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初場所の見どころ

2017-01-07 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 新春お待ちかねのまらずもう初場所、今年は早くも8日から開幕となる。
 冬の寒さにまらも縮み上がる季節だが、毛呂乃を初めとする力士達には冬も夏もない。門松代わりにまらを見事に立てて勤めるのが力士。新年らしく景気のいい立ち姿に期待したい。多くの格闘家たちが「鍛えようのないところ」という部位を鍛えぬき、様々な意味で頂を目指す力士達に、今年も生暖かいご声援を。

 やはり本命は言うまでもなく理事長、毛呂乃。好不調の波などなく、常に絶倫。前場所も当然のように全勝優勝しており、今場所優勝すれば大相撲で伝説の横綱として神格化されている双葉山の優勝12回にならぶ。昨年初場所も優勝しており、優勝候補の一番手なのは今更言うまでもない。そこであえて不安要因を探してみると、圧倒的な強さを見せている印象の毛呂乃だが、実は昨年3月以降、連続優勝がない。それと連動して、昨年東京場所での優勝は年3回のうち1回のみ。優勝を逃したのは全て大相撲が東京で開催された場所であった。毛呂乃に気の緩みなどないはずだが、優勝の翌場所、大相撲が東京開催となると、波乱の予感も。気は緩まずとも肛門は緩むはずで、それが相撲にどう影響するか。

 こうなるとかすかな期待が寄せられるのが玉椿。無気力大関として有名だが年に1度は優勝する実力を備えており、優勝5回。今場所は大相撲の貴ノ浪にならぶ在位記録に到達。常にダメな印象の大関だが、ここ2年は角番を1回に抑えており、2桁勝利を挙げることもしばしば。苦手としている九州場所も、勝ち越して乗り切るどころか10勝を挙げており、状態は悪くない。山形と東京を行き来しての相撲となるが、食生活のよさと差し引きを考えると状況不利とはいえまい。2年前の初場所では優勝しており、実力も十分。玉椿のまらがしぼめば、新年早々優勝争いの興味もしぼむ。大黒柱授業部長の見立てでは「悪くない、意外に勝ちこむのではないか、優勝するかも」とのことで、期待したい。

 また、唯一の三賞受賞対象の蒼狼が、幕内中堅、6枚目に復帰。昨年度、史上初の年間三賞受賞ゼロとなってしまったまらずもう、この新年こそ、めでたい知らせを聞きたいところ。そのためには蒼狼が奮戦するしかない。相変わらずののんびり屋だが、時に狂い咲きすることでも有名。幕内で初日から12連勝し、優勝争いを引っ張った実績もあり、これが最後の三賞受賞となっている。あの大活躍から1年半。そろそろ再噴火して欲しいところ。今場所は6枚目、最高位は2枚目とはいえ、実は8枚目以上で勝ち越した経験は皆無。今場所6枚目で好成績を挙げられるか、地力の進化が問われる場所だ。過去初場所は冬眠シーズンらしくよくて8勝だが、今年は違う、というところを見せつけてくれるか、期待したい。

 十両の活躍も注目。いま勢いに乗っているのが金精山。大相撲では小柳と同地位だが、小柳は大相撲界期待の若手。一気に番付を駆け上がることが期待されている。金精山も、小柳に負けない成績を上げ、番付を駆け上がって欲しい。あこがれの毛呂乃と同じ土俵・幕内にたどり着くためにも、小柳に負けてはいられない。今場所は金精山―大相撲小柳の成績争いに注目したい。小柳を成績で上回るなら、おそらくその時点で優勝にも近づいているだろう。もう一人の十両・萬海は、またスリランカとの往復となる。遠くスリランカの地で、まらを電波塔として通信するしか通信手段がなく、報告が届きにくいのがネック。地力はあるだけに、通信さえうまくいけば、小柳だけでなく、萬海も金精山の壁になりうる。

 間近に迫ったまらずもう初場所だが、いまからでも参加は間に合う。
 日本まらずもう協会は、大相撲と違い、場所中の途中参加も認める懐の深い団体なので、読者の皆様には、ぜひとも参加をおすすめしたい。現・大痔親方の元横綱・汚痔も、7年前のこの初場所、途中参加で土俵に上がり、翌年には大関、その翌年には横綱へと駆け上がっていった。大相撲では1月・3月は学生出身力士がデビューする場所だが、大相撲からデビューしようとしたら、今日の時点で3月まで待つしかない。まらずもうならば今場所からまだデビューが出来る。1月デビューを流した学生力士のみなさん、3月まで待たず、明日からのまらずもうでのデビューを期待しています。

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