確認する事 と 疑う事

2016-01-26 11:32:46 | タナカ君的日常
 我が安曇野での借家は少し混みいった人間関係の間で存在している。 賃借人である僕、 離れた町で暮らす家のオーナー、 そのオーナーと学生時代からの知り合いで、僕にその物件を紹介してくれた地元に住む友人。 隣家に住み、 永い事空き家だった家の樹木の伐採などの世話をしてくれていた隣のオジサン、 このの4者の関係だ。

 隣家のオジサンの所には僕が安曇野に滞在中には何くれと無く世話になる。 そして以前からの慣行で庭や畑の果樹の柿や梅はオジサンの所で時期になると収穫していってる。

 そして地元の友人には鍵を持ってもらい、僕が不在の期間(一年の大半)に時折、 家の中の空気の入れ替えなどをして貰っている。 そしてまた留学生支援のための物資などの一時保管場所として、家の中や物置の一部使用も認め、 畑を家庭菜園として利用することも了承している。

 こんな中で時折は「何じゃ、これは?」と想う様な事も発生する。 この大寒の時期の数日の滞在の間でもそれがありました。

到着初日の何じゃこりゃ

 母屋と物置との間が車を置くスペースになっているのだが、 そのスペースの端の畑寄りの所に、何かで牽引して物を運ぶ時に使う様な車両が引き入れられていた。

 家庭菜園で使う耕うん機みたいな物を何処かから貰って来て、 四季山荘さんの敷地あたりに仮置きしたりする友人のやりそうな事だと思い、 確認の電話を入れてみた。

 電話での返事は「オラそんなの知らんよ!」でした。

二度目の何じゃこりゃ

 雪が降った翌日の火曜日だったか、 大町の囲碁村会館に遊びに行って帰ってみると、 玄関の上框の所が大量の荷物で占拠されていた。 スキーの時の防寒衣類等が入った、40リットルほどの容量のビニール袋が4つ、 その他に、ケースに入ったスノーボード・1台、 ボード用のブーツ1足。

 これらのグッズは、ヤナバの山荘で留学生にスノボ体験をさせてあげている友人が欲しがっている物だらけだった。

「玄関に置きっぱなしは困るなー!」
「物置か、 以前に留学生支援の布団などを仮置きした時につかった、奥の部屋に片付けて欲しいです」とメールしたのだった。

 まあこのメールは「友人がやったことだろう・・・」の僕の勝手な推測を元にしての事だけれども、 そのメール連絡を受け取った友人は「オラはやってないのに、勝手に疑って、あれこれ言ってくるのは迷惑だ!」と感じた様です。

 *** メールの返信 ***

玄関の荷物 :

スキーのウエアーを届ける旨の電話が
大家さんから半月前ほどにありました。
その時連絡すれば良かったのですが、
何時こちらに来るのか分からないが、
こちらに来るついでに置いていく
ということでした。

牽引車両 :

私も畑に行く通路に大きな物が置いてある
ことも知らないで、
誰が置いたのかも分かりませんでした
後で隣の方が置いたと分かりましたが、
私の知らないうちにそうなっている
こともあります。
疑われると非常に困ります。


 まあ俺のメールの文面もぶっきらぼうで「オラの事を疑っているのか?」と不愉快な気分にさせたのかもだけど、

 たしかに玄関先の荷物については、荷物を置いたのは貴方だろうと推測して(疑って)「片付けてね」口調のメールでした。 しかし、牽引車両については確認の気持ちでのメールだったのですがね。

 こんな事でお互いが不愉快な気分を持つ様だったら、 安曇野の借家の利用はもっと割りきって 「俺が借りているんだから、 俺だけで使う」そんな形にした方が良いのかもね。
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