ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

弱り目に、祟り目

2008-03-19 12:34:04 | 日記
この業界で働く以上、2月3月の確定申告の時期が忙しいのは覚悟の上だ。

ただ、今年は辛かった。まず2月末に風邪を引いたのがきつかった。インフルエンザでないのは幸いだったが、御腹にくる風邪であったようで、食欲だけは切らしたことのない私が数日間ほとんど食べられなかった。

じっくり休めば良かったのだが、年に一度しか会わないお客さんとの約束が連続していて、まったく休めなかった。3月に入り、昼間事務所に居られたのは、せいぜい2時間程度で、外回りが続いた。これが堪えた。

8日の土曜日、深夜帰宅して入浴時に右足の付け根が赤く腫れているのに気がついた。またずれか?

翌日曜日の深夜、帰宅してじっくり見ると、腫れているだけでなく、水疱まで出来ている。見るからに薄気味悪い。私の脳裏を「ヘルペス」という言葉がかすめた。あの再発を繰り返すという、やっかいな病気だ。

まさか・・・と思う。なにせ、ここ数年いたって健全な生活で、怪しいお店には出入りしていない。行ったとしても、せいぜい足裏マッサージか指圧ぐらいだ。まあ、素人判断は禁物と思い、明日医者へ行くことにした。

月曜日、体調も悪く、事務所近くの皮膚科の医者へ駆け込んだ。開口一番、医師は「見事な帯状疱疹だ」とのこと。やはりヘルペスだった。医者の説明では、帯状ヘルペスは体調の悪い時に発病するウィルス性の病気で、別に性風俗なんぞとは無関係に、どこかで感染していたのだろうとのこと。再発を繰り返す単状ヘルペスと異なり、一度発病すれば再発はほとんどないと聞き、一安心。再発は腎臓だけで十分だ。

ただ、少々痛いのと、醜い患部が消えるのに時間がかかるらしい。抗ウィルス剤やら消炎薬を処方され、ビタミン注射を受けて出勤。仕事は山のようにたまっている。本当は安静にしたほうがいいのだが、止む無く仕事に専念する。でも夜8時には切り上げて、家でひたすら冬眠。

医者へ毎日通い、其の甲斐あって疱疹は消え、どす黒い瘡蓋だけが残った。まあ、人に見られる場所でもないので、しばらくは我慢。仕事はなんとか無事済ませ、今はほっと一息ついている。

今にして思い返せば、風邪と過労が発病の原因だったのだろう。日頃、健康管理には人一倍気を遣っているつもりだが、やはり年々基礎体力が落ちている。やはり年齢相応な仕事をする必要があるのだと、改めて自覚した、今回の確定申告でした。
コメント (8)
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