幕内の結果（千秋楽）

○毛呂乃（15－0）

　白星をきれいに並べての全勝優勝、最後の祝砲はやはりとっておきの夢精勃起で決めた。「夢精、自信あったので、すがすがしい」と自信溢れる溢れるぶりで後続を引き離しての完全優勝。勝利の美酒に代わって、お気に入り4名の棒からそれぞれ精を飲み干し、はやくも祝勝会。「4棒摂取の英気、酔うか」と春夏秋冬をそれぞれ代表する４人の精気を吸って酔いしれる毛呂乃流の祝い方で場所を締めくくる。気持ちよく酔いもまわって「体がだるいです」とごきげん。今場所も圧倒的な強さで比類ない勃ちっぷりを見せつけてきた15日間だったが、「・・・でも少しだけ、立ってた気がします」。毛呂乃にとっては今場所の勃ちは「少しだけ」程度。まだまだ本気ではない、という余裕を見せつけてのぶっちぎり優勝で今年一年も大暴れを誓った。

 

○玉椿（10－5）

　勝ち越しが決まってからは完全に気が抜けたようすで、ゆうべも深夜までアニメ鑑賞。「いやさ、『かぐや様は告らせたい』の第3話のエンディングが脳みそ溶けそうな感じでさ。youtubeに上がってるのずっとリピートしてたよ」と軽めの電波ソングを聞きながら寝落ち。けさは溶けた脳みそがまらにまわったのか、元気に目覚めて2ケタ10勝に乗せ、場所を締めくくった。

 

○金精山（5－10）

　今場所は体調管理がうまくいかず、苦しい相撲が多かった金精山。日曜ということで睡眠時間を確保できたのがよかったのか「何とか土俵際での逆転」と千秋楽の相撲を白星で飾り、「最後は俺のまらも粘ったぜ！」と朝稽古で股間をべたつかせていた。

十両以下の結果（千秋楽）

＜十両＞

○蒼狼（8－7）

　けさはやや中途半端な状態だったのか「ものいいはあるとおもいますけれど、たぶん勝たかな！？ぎわくのはんてい…」と、ちょっと自信なさげ。審判部の玉椿理事は「自分の判断にもっと自信をもって。堂々と勝ちって言い張っていいから！」とアドバイス。理事自身も微妙な相撲が多いだけにアドバイスにも実感がこもっている。

 

＜序ノ口＞

○明烏（5－2）

　「千秋楽、無事に白星で終わる事が出来ました」と初場所は3年連続で5勝2敗の好成績。ここ数年は酒量がふえたことが成績低迷の原因ではないかと噂されているが、寒いと酒がさめるのがはやいのだろうか。寒空の下、昼間から氷結シチリア産レモン味のロング缶を片手に「今場所もありがとうございました」と深々とおじぎ。

千秋楽協会御挨拶

「おねがいします！」

　土俵に上がるなり玉椿理事に筆を差し出す理事長。肛門を丸出しにして瞳をうるうるさせている。「なんすかこれ？」と戸惑う玉椿理事に、理事長のマネージャー役をつとめる一本糞親方は「筆でアナルをマッサージするんかね」とアドバイス。玉椿理事がおそるおそる筆先をこちょこちょさせると、気持ちよさそうなうめき声を上げる理事長だった。