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引退力士情報

2011-02-08 06:00:00 | 協会からのおしらせ

東前頭12枚目・朝乃立 盛大(あさのだて・もりまさ)


朝乃立は平成22年春場所幕下付出で初土俵。鋭い出足からの速攻が持ち味で、時折、出足が早すぎて不覚をとる場面も見られたものの、その愛嬌のある取り口がファンから愛された。平成22年九州場所に入幕し、その場所に中国公演を成功させたことが高く評価されて殊勲賞。しかし、入幕2場所目の平成23年初場所13日目に虫歯を発症し、それが致命傷となって引退に追い込まれることとなった。殊勲賞1回、幕下優勝1回。

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<引退会見での朝乃立関のコメント>


この度、角界の騒動におきまして、私自身非常に残念に思っております。夢に描いた相撲界の現実に、今はほとほと失望しています。
この中で、自分自身、このままモチベーションを維持して相撲を取る気力が無くなってしまいました。今場所、何とか勝ち越しましたが、もう精力の限界です。
先場所を持ちまして、引退する決意を致しました。
人の魔羅見て我が子を直せ、という金言がある通り、今後は日本だけでなく、アジアも視野に入れて後輩達に指導していきたいと思います。

 

<会見後のインタビュー>

― まず、引退を決めた、今の気持ちをお聞かせください。 

昨日までずっと悩んでいました。しかし、今は迷いはありません。気持ちよく、引退することを受け入れ、報告できる精神状態にあります。

 
― まらずもうをとっていて、いちばんうれしかった瞬間というのはいつだったでしょうか?

幕下付け出しでデビューした、初日です。”狙ってマラを制御する”という斬新さに、感銘を受けた時です。マラは女体に反応するもの、マラは夢で大きく育つもの、という先入観が、一気に崩れました。AV男優並の制御です。凄い世界に入ってしまった・・・と思ったのが、実に昨日の頃のようです。

 
― 言いにくいことなのですが、一部では、この引退は八百長隠しでは?という疑惑があります。そのあたりについてコメントをお願いいたします。

朝乃立、男に恥じぬよう宣言します。八百長は、1度も行ったことはありません。八百長の現実に耐えられず引退を決意している力士に対して、この質問は愚問と考えます!また、他の力士もマラ相撲では八百長は無いと思っています。そう信じています。

 

― 最後の場所の休場理由となった虫歯ですが、これが引退に与えた影響は? 

結構大きいです。初めて歯を削られ、心もマラも縮みこんでしまいました。その後、マラが自信喪失しているのは間違いないです。

 

― 引退後は年寄【朝広東(あさかんとん)】を襲名されることが決定しておりますが、親方としてどんな力士を育てたいですか?

グローバルな力士を育成していきたいです。ことマラに関しては、”国内最強”ほどアテにならない称号は無いと思っています。恐らく、米国、英国、中東、亜細亜・・・と、日本ではお目にかかれないような力士を手がけて行きたいです。

 

― さいごの質問です。朝乃立関にとってまらずもうとは何だったでしょうか?

わかりません。引退するまで、マラ相撲が何なのか、わかりませんでした。なので、これからも相撲を学ぶために、年寄として貢献していきたいと考えています。もっと、学ばなければ、語れるほど簡単なものではない、という事実だけわかりました。

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朝乃立関の記録(まらずもうデータベース)

コメント
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