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森羅万象 ~ 歩く印象派

「ミウラ折り」とは

2010年04月24日 19時05分14秒 | 歩く印象派
地図をすぐ開いてすぐ畳める!便利な「ミウラ折り」を覚えよう

一瞬で開いたり畳んだりできる「ミウラ折り」という便利な折り方をご存知ですか?今や世界中で様々な技術に応用されているこの折り方は、実は日本人が考案したもの。地図を使ってその折り方を紹介するエントリーが、じわじわと注目を集めています。

▽地図をミウラ折りにしてみよう

1970年に、宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)の三浦公亮名誉教授が考案したというこの「ミウラ折り」。一軸方向に伸展するだけで開閉ができるという特性を生かし、人工衛星の伸展機構や、スタッドレスタイヤなどにも応用されています。また「一瞬で開くことができ、畳むときも一瞬。」「折り目を磁北線(コンパスが示す方角)に沿わせることができる。」「逆折りにすることがないので折り目が破れにくい。」といった利点があるので、「地図」を折り畳む時にも役立ちます。

「ミウラ折り」の折り方の手順は以下の通りです。

* 1.垂直方向を5等分して、水平の折り目をつけます。折り目の向きは山と谷を互い違いにします。
* 2.約6度に傾けて折り目をつけます。(分度器がなくても、1:5の直角三角形を作ればこの角度になります。)
* 3.一旦開いて、折り目をつけかえます。縦のラインは山あるいは谷を揃え、横のラインは山と谷が互い違いになるようにします。
* 4.新しく付けた折り目に従って、縦に折り込めば出来上がりです。

エントリーでは、この手順をアニメーションで詳しく解説しています。3つ目と4つ目のステップは特に慣れが必要なので、最初はいらない紙で練習してみるといいですね。

2005 年からじわじわとブックマーク数を伸ばし続けているこちらのエントリー。はてなブックマークのコメント欄には「たまに見かける斜めに折り目の入った地図はこうやって折ってたのか。」「高校のときになぜか習いました。」「こんなにブックマークされてることに驚いた。」といった声が集まっています。山歩きなどで地図を持ち歩く際には、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

清志郎さん、デビュー直前の音源 高校時代の恋人に贈る

2010年04月23日 06時56分39秒 | Rock 音故知新
 忌野清志郎さんが高校時代の交際相手に贈った録音テープ。絵も歌詞カードも手書きだ

2010年4月23日3時0分朝日COMより

 ロックシンガーの忌野清志郎(いまわの・きよしろう)さんが昨年5月2日に亡くなって、間もなく1年。清志郎さんが高校時代の交際相手に贈った自作の歌のテープが確認され、このほど内容が分かった。初期のRCサクセションのメンバーとスタジオ録音した本格的な内容で、デビュー直前の清志郎さんの原点をみずみずしく伝えている。

 曲は古いオープンリールテープに録音されていた。清志郎さんの手元を離れて以来、贈られた女性以外で聴いた人はいなかったという。ノンフィクション作家の神山典士(こうやま・のりお)さんが昨年つきとめ、このほど内容を確認した。

 録音は1968年、清志郎さんが都立日野高校に通っていた2年生の冬とみられる。プロデビュー(70年)の直前だ。全7曲で約36分。初期RCサクセションのメンバー、破廉(はれん)ケンチさんと林小(りんこ)和生さんと3人で演奏している。

 最初のシングル曲「どろだらけの海」やセカンドシングル「涙でいっぱい」、92年にソロ名義のアルバムに収めた「ぼくの目は猫の目」などが録音されている。未発表曲も3曲あった。

 曲は全編、ドラムズなしの生楽器による演奏。清志郎さんの歌唱の代名詞ともなった「ガッタガッタ」というソウルフルな叫び声も、すでに聞こえる。神山さんは「RCの原点が分かる貴重な音源だ」と話している。

