２７日日曜日、夜からここ加古川は突き刺さるような激しい吹雪きとなっていた、家の中に居て気付かなかったが、早めに切り上げてハチ北の山から家の近くまで帰ってきた長男から携帯電話が入り、加古川も吹雪いていると知らせてくれた、長男のために門を開けようと外に出て見ると、あっ！肌に刺さるような横殴りの硬い雪が吹雪いていて、もうすでに辺り一面は白銀の世界だった！加古川に降る雪は何年ぶりだろうか？・・・
また心配していたように、長男はすでにノロに感染していた、しかし症状は軽く、小生のものと似たり寄ったりだった、山で何回か嘔吐したらしい！翌朝、次男も長男も元気に出勤した後、ゴミ捨てに行った、一晩降り続いたのだろうか？近所周辺は雪に覆われ、道路にはパリパリの雪が残っていた！我が家の庭にも薄っすら積雪が残っていた、水道は凍ったままだったが陽が高くなるに連れて屋根からは氷のように固まった雪が溶けて、雫（しずく）が絶え間なくポタポタと滴（したた）り落ちていた！・・・
今日昼食後、純と愛にひきつづきNHKテレビを観ていた、連続クイズHold On！のあと、 スタジオパークからこんにちは（MC：永井伸一アナ／田代杏子アナ）に型破りな作曲家人生を歩んできたと紹介される冨田勲（とみた いさお、８０歳）氏がゲストとして招かれていた、このオッちゃん誰だろう？彼とは余り面識はなかった、歯を磨きながらなんとなく観ていると、彼はただの作曲家や編曲家だけでないことが分かった、なんと、彼はシンセサイザー（電子音合成装置）を巧みに操り音楽音を造り出すシンセサイザー奏者であり、またシンセサイザー作曲家であった！・・・
そのうえ、冨田氏はその道では彼の右に出る者が無く、“音の魔術師”とか“音楽の革命児”と呼ばれ、シンセサイザー・アーティストとしての草分け的存在であった！また富田氏の名声は全米に行き渡り、スティビー・ワンダーやマイケル・ジャクソンをあっ！と驚かせるほど、音楽界からは尊敬される地位・名声を得ていた！なんと、マイケル・ジャクソンが突然、冨田勲氏宅に逢いに訪れたらしい！そして彼の曲にシンセサイザーの作曲を依頼したらしい！・・・
冨田勲氏はこの度、シンセサイザー・アーティスト人生の集大成として、Billboad Classics冨田勲の新製作“イーハトーヴ交響曲”を作曲し発表した！なんと！もうすでに2012全米ヒット・チャートNo1にランクインされていた！凄い・・・・・・
ステージには指揮者、管弦楽団、シンセサイザー奏者、初音ミク、大合唱団が一体となってコラボされた演奏が繰り広げられてゆく、そのイーハトーヴ交響曲の名曲は宮沢賢治が愛する岩手の理想郷“イーハトーヴ”の不思議な童話の世界を見事に描き挙げた☆２０１２年１１月２３日（金・祝）に東京オペラシティ・コンサートホールで、そのライブが世界初演・生中継されていたのである！・・・
その模様を一部始終収録したハイビジョン録画がネットで流れた、スタジオ・パークの番組内でその一部だけが紹介された、小生、その素晴らしい演奏に吸い込まれていった！フィルハーモニア管弦楽団を、かつて加古川第九を指揮してくれたことのある大友直人（５４歳）氏が指揮した、管弦楽団の後ろの雛壇で成人混声合唱団が美声を響かせ、美しいハーモニーを作った、その上、左右にあるバルコニー・ステージに女の子が中心の少女少年混声合唱団が陣取って童声（わらべごえ）を奏（かな）でていた！・・・
そして左右の少女少年合唱団の間にあるスペースに初音ミクが登場した！舞台の若手シンセサイザー奏者によって命となる音声と動きが、３Dアイドル・キャラクター“初音ミク（はつね みく）”に吹き込まれていった！すぐミクは空中に浮かびAKB４８のように愛らしく歌い、軽快に踊りまわった！この全編“音で描く賢治の宇宙～冨田勲×初音ミクの異次元コラボ～”が、来る２月３日日曜日夜１０時から、NHKEテレ特集で放送される！・・・
スタジオパーク終了後、直ぐ書斎に上がって、ネットで調べ、そのハイビジョンDVD録画を突き止めた！そして“イーハトーヴ交響曲”を１楽章から５楽章？まで全編を観てしまった、おまけに、そのあとのアンコール曲まで冨田ワールドを堪能した！２月３日の放送も楽しみだ！是非、読者の皆さんもご一緒に・・・
下のURLをクリックして最上段左端にある最初のDailymotion のものを選択してください！そうすると“イーハトーヴ交響曲”全楽章を視聴できるでしよう！・・・
