Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

王者・内藤、6度目の防衛戦となる亀田家との因縁対決に今晩臨む 2009年11月29日

2009-11-29 17:04:43 | 日記・エッセイ・コラム

今晩7時55分より4chTBSで世界タイトルマッチが中継される、さいたまスーパーアリーナにてWBCフライ級(49.0~50.8kg)世界チャンピオン内藤大助(35歳、宮田ジム)が挑戦者・亀田興毅(23歳、亀田ジム)を迎えて6度目の防衛戦に挑戦する、内藤は2004年6月プロデビューして以来40戦して35勝2敗3引き分け、KO勝ち14と素晴らしい戦積を残して来た、2007年7月王者・ポンサックレック(タイ)との3度目の挑戦で12ラウンド判定勝ちして世界チャンピオンに輝いた☆☆その後5度の防衛戦に勝利しチャンピオンベルトを死守して来た☆☆2009年5月26日中国のユウ・チョウチュウに判定勝ちした5度目の防衛戦は我々の記憶にまだ新しい・・・

一方挑戦者・亀田は2003年11月プロボクサーデビュー以来21試合戦い、21勝KO勝ち14の負け無しの破竹の勢いで今晩の内藤戦に挑む、2006年12月には元WBAミニマム級暫定王者ランダエタ(ベネズエラ)に判定で勝利しWBAライトフライ級チャンピオンシップを獲得した☆☆しかし2007年3月のノンタイトル10回戦を断り、ライトフライ級王者を返上し今日の内藤戦に懸けてきた、ちなみにWBA(World Boxing Association:世界ボクシング協会)の本部はパナマシティに在り、WBC(World Boxing Council:世界ボクシング評議会)の本部はメキシコシティに在るらしい・・・

ただ残念なことに2007年10月11日弟・大毅が世界チャンピオンを懸けて王者・内藤大助に挑んだ折、セコンドに就いた興毅は父・史朗氏と共に『持ち上げて叩きつけろ!!肘でいいから目に入れろ!!』とスポーツマンとして恥ずべく汚い指示を出し反則行為が認められ“3ヶ月間の試合自粛”の処分を受け協栄ジムを破門されている、2007年11月26日の記者会見で亀田家を代表して公に謝罪し返り咲いたことが昨日の事のように思われる・・・

宿泊予約は

今週の初めだっただろうかスポーツキャスター・高橋尚子ことQちゃんが亀田ジムに興毅選手を尋ねたとき亀田の本当の素顔をかいま見ることが出来た、Qちゃんを紳士的に向かい入れ、立って練習風景を見詰めるQちゃんに言葉丁寧にイスを勧めていた、ジムの隣の部屋のドアを開けペットとして飼われている大亀を自慢げに見せていた、そこには9月24日のタイトル戦発表会見→11月27日の調印式→そして昨日11月28日の公式計量で内藤チャンピオンに見せた威嚇的メンチを切り大口を叩く挑戦者の姿は無った、素直な23歳原寸大の若者の姿だけであった☆・・・

11月24日に臨んだ両雄の予備検診結果は実に抜群なものだった☆体脂肪5%、特に両者とも持久力を表す1分間の脈拍数は凄かった☆内藤選手のが44回、亀田選手のが40回でだった☆ちなみに今の小生の脈拍は50~52である、Qちゃんのはと云うと30~35と素晴らしい!☆内藤選手の走り込みと階段登りは他の宮田ジムのずっと若い選手たちを圧倒していつも驚かされる!亀田選手も標高2000mにあるメキシコシティでの高地トレーニングで相当走りこんで来ているらしい!☆メキシコシティといえば小生の若かりし頃3ヶ月間“メキシコシティ・カルチュラル・スクール”に通いスペイン語とメキシコ民謡やメキシコ舞踊を学んだ思い出深い処である・・・

いずれが勝つにしてもきっと白熱したいい試合になるだろう、小生も体験して悟ったことだが、いくらジムで身体を鍛えても競技に出て実践を積まなければいい結果に繋がらない、小生の全盛期の頃は月に3回ぐらいレースに出場していた、祝祭日があれば週に2回大会に出たこともある、実践に関して云えば40試合をこなして来た内藤に少し利がある、体力・スタミナ面ではどちらも充実して互角だろう、実践の内藤か若さの亀田か?いずれにしてもスポーツマンシップを発揮して最後まで全力を尽くしフェアな善戦を期待したい、今夜8時過ぎのゴングが待ち遠しい!☆この様なビッグゲームでは前フリが長くてあとにもっとずれるかも・・・

ボーディングスクール

・・・8時32分、2万人の観衆が固唾(かたず)を飲み見守るなか、運命のゴングが鳴った!予想通り両者相譲らぬ決め手になるパンチも無い接戦が続いた、4ラウンドを終わった時点の採点発表では39-37、38-38、38-38の1-0亀田の2ポイントリードで中盤に進んだ、その後も両者決めて無く対等の戦いで進んだが、8ラウンド後の2回目の途中経過発表では77-75、77-75、78-74で亀田3-0の8ポイントリードとなった・・・

ここに来て3ラウンドでバッテングしたか亀田のカウンターパンチが入っていたのか?内藤は鼻血を流し鼻全体が腫れあがったのが効いてきたか?内藤の脚が心なしか鈍ったがそんなに目立つものでなかった、内藤も負けずに常にフックのパンチを亀田の顔面とボディーに当てていった・・・

8ラウンド後両者の打ち合いが激しくなって行った、二人とも最後までスタミナ充分で動きも鈍ることなく緊迫した・・・小生の目には両者甲乙つけがたい打ち合いが最終12ラウンドまで続けられ厳しい判定になると予想したが、3人のジャッジの判定は無情にも117-111、117-111、116-112の大差16ポイントを下し、3対0亀田興毅の一方的判定勝利に終わった、その瞬間亀田はマットにひれ伏し涙を流し全身で喜びを表した・・・

“北の剛拳”内藤大助は亀田の勝ちと強さを認め自分の不甲斐なさを悔やみながらも、ボクシング人生全てやりつくした晴れ晴れ満足感に満たされてリングを離れて行ったと小生は願いたい、本当にお疲れさんでした、これで北海道豊浦で民宿を営みながらはらはらして我が子の身を案じていた母・道子さんも肩の荷が降りただろう、またいつも引退を勧めてきた真弓夫人も今夜力を出し尽くして破れた内藤大助を誇りに思い、ボクシング人生を終えてくれるよう願っていることだろう、誰にも好かれる人柄を持つ彼の引退後の人生は前途洋々と広がっていることだろう、暇なときにはファイトマネーでリホームした真弓夫人のおやじさんが経営する焼き鳥屋で串焼きしている彼の姿が見える・・・

TBSはこの今夜のボクシング中継を通してタイトルマッチ・ボクシング中継歴代2位となる平均視聴率43.1%、瞬間最高51.2%を取った!歴代1位は僅か0.1%差43.2%を取った1978年TBS系WBA世界ジュニア・フライ級タイトルマッチ“具志堅用高vsハイメ・リオス(パナマ)”戦だったらしい☆、今夜の内藤vs亀田戦は2009WBC(World Baseball Classic)第2ラウンド“日本vs韓国”戦の40.1%と昨年2008年第59回NHK紅白歌合戦第2部の42.0%を抜いたことになったとさ・・・

高速バス

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