曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サマータイムブルース2014

2014-07-17 22:18:50 | 社会
7月に入って、僕の職場はサマータイムになった。30分早く始まって45分早く終わる。東日本大震災後の政府の節電要請から始まっているので、今年で4年目である。


一般的にサマータイムを導入すると節電になるとか、明るい時間に仕事が終わるのでいろいろ活動できるとか、朝涼しい時間帯に出勤できるとか言われてるが、実際に4度目のサマータイムを過ごしている人間として、サマータイムの○と×を語ってみたい。

僕は通常時間では朝6時に起きているのだが、サマータイム期間は5時半に起きている。バスを待つときはまあまあ涼しいが、電車を降りて職場まで歩く7時半~8時の時間帯は、すでに猛暑である。その暑さは通常時間帯とほとんど変わらない。

最寄駅までのバスは、始発の次の便である。便の密度が薄い時間帯なので、かなり混む。絶対に座れない。通常時間帯の時は座れるのに。その代わり、道路の渋滞がないので、だいたい定刻に駅に着く。

早めに仕事が始まる分、昼休みまでが長い。通常時間帯では、仕事量が午前40:午後60くらいの比率だったが、サマータイム期間中は午前60:午後40である(体感で)。昼ご飯を食べたら、あっという間に退勤時刻になるイメージ。

16時台に職場を出る。まだ明るいが、暑くて何かする気にはなれない。下校する中学生や高校生と一緒に歩くのが、少々恥ずかしい。

帰りの電車も学生が多い。夏休みに入ると、また変わるんだけど、サラリーマンが少ない、違う世界の車内であり、居心地はあまりよくない。

まだ陽が高いうちに仕事から解放されるので、途中ちょこっと散策してHipstamaticの作例でも、と思うが、暑くてその気になれない。また、今年は天気が不安定で、撮影のために途中下車するチャンスが少ない。

うちは子供たちが寝てからが大人タイムなのだが、子供たちの就寝時刻は同じ(9時半)なので、純粋に30~45分大人時間が減る。「軍師官兵衛」なんて、録画しておいたのを10時半に見終わり、感想を書いたら寝る時間である。

というか、ブログを書いてると他のことはできない。というくらい自由時間が減った。子供たちが起きてる時にはブログ書かない。


ものすごく大きな不満はないが、メリットもほとんどない。不満の多くは、自分以外の世界は通常時間で動いていることに起因している。学校も30分前倒ししてくれれば、いつも通りに生活できるのだが。

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