 テープを持っていたのは、日野高校時代に清志郎さんと交際し、交換日記をつけていた同級生の女性。同校は、数多くの名曲の舞台となった、清志郎さんの青春の地だ。

(忌野清志郎さん)

 テープの箱には、美術好きの清志郎さんらしく自画像が描かれ、自筆の歌詞カード、全曲解説がついていた。「もう戦わなくてもいい」という曲には「失恋の歌を作るつもりだったけど詞を書いていたら反戦歌になっちまった」と解説した。「2時間35分」では、交際相手と長電話をした体験がベースになったと告白。「しかし、後半、たいへんなヒヤクがありますね。気を悪くしないでチョロピンポロポロ!」と、ちゃめっ気が顔をのぞかせている。

 私家録音の曲について一般に公開される予定はない。発見の経緯などは、28日発売の神山さんの「忌野清志郎が聴こえる 愛しあってるかい」(アスコム)に紹介されている。(近藤康太郎)

元横綱・朝青龍:北朝鮮を訪問 朝鮮中央通信が写真配信

2010年04月22日 23時15分58秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
 平壌の万寿台議事堂で、モンゴルのザンダンシャタル外相(前列左から4人目)一行と記念写真に収まる金永南・最高人民会議常任委員長(前列中央)。上段右から3人目に元横綱の朝青龍が写っている=2010年4月22日、朝鮮通信

2010年4月22日 19時52分毎日新聞

 朝鮮中央通信は22日、元横綱・朝青龍=上段右から3人目=が訪朝中のモンゴル外相=前列左から4人目=や北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長=前列中央=と写った写真を配信した。訪朝目的は不明。

はやぶさのカプセル、6月13日に地球帰還

2010年04月21日 19時03分14秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月21日、惑星探査機「はやぶさ」に搭載したカプセルが、6月13日に大気圏に再突入し、地球に帰還する予定だと発表した。着陸想定地を管轄するオーストラリア政府からこのほど、着陸許可を得た。

 検討中の計画によると、はやぶさは13日午後8時ごろ(日本時間)にカプセルを分離。カプセルは午後11時ごろ大気圏に再突入し、1時間以内に着陸する予定だ。着陸場所はオーストラリア大陸南部の砂漠地帯のウーメラ立入制限区域。カプセル分離後、はやぶさ本体は大気圏に突入して燃え尽きる。

 はやぶさは、小惑星「イトカワ」で岩石採取にチャレンジしており、カプセルにはイトカワの岩石が収納されている可能性がある。


以下は宇宙航空研究開発機構のプレスリリースより


「小惑星探査機「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還について」

平成22年4月21日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(以下 JAXA)は、平成22年6月に予定している「はやぶさ」搭載カプセルの地球帰還に関し、4月16日(金)に着陸想定地を管轄する豪州政府から着陸許可を得ましたのでご報告いたします。
 なお、カプセルの再突入の日時は、現在の計算によると、平成22年6月13日、日本時間23時頃(協定世界時14時頃)、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域の予定です。
 引き続き、はやぶさの地球帰還、カプセルの再突入へ向けて慎重な運用を続けるとともに、適時、運用状況についてお知らせいたします。

※協定世界時(UTC):全世界で時刻を記録する際に使われる公式な時刻



最新の軌道計画に基づいた軌道誘導の概要(検討中のものであり確定ではない)

3月27日 イオンエンジンによる第2期軌道変換終了済み
4月6日 TCM-0 地球外縁部への初期誘導を実施済み
再突入39日前頃までに TCM-1、地球外縁部への誘導
再突入15日前頃までに TCM-2、地球外縁部への誘導
再突入 7日前頃までに TCM-3、豪州への誘導(地球外縁部→豪州着陸想定地域へ)
再突入 3日前頃までに  TCM-4、豪州への誘導(着陸想定地域への詳細誘導)
再突入 1日頃前から カプセル昇温
再突入 3時間前頃 カプセル分離
再突入 日本時間23時頃(協定世界時14時頃)を予定
再突入+1時間までに カプセル着地
*TCM:軌道修正 (Trajectory Correction Maneuver) イオンエンジンにて実施のため長時間を要する。
問い合わせ先:


