4月の降雪@草津温泉

2014-04-06 18:47:29 | 国内旅行と山歩き
 昨日の天候は晴れ、夜になっても空には星も月も見えていた。 ユースホステルの駐車場に置いた車の中、後部のドアを持ち上げれば直ぐに雪の結晶の撮影に取り掛かれるように撮影装置をセットアップしておいて、11時過ぎてから就寝。

 相部屋は毎週末にスキーに来ているらしい男性2人。
一人は寝具にくるまり、もう一人は布団を蹴飛ばした寝姿を見せていた深夜の2時過ぎた頃にベッドを抜けだして屋外に出てみたが、空は雲に覆われていたものの、降雪はまったく見られなかった。 しかたなくすぐにベッドに戻りました。

 朝の明るさで目を覚まし、 時刻を確認すると6時を少し廻っていた。 部屋のカーテンを少し捲って外の様子を覗うと、昨夜は黒かった地面にウッスラと白く降雪が・・・ そこで急いで羽毛服を羽織り、防寒用の帽子をかぶり外に出た。 東側の建物に隠されているものの太陽は既に出ている明るさを感じた。 そんな明るい空からはチラチラ雪片が舞い落ちていました。

 車の中から急いでこうもり傘を出して、広げて地面に置いてみると、六花に結晶した雪片が傘の布地の上に見て取れました。 兎に角「広げた傘に落ちてくる雪片の全てが六花の結晶状態」夢に見た好条件です。 風もごく弱く、跳ね上げた後部ドアの下に置いた撮影装置にはほとんど風や降雪の影響は受けず写真撮影にとっても、かなりの好条件です。 気がかりは外気温が-5℃を下回らず、試料台に載せた雪片が溶けて変形してしまうことだけ。

 そんな中で撮影した雪の結晶を写真をご覧下さい。 Topのそれは、フォーカス合わせの最中に不注意な僕の呼吸が試料台上に載せた雪片に当たり、その呼気に含まれた水分が結晶の表面に付着したと思われる細かな粒々が乗ってしまった雪華です。

 そしてこれは今回撮影した中で、もっとも形の整った雪の結晶です。

 7時を過ぎて東側の建物の上から太陽が顔を出してしまいました。 試料台の上の雪片が形を維持する時間も少なくなり、降る雪の量も随分少なくなって来たので、 撮影を止めて朝食が始まっていた食堂に僕も入って行きました。

 撮影装置2号機の使い勝手はまずまずでしたが、問題点も幾つか見えてきました。 また暫くはその対策で遊んで見る積もりです。 

 
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