発売されてからずいぶん時間が経ってしまった。どのくらい経ったかというと、先日7巻が発売されてしまった、というくらい感想を書かずに時間が経ってしまった。
言い訳はしない。単に書くのを忘れてました。
6巻は、北海道編の途中から始まり、一瞬東京に戻ってまた北海道旅行。の途中まで。ほぼ丸ごと北海道と言って差し支えない。
一瞬東京に戻る理由が結構重い。実は、シャークは日本一周前に念のため受けた健康診断で、肺に影が見つかっていた(作中ではここまで描かれてない)。気にしながら旅行してきたのだが、札幌モエレ沼公園付近で滞留中に微熱が続き、怖くなって一時帰京。
僕にはもうあまり時間がないかもしれない。そのときが来る前に日本一周だけは達成したい。
戻りのフェリーでそう決意したりしてシリアスな展開だったが、再検査の結果は肺炎の跡でしょうということで、問題なし。
身体に問題がないと分かると平常運転に戻った。紋別ではクルマで寝るのが寒くてホテルに泊まるものの、バッテリーを気にしなくていいのでネットを見まくってしまい、仕事(本作の執筆?)がまったく進まなかったりした。
日本一周が始まってからはずっとそうなのだが、青春の苦い悔恨とか老いへの恐怖とかがほとんど出てこない。そもそも由美子さんが出てこない。やはり一人旅は精神に良い効果があるのだろう。
7巻の感想は早めに書きます。と宣言して自分にプレッシャーをかけておく。
旅に出る前のシャークだったら有り得ない前向きさ