新年が明けて早2週間近くが経ち、7日間の大正月も過ぎ、今日小正月の最終日曜日を迎えた、全国各地では書初めや餅付をしたり、新年の無病息災・五穀豊穣を祈って、各家庭の正月の門松やしめ飾りを持ち寄り、青竹・藁(わら)・杉・檜(ひのき)の枝で組んだやぐらで燃やす“とんど焼き”の行事が行なわれることだろう!この行事は“とんどさん”と呼ばれ、新年の福徳の方角を司る歳得の神“恵方神(須佐之男命のお妃・櫛稲田姫命)”に因(ちな)んでいるらしい、今年の恵方は南南東のようである!・・・
ここ加古川は朝からどんより曇り、今夜からまとまった恵みの雨になるそうな、まだ正月気分明けぬ都大路では、全国高校駅伝で御馴染みの全長42.195kmのコースが年末に続き今日また熱くなる、これを中学生2区間(3区と8区の3km)を含む9区間(1区6km、2区4km、4区4km、5区4.1075km、6区4.0875km、7区4km、9区10km )をタスキを繫いで、“熱い女の戦い”が繰り広げられる“皇后盃第31回都道府県対抗全国女子駅伝”が開催される!・・・
12時30分に西京極陸上競技場をスタートし、五条通りから西大路に進み平野神社前までの1区6km→烏丸鞍馬口までの2区4km→丸太町河原町までの3区3km→北白川山田町までの4区4km→京都国際会館前宝が池通りの折り返しまでの5区4.1km→北白川別当町までの6区4km→丸太町寺町までの7区4km→烏丸紫明までの8区3km→ここから最長10kmエース区間をアンカー達は一気に西京極のゴールを目指してひた走る!・・・
12時30分、気温7.5℃湿度66%、ほぼ無風、薄曇りの西京極を47チーム1区(6km)ランナー達がスタートして行った、鹿児島が神奈川、岡山、愛媛を従えて入りの1キロを3'07"で通過した、五条を2.2キロ行ったところを左折し西大路を登っていく、愛知が先頭にたち3キロを9'21"で通過する、我が兵庫は佛教大の竹地志帆が走っているはずだ、今、愛知と鹿児島と岡山が少し大きな第2集団から抜け出している、鹿児島女子高の2年生、上原がスパートして単独トップに立った、あと500mだ、すでにタスキを手にしている!・・・
鹿児島の上原美幸が歴代2位19'00"の区間賞のトップで2区(4km)へ繫いだ、2位+11"で岡山がつづく、そのあと次々と+23"で群馬、愛知、大阪、神奈川などがつづく、兵庫は9位で須磨学園の横江里沙へ繫いだ、あっ、岡山の天満屋の翁田あかり(おうた、18歳、西脇工OG)が鹿児島を抜き去り、2キロ過ぎで10秒差とした、3キロ手前で堀川通りにはいる!・・・
2区区間賞12'31"で翁田あかりが駆け抜けた岡山がトップで中学生区間3区(3km)に繫ぐ、2位+21"で神奈川と愛知が雪崩れ込んでつづく、4位で三重が繫いだあと、兵庫が5位+35"で大久保中の安藤富貴子に継いだ、6位の千葉のあと、京都が7位に上がってきた!そのあと大阪が8位で高松ムセンビに繫いだ!・・・
あと1キロ手前で8位で受けた大阪の高松ムセンビが4位に上がってきた、兵庫が5位から2位に上がった、大阪の高松望ムセンビが兵庫をかわして3区区間新9'10"で走り切り、トップ岡山に次いで2位で4区(4km)へ繫いだ、兵庫が3位で立命館大の薮下明音に繫いだ、4位で神奈川が、5位で愛知が、6位で群馬が、7位で京都が、8位で静岡の順でつづいていった!・・・
岡山・興譲館の河内が2位大阪との差を広げて白川通りに入る、そのままトップで岡山が5区(4.1075km)へつなぐ、2位+10"で大阪が、3位+15"で兵庫が須磨学園の太田琴菜へ繫ぐ、松山祥子が12'55"の区間賞の走りを見せて神奈川が4位で継いだ、5位で静岡がつづいたあと、6位+47"で千葉が繫いだ!・・・
トップ岡山が叡山電鉄の跨線橋を降る、あと700m、トップ岡山が宝ヶ池通りへ入る、折り返し地点が目の前にある、タスキをとってトップ岡山がスパートして6区(4.0875km)へ渡した、大森菜月が13'02"の区間賞で走りぬけ大阪が2位+4"でトップ岡山につづいた、3位+17"で兵庫が須磨学園の福田有以に繫いだ、4位神奈川のあと、5位+49"で千葉がつづく、6位で静岡が、7位で京都が、8位で愛知がつづいた!・・・
