Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

第1回横浜国際女子マラソンを征した初代女王は? 2009年11月15日

2009-11-15 12:06:59 | 日記・エッセイ・コラム

TOKYOlife

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1858年安政5年アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、オランダの5カ国と“安政五カ国の条約・日米修好通商条約”が結ばれた後、1859年安政6年世界に窓が開かれた☆今年開港150周年を迎えた港町横浜は快晴で汗ばむ陽気に恵まれた☆気温19.8℃、湿度38%、南西の風3.1mだが横浜の風は半端でない!ベイエリアのあちこちで突風が吹く!!(~_~;) 間もなく12時10分に山下公園西側のマリンタワーを仰いでランナー達は初代女王の栄冠を目指して出航して行く、今大会は来年2010年広州アジア大会(11月12日~11月27日)の代表選考会も兼ねている・・・

・・・先頭集団は1キロを3′23″で入った、今日11月15日34歳の誕生日を迎えた大南ツインズの妹・敬美(たかみ)が3キロまでに早くも遅れ始める、小生も期待をかけていたがどうやら左脚坐骨神経痛の故障明けらしい、横浜税関前を右折し国際大通りに歩を進める、赤レンガ倉庫群を過ぎ国際橋を渡って新都心“みなとみらい地区”に進んでいく、みなとみらい橋を渡り5km地点をディタが引っ張るトップ集団は17分12秒ぐらいで通過しただろうか、中央市場通りの6.5キロからディタの前に嶋原、博美、大平が出て、16号線に入り9km地点桜木町駅前をキロ3′38″ペースで通過して行く・・・

関内エリアに入り9.1キロ辺り、みなと大通り正面に横浜スタジアムが現れる、10人ぐらいの先頭集団をディタ、博美、大平が引っ張って10km地点を34′45″で通過して行く、11キロ附近山手公園の山手トンネルに入っていく、トンネルを抜けるとランナー達に強い向かい風が襲った、きた~~~!!更にそこには標高12mの登りがあった!先頭集団から15mほど後ろに下がって“いつもの”ヌデレバが前の集団の様子を虎視眈々と伺っていた、13キロ辺り山手警察署のある本牧通りへ左折して行く、14キロ過ぎ横浜開港時イギリスとフランスの居留地だった“港の見える丘”が見下ろすなか、博美と大平が後ろに下がりディタと嶋原が並んでトップ集団をひっぱり山下公園通り15km地点を52′09″で通過し2周目に入って行く・・・

なんと山下公園東端に設けられたスペシャルドリンク給水所での美しい光景が観られた☆来年経営難から陸上部を廃部することが決まっているトヨタ車体でのラストランとなる博美がスペシャルドリンクを取り損ねた初マラソンに挑む宮内宏子(26歳、京セラ)に自分のを手渡したのである☆16.5キロ附近で急にディタの足取りが重くなりトップグループの最後尾に食い下がる、大平と嶋原が先頭を引っ張り国際橋を渡る17キロ過ぎにはヌデレバにも抜かれディタは徐々に後退して行く、首にスカーフを巻いたバルシュナイテ(30歳、リトアニア)が集団の前に出てくる、また集団の中ほどに余裕の走りを見せる北京五輪10000m6位のアビトワ(27歳、ロシア)の存在が不気味に思えるようになった・・・

18キロ過ぎて、みなとみらい橋を渡りきってランナー達を悩ます向かい風から開放され内陸部に入る、18.6キロ辺り標高マイナス6mのJR貨物線のガード下をくぐり、中央市場の交差点を左折して行く、向かい風に押されてこの5キロのラップが17分54秒と落ちて20km地点通過タイムが1°10′03″となり、ゴール予想タイムが2時間27分台となりそうである、嶋原と大平が引っ張り中間点を1°13′58″で通過して行く、JR根岸線の高架下をくぐりランナー達は南東の方向へ進むあたりでディタが右太ももの持病が出たか戦意喪失して更に置かれていく・・・

今回優勝を狙いたい嶋原と“笑うセールスマン〈以前から小生が勝手に付けさしてもらった愛称だが〉”の大平美樹(28歳、三井住友海上)とジェノベーゼ(33歳、イタリア)が強い横風を受けながらも先頭に立って快調に飛ばし24キロ附近2度目の山手トンネルをくぐっていく、ここで初マラソンの宮内が遅れ始めヌデレバの後ろまで下がっていく、大南博美がいっぱいいっぱいになったか肩が揺れ始め顔を少しゆがめ6~7人になった先頭集団の最後尾にさがる、風のためこの5キロのラップが18′02″に落ちたが嶋原が一人風除けになる先頭に立ち25km地点を1°29′20″で通過する、嶋原の勇気ある行動に敬意を贈りたい☆・・・

