正義に酔い痴れると、自分を客観視できなくなる。
西日本を襲った未曾有の大雨の最中、青天の東京では、国会議員宿舎の一角で、与党の議員たちが酒盛りを楽しんでいた。安倍首相も参加しており、参加者がその様子をネット上にアップしていた。
数日後、多くの被災者が苦しんでいる最中に、飲み会で騒ぐなんてと、野党議員から批難の声が上がり、それに追随するかのように与党議員からも批難の声が上がった。
その報道を見ながら、私は違和感を禁じ得なかった。確かに西日本の大雨は、多数の死傷者、行方不明者を出し、住宅や道路、橋、線路などを破壊した大変な災害であったと思う。
でも、その大雨の最中、東京に居た私は、むしろ暑さにウンザリしていた。帰宅して西日本の惨状をみて、むしろ驚いたぐらいだ。そんな大雨だったのかァ?!
冷淡に思えるかもしれないが、おそらく東日本から北海道までの人たちは、私とそう変わらないと思う。台風情報でもあれば、今少し印象は違ったかもしれない。でも、当時は前線に刺激された大雨なのだろう程度の認識しかなかったのが普通だと思う。
だから賢しげに安部政権を批難している野党議員たちの姿に、どうしても違和感を禁じ得なかった。
ところが、呆れたことに、その大雨の最中、野党議員たちも同様にパーティの席で酒を楽しんでいたことが報じられてしまった。
なんだよ、同じじゃねえか。
野党議員たちの軽率さに蔑視を禁じ得ないが、同時に浮「とも思った。
災害の最中に、酒盛りをすることが良いことだとは云わない。でも、あの晩の段かいでは、あれほどの災害だとは予想出来なかったほうが普通であろう。被害の規模がとんでもないことが判明したのは、翌日以降なのだ。
日本政府が動き出したのも、翌日以降であるからして、野党にせよ、与党にせよ災害当日の夜の酒盛りを批難することは、いささか酷に過ぎる。
それなのに、賢しげに安部内閣批判を繰り返していた野党議員たちは、その段階では自分たちは正しいことを主張していると盲信していたのだろう。
正しいと思うことを主張し、間違っていることを批難すること自体は間違いではない。ただ、本当に正しいのかを、立ち止まって良く考えてた上で発言しないと、今回のような滑稽な主張になってしまうのだろう。
私もよく時事問題を、このブログで取り上げている。だからこそ、当初の野党議員の勇み足の発言は、私自身がやりかねない軽率さであることが良く分かる。
自分は正しいことをしている、良いことをしているとの思いは、けっこう気持ちが良い。正義感に酔い痴れているのだと思う。一歩立ち止まって、本当に正しいのか、それを自らに問う慎重さが必要なのだと痛感しました。
西日本を襲った未曾有の大雨の最中、青天の東京では、国会議員宿舎の一角で、与党の議員たちが酒盛りを楽しんでいた。安倍首相も参加しており、参加者がその様子をネット上にアップしていた。
数日後、多くの被災者が苦しんでいる最中に、飲み会で騒ぐなんてと、野党議員から批難の声が上がり、それに追随するかのように与党議員からも批難の声が上がった。
その報道を見ながら、私は違和感を禁じ得なかった。確かに西日本の大雨は、多数の死傷者、行方不明者を出し、住宅や道路、橋、線路などを破壊した大変な災害であったと思う。
でも、その大雨の最中、東京に居た私は、むしろ暑さにウンザリしていた。帰宅して西日本の惨状をみて、むしろ驚いたぐらいだ。そんな大雨だったのかァ?!
冷淡に思えるかもしれないが、おそらく東日本から北海道までの人たちは、私とそう変わらないと思う。台風情報でもあれば、今少し印象は違ったかもしれない。でも、当時は前線に刺激された大雨なのだろう程度の認識しかなかったのが普通だと思う。
だから賢しげに安部政権を批難している野党議員たちの姿に、どうしても違和感を禁じ得なかった。
ところが、呆れたことに、その大雨の最中、野党議員たちも同様にパーティの席で酒を楽しんでいたことが報じられてしまった。
なんだよ、同じじゃねえか。
野党議員たちの軽率さに蔑視を禁じ得ないが、同時に浮「とも思った。
災害の最中に、酒盛りをすることが良いことだとは云わない。でも、あの晩の段かいでは、あれほどの災害だとは予想出来なかったほうが普通であろう。被害の規模がとんでもないことが判明したのは、翌日以降なのだ。
日本政府が動き出したのも、翌日以降であるからして、野党にせよ、与党にせよ災害当日の夜の酒盛りを批難することは、いささか酷に過ぎる。
それなのに、賢しげに安部内閣批判を繰り返していた野党議員たちは、その段階では自分たちは正しいことを主張していると盲信していたのだろう。
正しいと思うことを主張し、間違っていることを批難すること自体は間違いではない。ただ、本当に正しいのかを、立ち止まって良く考えてた上で発言しないと、今回のような滑稽な主張になってしまうのだろう。
私もよく時事問題を、このブログで取り上げている。だからこそ、当初の野党議員の勇み足の発言は、私自身がやりかねない軽率さであることが良く分かる。
自分は正しいことをしている、良いことをしているとの思いは、けっこう気持ちが良い。正義感に酔い痴れているのだと思う。一歩立ち止まって、本当に正しいのか、それを自らに問う慎重さが必要なのだと痛感しました。