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休場のおしらせ(巨砲)

2022-05-07 22:20:34 | 協会からのおしらせ

東序二段10枚目・巨砲は初日より休場いたします。

__________

申し訳ございません巨砲ですが
ぎりぎりまでいちおう頑張ったのですが
現在コンスタントなご報告ができそうにないので
非常に申し訳ございませんが
陥落つきの休場させていただければと存じます。

__________

 

― いきなり休場届がとどきましたね。

(玉椿) 「今場所さいしょの報告が休場届だったね。出鼻をくじかれた感じもするけど、今場所はこういう場所なんだね」

― 文中にある『陥落つきの休場』ってのはどういう意味なんですか?

(玉椿) 「わからん。なんかルールを誤解してるんじゃないかね?」

― 来場所、巨砲さんは序ノ口に陥落するんですか?

(玉椿) 「微妙なところだね。落ちるかもしれんし、序二段の一番下あたりに引っかかるかもしれんし、なんとも言えん」

― 運次第、と。

(玉椿) 「わし、番付編成担当じゃないからね、番付編成のことは正直よくわからんのだ。つい先日も、この記事で適当なこと書いたら、べつの記事で番付担当の大黒柱にきっちり訂正されちまった」

ー ようするに陥落するかどうかは来場所の番付発表まで未定である、と。

(玉椿) 「そういうことだ。もしかしたら休場のペナルティとして自主的に序ノ口に落ちたいって希望があるのかもしれんけど、そういう希望は一切受け付けてない。力士が番付編成に口出しはできないんだよ」

 

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夏場所の見どころ

2022-05-07 10:00:00 | 協会からのおしらせ

 まらずもう五月場所。今場所も幕内の顔ぶれは変わらない。第一人者・毛呂乃は相変わらず場所前から暴れており、場所2日前にはまらを早くも赤熱化、先走って国内を高温化させ、対抗力士たちのまらを萎れさせると、場所前日には噴射と早くもやりたい放題。ひところ衰えたのではという声も聞かれたが、昨年5月に決定戦の末金精山に敗れて以来、尻に火がついたかのように復活。初日から土つかずのまま10日目に途中休場となった昨年11月を除けばすべて優勝を手中に収めている。今場所優勝すれば令和に入ってはじめての3連覇となる。

 これに対抗するのが横綱・金精山。1年前、決定戦の直接対決で毛呂乃を降した張本人。1年前の再現に期待がかかる。横綱昇進後安定した成績を残してきたものの優勝には一歩及ばず、過去の横綱では雲虎が昇進後5場所目に横綱初優勝を決めたのが最長だったが、金精山は今場所6場所目。しかも先場所は横綱として初めて休場、正念場を迎えている。本人も場所前、控えめな弁だが、張り切りすぎている時よりも控えめなくらいの方が調子が良いことも多く、関係者の期待は低くない。大相撲の照ノ富士と並んで休場明けという不安要因はあるものの、この男は休場明けに見違えることも多い。大関時代、成績が安定せずカド番5回、その5回目のカド番となったのが大関として初めて途中休場したものだったが、休場明けの翌場所から連続して14勝を記録、以降2度とカド番になることなく横綱の座を射止めている。休場でリフレッシュし、もう一段上に上がれる力を持っている力士だけに、今場所は大いに期待したい

 残る大関、玉椿はカド番でもなく何のモチベーションもないため期待できない。場所前に誕生日を迎えまた一つ年を取り老境に差し掛かった万年大関。本来5月との相性は抜群で、5月場所では2度の優勝を記録しているがそんな強さも今は昔。優勝した平成29年から5月場所の成績を追ってみると15勝、14勝、10勝、10勝、8勝と見事な下降線をたどっており、今年も勝ち越しがやっとだろう。5月場所でも勝ち越せないようになれば、いよいよ大関の座が危うくなる。

 上位陣に大きな動きがない一方で、今場所は下位力士に注目したい。
 まずは幕下の琴金舟。いよいよ十両が狙える位置につけてきた。勝ち越しで十分可能性あり、5勝ならほぼ確実だろう。これまでの成績も申し分なく、令和に入って初めての新十両誕生の瞬間が見られる可能性は高い。場所前の情報がほとんど入ってこないことが不安ではあるが、1場所7番報告すればいい幕下のメリットを最大限生かし、一発昇進を決めてほしいところ。関取が増えればまらずもう全体も活性化間違いなし。

 もう一人の注目が巨砲。三段目88枚目を最高位としながら休場のために序ノ口から再出発して全勝優勝。序二段上位に番付を戻し、5勝もすれば最高位更新は確実。番付が上がっても対戦相手が変わるわけではないため、勝ち方を覚えれば上の地位でも白星を重ねることができ、いっぺんに番付を上げうことができるのがまらずもう。今場所も好調が維持できれば、いよいよ巨砲覚醒といってよかろう。

 毛呂乃・金精山の最上位の戦いと、琴金舟・巨砲の次世代の戦いが重層的に繰り広げられるまらずもう五月場所、今場所も15日間、お楽しみに。

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