Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

二つのグッドニュース☆ 2009年11月27日

2009-11-27 08:33:17 | 日記・エッセイ・コラム

今朝のNHKラジオ朝いちばんでネパール・カトマンズ在住の日本人女性ジャーナリストからエベレストの麓、標高5000mにある氷河湖をスタートし標高3000mまで下る35km山岳マラソンの現地レポートが入った、世界に地球温暖化をアピールするために開催されたようである、彼女本人も参加したが酸素量が平地の半分と薄く大変だったらしいが美しい山麓を眺めながら楽しく充実した一日だったとか・・・

実はその湖は一昔前まではヒマラヤ氷河の中にぽつんと密かに存在する水溜りのような小さいものだったらしい、しかし年々氷河の氷が溶けだし今では巨大タンカー150杯分の大きな湖に膨れ上がり、決壊の危機が出てきて麓の村々を恐怖におののかせている、今世界のあちこちでこのような地球温暖化の現実が人類につきつけられていることは周知の通りである・・・

そんな中この12月7日に迫ったデンマーク、コペンハーゲンで開催される第15回40カ国気候変動枠組条約締約国会議(COP15)へ提出する中国政府からのCO2排出量削減数値目標、2005年対比GDP(国内総生産)当たり40~45%を出してきた、GDPを低く設定されればCO2排出量の増加傾向は否めないらしいが、大気汚染は先進国の責任であると都合のいい時には後進国を主張し責任回避してきた中国にしては大きな前進と言ってもいい、ちなみにアメリカは2005年比17%減、1990年比4%と低く、2050年まで80%削減するという長期目標重視のようである・・・

もう一つのグッドニュースは、肝炎対策基本法案が昨日午後の衆院本会議で可決され☆☆参院に回され今国会で成立する公算が確実と成った☆☆高額な医療費を伴うC型肝炎ウイルス(HCV:Hepatitis C Virus )のインターフエロン治療、B型肝炎ウイルス(HBV:Hepatitis B Virus )の抗ウイルス薬治療に夢に見た医療費助成がなされ大きな経済的負担が軽減される事と成った☆☆

血液・唾液を介して感染し慢性肝炎を発症すれば肝硬変と肝細胞がんに進展する、特にC型肝炎は輸血(成分輸血を含む)・血液製剤(血漿分画製剤)・注射器の使いまわしなど医療によって引き起こされ全国的に感染する“医原病”である、B型肝炎/C型肝炎ウイルスと戦う合わせて350万人もの肝炎患者達への大きな生きる望みとなった☆☆喜びの記者会見に臨む福田衣里子衆院議員の目から大粒の涙が溢れていた・・・

<script type="text/javascript" src="http://www.gomenne.jp/js/blogparts/wrap_04.js"></script>

昨日在日アメリカ駐留軍経費への日本側負担(1970年金丸信防衛庁長官時代始まった思いやり予算)額が民主党連立政権によって公表された、世界に点在する他国の米駐留軍思いやり予算に比べれば、日本のが2009年度額1928億円(ピーク時1999年には2756億円もあった!来年度も1233億円を要求しているらしい)と余りに突出している唖然とした!!2番目に多い韓国などは40億円ほどではなかっただろうか、小生思うに、日本政府は今、日米安保条約など破棄してもいい気構えで、沖縄にとどまらず在日米軍駐留軍基地を削減する方向に向かってはどうだろうか?出来ないものだろうか?・・・

日米安全保障条約は1960年昭和35年7月、小生が高校を卒業した年である、当時の岸信介自民党内閣と米アイゼンハワー大統領との間で交わされ成立した、しかし10月岸内閣を受け継いだ池田勇人内閣で世論が高まりその改正・破棄がなされても良いことになったはずである、1968年から1969年にかけて日本中に湧き起こった日米安保反対の全共闘運動のうねりが収まると、その後2009年に至るまで“アメリカ様アメリカ様のご加護で日本は安泰”という風潮が浸透しこれまで何の改正もなされてこなかった!日本国民の声が上がれば改正/破棄どうにでも成る事では無いだろうか??・・・

自民党政権によって提出された3兆円にも及ぶ普天間移転に係わる米海兵隊員8000人とその家族9000人のグアム移転(2014年までに完了を示唆した)やKC130空中給油機岩国基地移転も含む米軍再編成関連予算と米軍再編特別措置法案は勿論新政権下に置いては白紙に戻されているだろうが、岩国市には移転の見返りとしてもうすでに総工費81億円のうち予算に組み込まれた49億円の一部2年間分が新庁舎建設に支払われているらしい・・・

普天間基地移転先候補に挙がっている米軍キャンプ・シュワブがある名護市辺野古崎(決してそこのジュゴンの生息地となっているサンゴ礁だけは犯してもらいたくない!!)への移転建設費用が更に1兆円が掛かるとされている、このまま米国防省の要求通りに行くと国防費は膨らむばかりである、なんとか普天間基地移転そのものを白紙に戻せないものか!!その前に日米安保条約改正交渉に持ち込めないものだろうか??

今日、枝野幸男衆院議員統括のもと9日間に渡る概算要求の無駄洗い出し行政刷新会議447事業仕分け作業全日程が終わった、公益法人・独立行政法人からの基金返納額9269億円と削減額6829億円を合わせて総額約1兆6000億円の仕分け効果をあげて、国民88%もの支持を受けて成功裏のうちに幕を閉じた、これまで自民党政権下で隠れていた多くの無駄を暴露していった彼等必殺仕分け人達の情熱溢れる仕事振りには頭が下がった、なかでも同タイプのダミー組織を幾つもつくり仕事を下請けに丸投げし、役員だの局長だの参与だの参事だのいってもっともらしい役職に納まって法外な給与・退職金として国税から吸い取っている高級官僚がガラス張りになっただけでも大きな意味があったと言える☆☆

国内格安旅行はJ-TRIPツアー!北海道から沖縄まで旅行情報検索サイト!<script type="text/javascript"></script>

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3回国際千葉混合駅伝20... | トップ | 王者・内藤、6度目の防衛戦... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事