Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

波力発電の実用化がポルトガルで実現☆ 2009年4月21日

2009-04-21 16:02:20 | 日記・エッセイ・コラム

インプラント 歯科<script type="text/javascript"></script>

セントラルファイナンス-ステアリングパス

小生このところ庭に出てバッさバッさ木々の剪定に勤(いそ)しんでいる、萌え木色の新緑の季節を迎えて木々の生命が凄い勢いで躍動し始めた今、大胆に容赦なく太枝を切り落とし丸裸にしていく快感を楽しんでいる、白内障の手術後でもあるので金網の保護メガネをかけての慎重な作業になった・・・

家内の執拗な催促もあったが、まず最初に眼をつけたのが小生の大好きなカナダのSinging Star、Anne Murry のデビューヒット曲“Snow Bird”と同じ名前が付いていたので20年前に直ぐ飛びついて買ってきて育てた“スノーバード”と言う触るとチクチク痛い針葉樹の大木である、この樹は5年おきに2度丸裸にしていたが、また鬱蒼(うっそう)と茂っていた、半日ほどかけて念入りに剪定すると見通しが良くなり庭が明るくなった(*^。^*)・・・

それを皮切りにコノテガシワなどのヒノキ系の樹を3本、マサキ2本、小梅と南光梅、ユスラ梅とプラムとスモモをやる時いつも実の付いている枝もチョキンと切ってしまい『あっ!!』、『あっ!!』と何度も後悔の叫び声を発してしまう、ヤマモモの大木も一応終えたがもっともっとスカスカに刈り込んでやる予定である、冬場に剪定してないニッキやもう1本名は忘れたがチクチク痛い針葉樹を含めてあと大木が4本ほどある・・・

一旦名前を忘れると闇雲に図鑑をめくるだけで調べようがない、園芸にも余り関心のなかった初期に植えた木々は余り馴染みのない樹がある、全部伐採して果樹に植え替えたいところだが、大木かした今、無理である、物凄いエネルギーが必要になる、もし出来るものならあの7本の糸杉の大木を伐採してしまいたい、糸杉が発する胞子のお陰で梨の樹が枯れてしまうからである、もう庭木から離れよう、なかなか本題に入れない・・・やれやれ(^_^.)

今朝のNHKラジオ朝いちばんで最近見かけなくなった有働由美子(40歳)アナの懐かしい声が流れてきた、ニューヨークからこの4月19日インディアンスとの開幕戦を4-22の歴史的大敗でこけら落としした松井秀樹所属のヤンキースのホームグランド新ヤンキー・スタジアム(老朽化した旧ヤンキー・スタジアムの直ぐ横に完成した)をレポートしていた、彼女は2007年6月4日づけですでにアメリカ総局ニューヨーク支局管理職に昇格し特派員として赴任していた、ニューヨーク・ブロンクスに1923年に根付き86年間の歴史を持つ伝統の良さを残しハイテクを融合させた素晴らしいボールパークであることを強調していた、スタジアム内のレストランもグルメ嗜好に様変わりして、観戦しながら“にぎりスシ”も食べられるらしい(*^。^*)ジュルリ・・・

同じ朝いちばんで、イギリス(スコットランド)で開発された確かイギリス・ウエルズ社空気タービンを搭載した筒型ブイ4基連結された(一見長い潜水艦のように思える)波力発電所に付いての朗報を海外レポートしていた、この発電基地はポルトガル北部5キロ沖に係留アンカーで海面に固定された“ウエーブ・パーク”と呼ばれるものであった、その波力発電基地は風力発電用タービン1基の発電能力に相当するななな~~んと2.25メガワットもの発電に成功していた☆☆これには900万ユーロ(約12億円)と言う高額な投資がなされたらしいが、上げ潮の海面上昇時と引き潮の海面下降時の浪の力でタービンを常時同方向に回し、産み出された電力を蓄電し世界初商用ベース実用化に成功したと言う快挙であるらしい☆☆がどの程度ペイするのだろうかが懸念されるということであった・・・

イギリスでは20世紀初頭から波エネルギーの開発が始まったらしいが、日本でも1965年から出力100Wの灯漂波力発電ブイの研究開発が始まりこれまで1000基以上もの発電ブイの使用実績があるとのことである、日本列島を取り巻く5200kmに浪エネルギーが押し寄せる海洋国家・日本には打って付けのエコ・エネルギーとして捉え今まで海洋科学技術センターを始め多くの電力企業が色んな波力発電開発に挑戦して来ているらしい、2010年までに年間発電量3150億万kW、総発電量の10%がまかなえる大きな目標を掲げてケーソン式や沿岸固定式や振り子式や波高に応じて高さが自動的に調整できる4本柱ブイ式などの波力発電所を建築して来た、しかし残念ながら出力は僅か6~20kWhと高額につき実用には程遠いものであることは否めず、今後乗り越えるべき多くの壁があるらしい・・・

