曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「ミス・パイロット」第10話の感想

2013-12-17 23:10:44 | テレビ・映画
予告で大体分かっていたが、今回は国木田の回だった。

ゲンタは台風の事故で死んだのに国木田が責任を感じるのがわからない。というか、航空会社のパイロットが飛行中に死ぬような事故だったら、大きく報道されてそうなもんだが、関係者のはずの千里でさえ知らなかった。


「そんな大事故があったんですか!?」

それはいいとしても、かつて厳しく注意してしまったバディが晴に似てる?から、晴を教えるのを躊躇するという理屈はさっぱりわからなかった。前回は死なせてしまったから今度はちゃんと教えるというなら分かるけど。

そのゲンタへの叱責は「エアスピードを追いかけてパワー動かしすぎ」ということだが、僕の仮想体験では、着陸前など低空では機首を上げたくなる、あるいは下げたくないがために、エレベーターを動かしすぎるのが普通だと思う。前も書いたけど、着陸時の高度の維持回復は操縦桿ではなくパワーでやるべきで、なんか真逆のことを言ってるなあと思った。

が、僕は基本的に小型軍用機の人なので、間違ってるかも。今どきの民間機はスロットルをむやみに弄っちゃいけないのかもしれん。

エアスピードって指示対気速度のことだよな? 飛んでた頃は、めんどくせーと思いながらシジタイキソクドって言ってたわ。英語でいいのね。

左足固定も私のような素人にはわからん。B767のような大型機の両手持ち操縦桿は、前後がピッチで左右がロール、回してヨーだからペダルはタキシング中のタイヤ操舵かな?と思っていたが、違うのか。

ていうか、B767の操作系って意外に原始的だね。晴が、なんか一生懸命足元のハンドルをグルグルしてたし、ペダルを頑張って踏まなきゃなんないなんて。フライバイワイヤじゃないのか。

訓練生チーム名のB6はB767の意味だと思っていたのだが、過去のB6系チームの写真の後ろの機体がB777だった。

千里の恋愛話は意外に進まず。あと1話しかないのに。このドラマでは、一組もカップルができないかもしれん。

前半は無名ばっかりだとか、関西弁ウザイとか思ってたけど、10週も見てると馴染んできた。晴へのサポートが心強かった。僕が審査受けるわけでもないのに。みんないい奴じゃん。


「みんな、よくここまで来たよね」

ここへきてようやく晴が本気で実力を発揮し始めたのに、最終審査が、また「いよいよ当日です」「受かってました」のパターンで呆気にとられた。というか、嫁と話していてわからず、気づいたときは受かっていた。訓練は難しそうなことをこなしていて、流石に凄いとこを見せていたのに、本番をまた省くとは。

お母さんの死は、というか病気はなくてもいい要素だなあ。堀北真希が泣く演技上手いのには驚いたけど。本物の親御さんが亡くなったみたいなリアル感があった。まさか本当に亡くなってないでしょうな?

ていうか、お通夜とかも省いたよね。あんまり親の線を追うと脱線するから、まあいいけど。

審査シーンを省かれた以外はドラマとして充分楽しんで見てたんだけど、最後の予告で全部持って行かれましたな。232分もやるのか?!緊急事態って何よ?


「次はいよいよ最終回」

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