Okanagan's Twilight Days

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ガッテン!肝炎ウイルスに関するあるチェック! 2018年5月26日

2018-05-26 10:04:28 | 日記・エッセイ・コラム

今から行き成り肝炎ウイルスに関するあるチェックをすることにしよう、突然ここで、古き良き年代の、ある映像が流れた、皆さんは、これらの映像を覚えているだろうかな?古い順に云うと1950年代の小生世代には懐かしい力道山のプロレス試合の映像、1975年当時、一世を風靡(ふうび、なびかせること)した子門真人(しもん まさと)が歌う“泳げ、たいやきくん”の映像、そして1988年開催のソウルオリンピックの3本の映像が流れた、これら3本の映像の年代とHCV(C型肝炎ウイルス)の予防注射器との深い関係があったのだ!・・・

  

パネラーの一人、ヨネスケさん70歳の様に当時を生き抜いた人ならピ~~んと気づいたことでだろう、1950年には“ツベルクリン結核予防接種”と、陽性の場合はBCG菌予防ワクチン注射が始まり、そうです、当時は、1988年まで、何のウイルス感染の対策がなされないまま、ツベルクリンに限らず同じ注射器の使い回しが平然と行われていた!勿論1988年1月以降は禁止になったが、この注射の使い回しによって肝炎ウイルスは多くの人達に感染していったと考えられる、今現在、1950年から1988年1月以前に生まれた30歳以上の日本人、およそ9000万人が、この条件に該当するようである!・・・

   

また注射器の使い回しの他にも、輸血・母子感染・カミソリの使い回しなどが肝炎ウイルスの感染経路として挙げられいる、心当たりがある人は、直ぐにでも、肝炎ウイルス検査に行こうと心配になって来たのではないでしょうか!でも、現実は違っていた、次の衝撃のデーターを観てみると分かる・・では、これまでに、30歳以上の人がどれくらい肝炎ウイルス検査を受けて来たのだろうか?30歳以上2万人の統計を取った内訳を観てみると、自ら受けた人が17.7%で、1993年以降、多くなったC型肝炎検査で、自分で気付かないうちに受けた人も含めて、出産や手術で受けた人が30.4%いたが、何と、 全く受けていない人が51.9%もいた!ふぎょぎょ・・・

   

そこで今、肝炎ウイルス検査を知らず、また知っていても受けずにいる人たちに、その肝炎ウイルス検査の大切さを世にアピールするため、厚労省は ポスター”貴方は肝炎ウイルス検査を受けましたか?”を作ったり、他にも様々な取り組みを行ってきた!一度、厚労省のサイトにアクセスしてその詳細に目を通してみてはいかがでしょう、兎に角、肝炎の感染に気付かないままに放置すると、肝硬変や肝癌などの重い肝臓病を発症するリスクが高まりますぞ!一度、市区町村での地域健診、最寄りの保健所や委託医療機関で、まず簡単な血液検査を受けてはどうでしょう、もしHCVの結果が陽性と出たなら、肝臓病の専門医療機関で精密検査を受け、医療費助成制度のあるインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療を受けてみよう!・・・

   

既にお分りでしょうが、兎に角、早期発見と早期治療が肝心ですぞ、皆さんは、前々回5月16日付の癌予防対策~その1で、肝炎ウイルス感染と肝臓病が一番多い佐賀県のとある駅構内で、一人佇(たたず)み、通勤者たちにビラを配り、肝炎ウイルス感染予防の重要性を啓蒙運動していたある大学の医学専門家である男性のことが気になりませんか?彼の横に立っていた看板には、ぼかしが入っていたが、実は、そこには『肝炎ウイルス検査早よぅ~受けんね!!20歳以上、佐賀県在住、初めての検査、それらの条件が揃えば無料ばい!〇〇〇センター』と書かれていた、では次回は、その男性に焦点を当ててお伝えすることにしましょう・・・

 

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