Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

軍師官兵衛、第30話“中国大返し~前編!” 2014年7月27日

2014-07-27 16:10:07 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜、スッカリ日課になった夕食後のウオーキングに出た、8月3日日曜日夜7時30分から一級河川・加古川は水管橋下の河川敷で5000発もの花火が打ち上げられる、加古川市民の風物詩“第43回加古川夏まつり花火大会”を控えて、今加古川のあちこちの町内では、明るいボンボリと賑やかな人の声と拡声器の音楽が流れて夏祭りの花盛りとなっている☆グリーンシティでも、良野でも、北在家でも大いに盛り上がっていた!昼間26日と27日には加古川大堰のレガッタ・コースでは“21回加古川市民レガッタ”が開催されている!・・・

小門口の辺りまで帰ってくると、ニッケパークタウンの会場から、はけた市民の大群がドオ~~~と寺家町商店街へ流れ込んで来た!露店も並んだ寺家町商店街は人の波で溢れた!JR加古川駅へ通ずるベルデモールに出ると、車の交通は遮断されて更に多くの人出でごった返していた!?乗りの良いヒップホップ、レゲーのダンス音楽が響いてきた!少し駅の方へ行くと大型トラックの横に大きなステージが設置され、そのフロアでは、ブレイク・ダンスのパフォーマンスの真っ最中だった!男女混合、男子のみ、女子のみ、キッズ混合などのグループがひっかえとっかえして踊って行った!全54のチームが踊り終えた、カメラを忘れたのが残念 ! 9時8分に終了し帰路についた!素晴らしいショーだった!満足満足・・・

信長を討ち果たした光秀は安土城に入り天下取りに名乗りを挙げていた!一方、「これより京に上り、謀反人・光秀を討つ!我等が織田信長様の敵を討つのじゃ!」、毛利と和議を結んだ秀吉軍は6月6日午後、備中を出発して7日間!激動の中国大返しが始まった!備前・亀山の沼城に先回りしていた九郎右衛門が指揮を執り、7日の夜、中国大返しの先陣・秀吉一行を迎え振舞った、握り飯に着けて食べる味噌も用意していた!生きの良い交代の馬も用意していた!直ぐ出発して夜道を急ぐため山道を照らす無数の松明も立てていた!・・・

6日に出発して80kmの道のりを秀吉軍は1日で走破して職隆と光らが待つ姫路の城に天正十年(1582)6月8日朝に到着した!『兵庫の助、馬に水を与えよ!』、長政も途中休息所を設けて黒田軍を援護した!姫路から駆け付けた又兵衛も官兵衛に合流した!しんがりを務める官兵衛率いる黒田軍もその日に姫路に入って秀吉軍に合流した、その日は全員の志気を保つため姫路城内で休息して9日との朝、出発することとなった!秀吉は援軍を募る手紙を書きつづり畿内の武将たちへ送ることにした!・・・

秀吉は倉守りの佐吉こと三成に命令した!軍資金、金800枚、銀750貫目を一文残らず、また手持ちの米8万5千石も兵たちに配ってしまえ!なんと太っ腹なことぞ・・・勇ましく跳ねっ返りの小六の娘・お糸に長政と又兵衛が出会った、あの“御馳走さま”の希子だった!まだ官兵衛は次男の熊の助にあおうとしなかった?そのうち、評定(会議)が始まった、『9日の朝に姫路を出立して一気に兵庫まで兵を進め、明智が行く前に、摂津の大名をこちらへ呼び込みましょう!更に明智を揺さぶり、数日中に京に上ると光秀に知らしめるのです、此度の戦は上様の“ともらい”であるため!つまり義は我等に御座います!』・・・

『我等が義をもって攻め上れば敵・味方を問わず、堂々と胸が張れます!味方の士気は上がり、敵の志気は一層下がりまする!』、「分かった!早速、明智に伝えおこう、大役じゃが使者は誰に致す?」、井上九郎右衛門に決まった!お任せを!そこへある僧侶が入って来た言った、明日発たれるは出でて二度と帰れぬ悪日に御座いますれば!秀吉はそれを笑い飛ばした!「それは吉報じゃ!我等、上様のために死ぬ覚悟!生きてこの地に戻ってこようとは思っておらん!故に明日はまたとない吉日じゃ!」・・・

『あれは狂言ですな?』、「志気が下がる様な、あらぬ噂は打ち砕くのが一番!これで士気も上がっただろう!?」、『大いに高まりました!明日は全軍火の玉となっての出陣となりましょう!』、「官兵衛、光殿におうたか?」、『何を急に?』、「おうておらんのか?官兵衛は固いのう!」、はたと身内のことに気づいた官兵衛は父上・職隆に礼を言いに行った、いよいよ明日は出陣じゃのう、それなのに何故、光を避けておる?同じ城に居りながら逢わぬつもりか?意地をはるな!官兵衛!襖の向こうに光が待機しておった!・・・

『ここは屋敷では御座いませぬ!生きて帰られぬともしれない大戦の前に、わたくしはともかく、この子にだけはお会い頂きとお御座います、熊の助で御座います!』、すくっと官兵衛は立ち上がり襖を開けようとするが出来ず座り込んだ、職隆が善助を促した、はあっ!善助は裏へまわって熊の助を抱いて兵衛の前に現れた、殿!善助は熊の助を差し出した、官兵衛はシカっと熊の助を我が手で抱いた!思わず笑みがこぼれ『熊の助!』と呼んで頬を寄せた、襖の向こうの光に言った、「光、わしが間違っていた、秀吉様は生きてこの地に戻らぬと仰せられたが、わしは勝って必ず戻ってくる!この子のためにも!」、『はい、お待ちいたしております!』と二人は暫しの別れを告げた!・・・

その頃、光秀は京・下鳥羽の陣所で、公家衆の挨拶を受けていた、この度は次期将軍様の御尊顔を拝し奉り恐悦至極に存じ奉ります~~!「ははは~~、じゃれ事を!それがし、将軍になる積りなどありませぬ!」、否、天下を治めることが出来るのは明智様を置いて他に居られません!「本日は宮中に銀500枚を献上致します!」、銀500?さすがは明智様!帝(みかど)もさぞ喜ばれますやろう!「洛中楽愛?の寺社にご寄進を致し、都の民たちの税は無いものといたします!」、みんなが喜ぶ!良き世の中になりますな!「さよう!信長の世が終わり、この国がより一層豊かな国となりまする!」・・・

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