波力発電開発には2つ大きな問題点がある、その1つはコスト面で高額につくことである、台風など高浪時に工事を中断することを余儀なくされる海上工事を伴い、陸上工事に比べて割高に付くと言うことである、その2は波力発電装置の安全対策が大掛かりなものになってしまうことである、風力発電の場合ある風速以上になれば風車が止まるように仕掛けてあるが、波力発電の場合は圧抜き弁(開放弁)を備えていても台風が引き起こす異常波浪の大波で容易に大破してしまうという難点がある・・・

その上、波は1)表面張力波(周期0.1秒以下) 2)短周期動波(周期0.1~1秒) 3)動波(周期1~30秒)、4)長周期動波(30秒~数10分間)、5)長周期波(5分~12時間)、6)潮汐波(12時間以上)の6種類に分類できるが、波力発電に適するものは年間を通じて常時安定して1~30秒の周期を持つ“動波”が最適とされている、また波高が1~2m程度の波が起こる理想の太平洋側の海域に限定されてしまう難点もある、小生個人的に山形県鶴岡市由良の沖に浮かぶウエルズ社・空気タービン搭載され7基のブイが連結されたケーソン式波力発電所“海明”(東北電力、海洋科学技術センター、IEA国際エネルギー機関の協同開発)が実用化に一番近いと睨(にら)んでいる・・・

1997年12月11日京都議定書(地球温暖化防止京都会議)で決められた2012年までに日本が達成しなければならない温室効果ガス・CO2削減1990年度対比目標値-6%は原発発電量低迷等で2008年度の8%増で足踏みしているが、Green New Deal に参画して目下進行しているエコカーや太陽光発電など日本の各方面の国を挙げてのエコ対策(まだ電気料金を下げられる抜本的なものではないが補足的なものであるが)から察すれば2012年までの6%削減は遂行できると小生は楽観視している、削減目標を達成できなかった場合2013年以降に7000億円~数兆円の排出権購入のペナルティが課せられるが、まずもって日本には心配ないと小生は見ている・・・

京都議定書に署名と締結している日本を始めとする81カ国がある、アメリカのように署名はしているが締結していない3カ国がある、インドのように締結のみが92カ国ある、もし達成できなければ排出権購入のペナルティは平等に課せられるのかどうか小生は成り行きを注目して行きたい、経済発展を盾に異常な勢いで温室効果ガスを排出し続ける中国とインドの行方が心配である・・・

小生CO2より数千倍から1万5000倍温室効果をもたらし、成層圏にたどり着くと紫外線と反応し“塩素原子”を出し始めオゾン層を破壊するフロン(フロロカーボン)ガスの方が心配である、1996年オゾン層破壊有害物質・フロンの生産は確かに全廃されたが、ここで注目しなければならないのは、先進国ではほぼ完全に回収されたが、1996年以前に冷蔵庫やエアコンの冷媒として生産されたフロンガスが未だに2001年のフロンガス回収破壊法の規制に違反して、かなりの量が開発途上国で回収されずに残りそのまま大気中に放出され続けている・・・

そして忘れてならないのは開発途上国ではフロンの生産全廃は2015年までと余裕をもたらしていることである、そうです今でも開発途上国ではフロンの生産が続けられている可能性が大きいと言うことである、特定フロン、ハロン、四塩化炭素などの代替フロンも先進国では2020年までに全廃となるが、開発途上国では2030年までに全廃と言う余裕を与えられている!!怖いですね怖いですね!!国連の地球温暖化防止機構の鋭い監視の眼を注いで欲しいものである・・・

明日水曜日は右眼白内障手術を受けてから1週間が経つ、午前中に検診を済ましてから、早昼食って午後一から里山が萌えに萌える播磨路を北上して松が井の水公園にミネラルウオーター汲みに家内と出かけることにしている、PPMか松山千春ならまだいいがまた由紀さおり・安田祥子を延々と聴かされることになるかも、明日も忙しくなるぞぉ~~、明日4月22日は世界の人類が地球に優しくなろうと呼びかけ設けられた“アース・デイ”(アメリカ合衆国上院議員ゲイロード・ネルソンが提唱して環境活動家デニス・ヘイズが継いだ)である・・・(-_-)zzz

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