1.5キロ手前で大阪が岡山を捉えて先頭に立った、兵庫と神奈川も岡山をかわして大阪を追う、2.5キロで兵庫と神奈川が大阪を捉え3チームのデッドヒートがつづく、千葉が岡山を抜いて4位に上がる、兵庫の福田がトップ集団から抜け出し単独トップに躍り出た、そのままトップで兵庫が7区(4km)の姫路商高・林田みさきへ渡した、兵庫の福田有以が6区を12'54"で走りぬけ区間賞を獲った、2位+3"大阪と3位+4"の神奈川がつづく、少し空いて4位で千葉が繫ぐ、5位愛知、6位京都、7位静岡、8位岡山の順でつづた!・・・
タスキリレーから直ぐまた兵庫と大阪と神奈川が並んだ、中学生区間8区まであと800mとなる、兵庫が少し離された、大阪の松田がスパートして単独トップで8区(3km)へ渡した、7区を12'23"で激走した大阪・薫英女学院の松田端生(みずき)が7区の区間賞を獲った、2位+10"の神奈川のあと、3位+12"で兵庫が大久保中の萬代美沙へ繫いだ、4位+1'05"で千葉が継いだ、そのあと5位愛知、6位京都、7位静岡、8位鹿児島がつづく!・・・
1.6キロで神奈川の木下がトップ大阪に並んで僅か前に出た、3位兵庫の萬代が少し離されていく、あと270mで大阪の由肥がスパートとしてトップで9区(10km)アンカー徳田にタスキを託した、並ぶようにして神奈川が2位で吉川に繫いだ、そして3位+9"で兵庫が小林祐梨子へすべてを託した、+1'14"で4位の千葉が新谷へ繋がった、5位静岡が、6位愛知が、7位京都が、8位群馬がアンカーにつなぐ!なんと5位で繫いだ静岡の石野優季が9'54"で8区区間賞を獲った!・・・
あっ、西大路へ入り3キロ手前の金閣寺道を吉川が単独トップで通過していく、神奈川と大阪との差が+4″と次第に離れていく、中間点を過ぎトップ神奈川と2位大阪と差が+6"となった、3位兵庫の小林の後ろに4位千葉の新谷が迫ってくるのか?否、まだ+42"でその差は大きい、6キロ過ぎて3位兵庫とトップ神奈川との差が+17"に縮ってきた、かつての佛教大エースの群馬・西原加純が7位で前を追う、トップ神奈川の吉川が五条通りへ入る、+17"で大阪も五条通りを右折する、その直ぐ後を兵庫の小林が大阪に迫る、直ぐ兵庫の小林が大阪をかわし単独2位へ上がった!・・・
ゴールまであと1.3キロだ、このまま神奈川の吉川が逃げ切るのか、泣きそうな顔で取り付け通りへ入る、そして駅伝ゲートをくぐり、トラックを1周していく、大会新のタイムでゴールしそうだ、第3コーナーから第4コーナーを回った、そして神奈川の吉川美香がガッツポーズの笑顔で26年ぶり2回目の優勝テープを切った☆なんとタイムはこれまでの大会記録2°14'58"を破る2°14'55"の大会新記録だった☆吉川の実力は実に安定している!関東勢の優勝は第16回以来15年ぶりであった!・・・
そして我が兵庫の小林祐梨子が2位2°15'18"のタイムでゴ~~~ル☆歴代3位に残る好タイムだった☆3位でフィニッシュした大阪のタイム2°15'24"も歴代5位となる好タイムだった!そして新谷仁美が区間賞31'17"で走り切り千葉が2°15'46"のタイムで4位でゴールした、その後、県歴代最高5位2°16'36"で静岡がゴールする、6位2°17'17"で愛知が、7位2°18'05"で群馬が、8位2°18'19"で東京が、9位2°18'29"で京都が、10位2°18'35"で岡山がフィニッシュしていった!来週は広島で全国男子駅伝がある!・・・
今夜の八重の桜~第二話“やむにやまれぬ心”も大いに楽しませてもらった、特に目を見張ったのは、山本八重の幼少期を演じた鈴木梨央(7歳)の自然にかもし出される名演技だった、特に会津藩砲術師範の父親・権八とのやり取りが真実味を帯びていて、とても演技とは思われず引き込まれた、久しく江戸に滞在していた兄・覚馬が会津若松に帰郷した時、そこに待っていたのは梨央ちゃん・八重ではなく、はるか・八重だった、もう少し愛くるしい梨央ちゃんで引っ張ってもらいたかった!次回の“蹴散らして前へ”も楽しみ~~~・・・