Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

バンクーバー冬季五輪最終日 2010年3月1日

2010-03-01 21:06:28 | 日記・エッセイ・コラム

先ほど雨の松が井の水公園から10個のポリタンクにタンとタンとミネラルウオーターを汲んで帰って来た、どんより曇っていたものの、出かける時は雨は降ってなかったが途中から降り始め、奥荒田・高坂峠はしっかり雨になっていた、家内が雨を嫌がったので小生一人で12本だけ汲み、残り60本ほどのペットボトルには汲まず日を改めて来ることにした・・・

帰りの車の中でラジオ関西“谷五郎のこころに効くラジオ”を聴いていると、中野涼子アシスタントが小林範仁(のりひと、27歳、東京美装)のAmebaブログを読み始めた、小林範仁といえばそうです!!この度のバンクーバ五輪3日目ノルディック複合個人7位入賞など複合で活躍したあの小林選手である、彼がブログのなかでこの度の奮闘記を、客観的視点で自分を見つめながらユーモアを混じえて、こと小まめに書いていたのに驚いた、一度目を通して見ては如何でしょうか、実にユニークなキャラを持ち合わせたアスリートである・・・

ウイスラーオリンピックパークでの最後のレースとなったスキーのマラソン、クロスカントリー男子50kmクラシカルに53名の参加者とともに日本の成瀬野生(のぶ、25歳、岐阜日野自動車)が挑んだ、成瀬はすでに15kmフリースキー、男子団体スプリント、そして男子距離複合にも出場してきた、廻りの景色を懐かしむように周回10キロのコースを5周して2°10′59″のタイムでゴールした、結果は35位に終わった・・・

屋外でもう一つの聖火台が燃えて来たCanada Hockey Place では今大会最後の競技となるカナダとアメリカとの“氷上の格闘技”アイスホッケーの熱狂した決勝戦が行なわれた、カナダはこのアイスホッケーを国技としていて、アメリカを中心とする北米プロアイスホッケーリーグNHL(National Hockey League )に多くのプロアイスホッケー選手を輩出している、NHLの1チームとして加盟するVancouver Canuks がこの会場をホームグランドにしているはずである、40年前小生がバンクーバーにいた頃はPacific Coliseum であったが・・・

トリノで味わった準々決勝でのロシア戦敗退の屈辱!!今回リベンジに燃えたカナダは世界一をかけてアメリカに挑んだ、3ピリオドに渡る接戦に決着が着かず延長戦となった、カナダのスーパースター、クロスビーが決勝点を叩き込んみ3-2で金メダルを決めた!☆女子とともにアベック金メダル獲得である!☆この勝利にさぞカナダ全土が歓喜したことだろう!☆その光景が目に浮かぶ!☆

小生もカナダ在住の5年間の若かりし頃度々アイスホッケー場に出向き熱狂した、カナダではどんな小さな町でもWHL(カナダ/アメリカ西部地区マイナー・リーグ)に属するアイスホッケーチームがある、小生が通っていたKooternay School of the Arts があった人口9000人のネルソンにも“Nelson Leafs”があった、College of New Caledonia に通っていた人口7000人のプリンス・ジョージにも“PG Cougars” があった・・・

もちろんバンクーバーにもNHLとは別にWHLのチーム“Vancouver Giants” もあった、試合のある夜は必ず観戦に出かけゲームに熱狂していた、NHLリーグの試合はテレビ中継されるのでテレビ観戦していたっけ・・・

前回の覇者スウェーデンをはじめとする世界ランキング9位までは予選リーグなしで五輪出場が決まる、国際アイスホッケー連盟IIHFによれば日本はランキング22位らしい、12カ国出場に絞られる五輪予選リーグで五輪出場をかけてドイツとオーストリアらと戦ったが日本は完敗で敗退してバンクーバー五輪に来れなかったのが寂しい・・・

何故?日本マスコミと国民はショー的要素の強いフィギュアスケートにあんなにまで片寄った感心を寄せるのだろうか?煌(きら)びやかさに群がるマスコミに小生腹立たしささえ感じてしまう、他のスポーツ的要素の強いウインタースポーツにも感心を払って貰いたいものである・・・

企業内廃部が目立つ日本アイスホッケーリーグの弱体化の影響もあるだろう、コクドは、王子製紙は、西武鉄道は、日本製紙クレインズは、雪印は、日光アイスバックスは大丈夫だろうか?財政的に苦しいながらウインタースポーツに関心を寄せる日本企業は全力を挙げてアスリート達を支えている、その姿には頭が下がる・・・

全ての戦いを終えBC Place で華々しく閉会式が行なわれた、開会式で立ち上がらなかった4本目の氷柱がピエロのマジックで定位置に納まり改めて聖火が点灯された☆☆各国の旗手とともに浅田真央が日の丸を掲げて聖火台を囲んだ、そして戦い終えた各国の戦友たちが入場した、カナダの象徴“メイプルリーフ”をイメージしたアトラクションのステージがきらびやからに繰り広げられた☆☆キラキラキラ・・・

2014年冬季五輪開催地ロシア・ソチSochiのプレゼンテーションのあとIOCロゲ会長から五輪旗が手渡された、会場に上から白→青→赤のロシアの国旗が掲げられた、そして17日間灯された聖火が静かに消されて行き・・・17日間の多くの感動のドラマを残してバンクーバー冬季五輪の幕が降ろされていった・・・ありがとうバンクーバー☆さようならバンクーバー!バンクーバーよ!さようなら!☆

今夜から2週間14日まで毎晩、東大寺二月堂の舞台にて“お松明(たいまつ)”の乱舞が観られる☆多くのギャラリーが集まり有り難たそうに火の粉を浴びる、奈良のお水取りとして知られるこの行事は11人の修行僧が世の罪に穢(けが)た人々にかわって罪の懺悔(ざんげ)をし天下泰平をお祈りするというものである、その際修行僧の先導役を務める若い衆がパッ~~~と派手に僧たちを元気づけるために、燃え盛る6mものお松明をかついでお堂の舞台を走り回るらしい☆さぞ楽しかろうに・・・

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