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2021日本シリーズ第5戦の感想

2021-11-25 22:24:00 | スポーツ



予告先発がない中、第5戦にして初めて両軍とも先発がまったく読めない試合となった。後がないオリックスは山本由が緊急登板という話もあったが山崎福。ヤクルトは素直に考えれば高梨だったが、なんとCSで打球を右手に当てて退場した原樹理。

その原樹理はスライダーの落ちがイマイチだったが、得意のシュートが効いて無難に序盤を乗り切った。ヤクルトは2回、併殺の間に一点先制。

4回表、福田盗塁失敗で二死無走者。ラッキー。ところが吉田正尚に二塁打を打たれた。追い込んでから、アウトコースで討ち取れそうだったのに、原樹理が首を振り、投じた内角のスライダーが曲がらなかった。悔いが残る失投だった。これで動揺したのか杉本にタイムリーを浴びて同点。

その裏、すぐに村上くんがソロホームランで勝ち越し。それまで皆打ち損じていた山崎福の角度のついた速球を完璧に打ち返した。

6回表、吉田正尚を一塁ゴロに討ち取ったが、イレギュラーしてオスナ悪送球。そこから一死一二塁になって原樹理降板。左のT-岡田なので左の田口にスイッチしたが、一二塁間を破られてまた同点。左殺しとして出した田口誤算。

だが同点で7回までこぎつけたら、あとは石山に任せてこの回は安泰。と思ったら、先頭に安打を打たれ(また紅林だよ勘弁してくれよ)、送られて連打を浴びて2失点。4-2。

これで8回清水のプランが崩れた。負けてるゲームでは出せない。大西を出したら1失点。5-2。勝ちパターンの投手に比べると、やはりワンランク劣る。

2点差ならなんとかなるが、3点差は厳しい。山田にスリーランでも出ないかな。8回からオリはヒギンス登板。ストライクが全然入らず、塩見、青木と四球。そして山田が妄想通りの同点スリーラン! 東京五輪野球競技MVPは、ストライクを置きにきたのを見逃さなかった。

同点だが、これで完全に流れはこっちに来た。が、9回はマクガフ。先頭打者は、マクガフがまともに勝負できないMLBのレジェンド・天敵ジョーンズ。案の定、腕が縮んで制球がままならず、2ボール。ストライクを欲しがってど真ん中に投げた。それはないわ。左翼ポール際に勝ち越しソロで終了。

今日はヤクルトのリリーフが全部誤算だった。それをまとめて山田が取り返したが、最後のマクガフも誤算だった。勝ち越してなかったんだし、9回は清水でよかったのでは? マクガフが、というより、僕にとっては高津監督の采配が誤算だった。


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