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26.5キロ過ぎ必死に粘っていた大南博美が次第に下がって行く、スカーフのバルシュナイテも後方に置かれていく、だがスピードランナーのアビトワの走りにまだまだ余裕が観られる、銀杏(いちょう)並木の美しい山下公園通りのマリンタワー横を過ぎる28キロ辺り先頭ランナー達は最後の周回コース3周目に入る!あっ!給水点からアトビワが前に出てきて嶋原とジェノベーゼに並ぶ、いつものように先頭グループから少し離れて就いてくる37歳の大先輩ヌデレバから先頭集団の最後尾になった、エチオピアから出場しているが同じケニア人の、若いグタ(23歳)にハッパが飛ぶ!!

ベイエリアに出て30キロ手前からアトビワが軽いスパートをかけ嶋原の前に躍り出て先頭に立つ!この5キロのラップが17′33″と上がり30km地点を1°45′39″で通過する、グタが一人アトビワを追うも、嶋原と大平がアトビワのスパートに対応出来ない!ここでヌデレバが動く!いつの間にかスルすると前に出てきてグタを抜きアトビワの直ぐ後ろに就く、博美が失速して宮内のかなり後方まで置かれていく、32キロ過ぎ嶋原は大平を大きく離しグタをかわし単独3位で前のヌデレバに迫って行く、32.4キロ過ぎ先頭アトビワとヌデレバとの7秒差が25秒差に広がりヌデレバが徐々に下がり始める・・・

アトビワはキロ3′25″のハイペースで飛ばし揺るぎ無い独走態勢を作っていく、嶋原が一時80mあったヌデレバとの差を10秒差の50mまで縮める、アトビワは更にペースをキロ3′18″に上げヌデレバとの差を125mに広げる、この5キロラップを17′12″で刻み35km地点を2°02′52″で通過して行く、会員600人を超すクラブチーム“セカンド・ウインドAC”を引っ張る嶋原は横浜市役所前でヌデレバに2秒差に迫る、そして36.5キロで並ぶ!37キロ、アトビワが最後の山手トンネルに入って行く、そして嶋原がヌデレバの少し前に出てアトビワから遅れること53秒差で入って行く・・・

38キロ過ぎ2位グループの嶋原とヌデレバとの差を更に275mまで広げてママさんランナーのアトビワが優勝を不動のものにして快走して行く、後方ではジェノベーゼが大平を交わし4位に上がる、大平の顔から笑いが薄れ苦しくなる!嶋原は38から39キロのキロペースを3′24″にまで上げヌデレバとの差を徐々に広げていくも、首位アトビワとの差275mがなかなか縮まらない!アトビワがこの5キロのラップを更に17′05″に上げて40km地点を2°19′57″で通過する☆単独2位の嶋原もこの5キロを17′44″と必死に追うが差が開くばかりで遂に1分14秒差400mに広がる・・・

沿道の観衆の声援に両手を挙げ笑顔でインガ・アビトワが答える、30キロ手前からロングスパートをかけ先頭をキープして来たアビトワは41キロを2°13′18″で通過し横浜国際女子マラソン初代女王を確信する☆やがて山下大通りから右に折れ山下公園に設けられた300mのビクトリーランに入る、そしてトラックのスピードをマラソンに生かしたインガ・アビトワ27歳が人懐こい笑顔で2°27′18″輝くビクトリーテープを切る!!☆☆続いてお嫁さんにしたい女性マラソンランナーNo 1(すでに確か佐久長聖教員クラブ・高見沢勝と婚約済みだが)の嶋原清子が愛くるしい笑みを満面にして日本人トップ総合2位2°08′52″でゴール☆☆2°29′12″で37歳キャサリン・ヌデレバが3位でゴールする☆・・・

ステージでは特別協賛会社の武田薬品工業社長から初代女王、インガ・アビトワに月桂冠が贈られた☆☆

4位にジェノベーゼが2°29′67″で入る、3大会連続4位を維持した大平美樹が順位を一つ下げ2°30′20″で5位に入る、5位で若く伸び盛りのエチオピアのグタが、7位で京セラの宮内宏子が、8位でリトアニアのバルシュナイテがつづいた、小生期待の大南博美は2°33′16″で9位に終わった、北京五輪金メダリスト、39歳コンスタンティナ・ディタはトップから8分30秒遅れ2°36′07″で10位に終わった・・・(-_-)zzz

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なた豆はみがき

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