書】

●通告者 議席番号:5番 小幡憲仁
●質問所要時間 40分

《質問の件名及び要旨》
1.美しい景観の保存と形成について
高浜町は若狭湾国定公園に位置する風光明媚な観光地である。この美しい景観は高浜町の重要な観光資源である。景観を阻害する開発行為からこの景観を守ることと、町並みの美観向上対策などの美しい景観の保存と形成に向けた以下の提言に対する見解を問う。
(1)美しい景観の保存と形成のため、景観法に基づく景観行政団体となって景観計画の策定並びに景観条例の制定が必要だと考えるが、今後の町の取り組方針を問う。
(2)周囲と調和のとれた優れた建造物や地域周辺環境の維持向上に努めている個人や団体を表彰する 「まち景観賞」事業を行ってはどうか。
(3)歴史的な建物、伝統的な民家等の外観改修等について、県の促進事業に対応する町としての補助制度を創設して保存に取り組んではどうか。
(4)丹後街道を歴史感のある観光資源として活用するため、①歴史的な街道の景観形成の取り組み、②丹後街道沿いでのイベントの実施(歩行者天国、町屋訪問、寺院でのお茶会など)、などを検討してはどうか。

2.農山漁村120万人受入体制の整備
政府は今年度から「農山漁村交流プロジェクト」を始める。全国2万3千校(1学年120万人)で体験活動を展開することを目指し、今後5年間で、①農山漁村における宿泊体験の受入体制の整備、②地域の活力をサポートするための全国推進協議会の整備等を進める計画がある。08年度は都道府県ごとに10校、計470のモデル校を指定。参加児童には食費を除く宿泊費などを1人当たり約5万~6万円補助する。08年度の参加者は約3万人を見込んでいる。このほか、100人規模で児童の受け入れが可能なモデル地域を全国に40か所設け、体験活動の実施に関する受け入れ側のマニュアルづくりに取り組む。将来は、拠点となる廃校舎の改修、研修施設などの整備も進め、受け入れ地域を少なくとも500か所にまで拡大する考えである。
高浜町は一昔前、多くの臨海学校の児童生徒で賑わっていた実績があり、他地域よりも受入条件は整っている。この政府の取り組み施策に沿った以下の提言に対する見解を問う。
(1)海水浴や漁業体験、農業体験、受入宿泊施設といった農山漁村交流に必要な全てのものが高浜町には存在する。早急に受入態勢を整えて全国40箇所の受入可能なモデル地区に立候補してはどうか。
(2)今後5年間の取り組みとして、統廃合後の内浦地区学校施設を農山漁村交流プロジェクトの受入施設として有効活用する計画の検討を進めてはどうか。

3.焼却ゴミの減量化について
高浜町で平成17年から本格的なゴミの分別収集が始まって3年目になる。分別収集に関しては一応定着したが、焼却ゴミの削減はそれ程進んでいない。そこで、焼却ゴミの減量化に向けた以下の提言に対する見解を問う。
(1)焼却ゴミの減量化に向けた取り組みを審議するため「廃棄物減量等推進審議会」を設置し体制を確立することが肝要である。平成18年9月議会でも提言しているが再度設置について提言するので町の方針を示されたい。
(2)ゴミ袋に上乗せするゴミ処理費用の料金体系を可燃ゴミの減量化が図れるインセンティブが働くように、可燃ゴミについては処理費用を値上げし、その分、再資源ゴミの処理費用を値下げする見直しが必要ではないか。
(3)焼却ゴミの約5割は生ゴミといわれている。生ゴミの堆肥化によるリサイクルを実施してはどうか。町内一斉の実施は難しいが、モデル地区を指定して実施するなどを検討すべきである。