Nikon Capture NX-Dを入れてみた

ニコンのデジカメのRAWを現像処理できるアプリ「Nikon Capture NX-D」が無償公開されたので、インストールしてみた。ニコンの一眼レフには「ViewNX」という無償の簡易現像アプリがついているのだが、この「NX-D」は有償アプリ「Nikon Capture NX 2」の後継で、機能も多分同等以上なのになぜか無償。

Hipstamatic好きな僕だが、以前はエフェクトをかけたりするのには懐疑的だった。写真は基本的に記録なので、正確さが最も重要だと思っていた。今でも、旅先の観光スポットなどで本気の撮影をする場合は、一眼レフでできるだけ見たままを記録しようとしている。おもしろ写真はHipstamaticに任せて。

しかし、今のデジカメは、一眼レフでも面白エフェクトをかけることができる。

だが、面白エフェクトをかけると記録性が低まってしまう。

そこでRAWである。RAWというのは、撮像素子から取り出した生のデータのことだ。

RAWで撮っておけば、超記録的リアリズム写真も、おもしろエフェクトをかけた御洒落写真も、好きなだけ生産することができる。ただし、ちゃんとしたRAW現像アプリが必要。

ニコン純正のNikon Capture NXなら、カメラ側で掛け撮りする時のと同じエフェクト（ピクチャーコントロール）を、あとから掛けることができる。Hipstamaticに対するOgglみたいなもんである。

というわけで、Capture NX-Dを使ってHipstamaticのLincolnレンズとT.Roosevelt 26フィルムのような、青写真風のをやってみた。


Capture NX-Dの基本画面。左のフォルダービューや右のヒストグラムビューは非表示にもできる。


「エディット」ビューの各アイコンを押すと、下にその設定メニューが出る。後からアクティブDライティングをかけられるなんて素敵だ。


ピクチャーコントロールのビューはこれ。プルダウンで種類を選ぶと、それぞれの設定メニューが開く。


青写真の「Cyanotype」を選び、色を濃いめ、コントラスト高めにしてみた。


設定が決まったらJpegなどの普通の画像に「変換」する。RAW現像アプリの場合、変換＝保存である。サイズはこの保存ダイアログのオプションとして設定する。


これが完成した青写真。モデルは往年の変態カメラ「ニコンCOOLPIX SQ」

セサミンを2か月間飲んでみた

だいぶ前のことだが、藤岡弘、の若さの秘訣はゴマだというのをテレビで見た。彼は暇さえあれば、一掴みの黒ゴマを口の中に放り込んでムシャムシャやっていた。ゴマの中のセサミンが、彼のパワーの秘密らしい。特に髪の毛の。

僕もアラフォー男子なので髪の毛は非常に気になるところ。一時期ゴマを食べようとした。が、ゴマは脂質も多いので、実は食べ過ぎると体に良くないらしい。しかし、サプリのセサミンは高価である。ゴマ自体はそんなに高価なものでもないから、抽出する技術と装置が高いのだろう。いずれ各社が抽出できるようになれば安くなる。そのとき買えばいいや、と考えていた。

のだが、ある日、うちの奥さんがサントリーのセサミンEXを入手してきた。無料のサンプルらしい。その時僕はセサミンの代わりにDear-Naturaの「ビタミンB群」を飲んでいたのだが、それと併用してセサミンも飲み始めた。

サントリーのセサミンEXは、一日3錠ということになっているのだが、なんかもったいなくて朝と夜の2回にした。もともと一日のセサミン摂取量はゼロに近かったんだから、2錠でも効果があるだろうと思った。

そして先日、セサミンを1瓶飲みきった。朝セサミン1錠、夜セサミン1錠とビタミンB群1錠の生活を2か月やったわけだが、結論から言うと、特に何も変わらなかった。体調は良くもなく悪くもなく。朝からエンジンがかかるということもなく、普通。髪の毛も増えてはいない。減ってもいないが。

ネットでは、セサミンは副作用がないという情報ばかり見かけるが、僕はトイレが近くなった。利尿作用があるのかもしれない。ビタミンB群と化学反応してそうなったのかもしれない。とにかくセサミンを飲んでた2か月間は、夜トイレに起きることが多かった。仕事中のトイレ回数も1.3倍くらい多かった。

別にセサミンEXにいちゃもんをつけるつもりはないのだ。飲んでいたから普通の体調を維持してたのかもしれないし、減るはずだった髪が減らなかったのかもしれない。マイナス面も、やや頻尿というだけ。安心して飲めるかというと、飲めるサプリなんじゃないかと思う。

一日3錠飲めばよかったのかもしれない。もっと長期間飲まないと効果が出ないのかもしれない。それにしても今はまだ高いので、安くなったらまた飲もう。その頃は、僕も適度に年を取って衰えてるだろうし。



写真はニコンD7100＋DXマイクロ40ミリで撮って、XPERIA Zに入れている「VSCO Cam」で加工したもの。