ミイラは2千年前のトキと判明 京大保管、X線で撮影

2010年04月20日 05時33分39秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年4月19日 21時27分(共同)

 1916年に英国から寄贈され京大総合博物館が保管していた鳥のミイラ2体をエックス線で撮影したところ、約2千年前のトキであることが分かり、同博物館が19日発表。ミイラは1914年ごろに英国の調査団がエジプトで発掘。調査への寄付の謝礼として「日本考古学の父」浜田耕作京都帝大教授に贈られた。長さは約40センチで褐色の麻布に巻かれ、博物館は種類を特定しないまま保管していた。

ウナギ完全養殖 謎多き魚が告げること

2010年04月19日 23時34分46秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
東京新聞 社説(2010年4月19日)

 うな丼は国民食という。だが、クロマグロ以上に、ウナギは神秘の魚。完全養殖に成功したのは快挙だが、天然ウナギの資源管理も同時に考えないと、かば焼きのにおいも縁遠いものになる。

 ウナギは謎多き魚である。そのウナギの完全養殖に世界で初めて独立行政法人水産総合研究センター(横浜市)が成功した。

 日本人は世界で捕れるウナギの七割を食べている。その99%以上が養殖だ。養殖とは、稚魚のシラスウナギを捕まえて、池で育てることをいう。養殖された両親に卵を産ませ、ふ化させて、第二世代を育てることが完全養殖だ。

 ウナギは、その生活史、特に生殖に関して謎が多い。ニホンウナギの産卵場所がほぼ特定されたのもごく最近だ。マリアナ諸島沖から約三千キロの旅をして、はるばる日本の川へ上ってくる。自然な状態でどのように繁殖するか、まだだれも見たことがない。お手本がない中で、手探りの養殖研究なのである。

 養殖ウナギは、なぜかほとんど雄になる。ほっておくと、生殖能力が備わらない。完全養殖は、ホルモンの投与など、四十年の地道な研究を結実させた快挙である。が、扉はまだ開いたばかりだ。十万匹が一応は育ったものの、自然界でも成魚になる確率は十万分の一程度、実用化にはほど遠い。

 日本で食べるウナギの多くは、ヨーロッパウナギである。欧州産のシラスが中国で育てられ、かば焼きなどに加工されて結局はほとんどが日本へ送られる。一九九〇年代以降、ヨーロッパウナギのシラスが激減し、二〇〇七年のワシントン条約締約国会議は、国際取引への規制をかけた。マグロ以上に世界を巡る魚だが、国際的なウナギの資源管理機関はない。シラスの減少がこのまま続けば、マグロより先に食卓から遠ざかる恐れもある。大量化に十年以上かかるという養殖研究を進める一方で、シラスウナギの国際的な資源管理体制の構築が急がれる。

 大回遊魚のウナギは、海洋から河川の上流まで、広範囲にわたる水環境の影響を受けやすい。海洋汚染だけではない。海岸や河川をコンクリートで固め、長旅に疲れたウナギから干潟や岸辺の休息地を奪ったことが、ニホンウナギ激減の始まりだった。

 ウナギの生態は、人間の生活環境を改善する上で、多くの示唆を与えてくれているようだ。その謎にさらに近づくべきである。

話題の『1Q84』

2010年04月18日 18時32分26秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
池袋の書店で買えました。

初刷50万部だけのことはありますね。
報道のほとんどが内容よりも発行部数の強調というのが気になりますが。

それと、ちょっと?に思ったのが
TVのインタビューで1、2を読んでない人で「3から読んでます。」というのがありました。

いきなり「3」から読んでどうするんじゃ?

たしかに、1,2より「3」の方が発行部数が多くなりそうという報道の裏づけにはなりますが。

アイスランド噴火、欧州空路まひ状態 離発着停止13国

2010年04月16日 23時36分41秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2010年4月16日20時38分朝日COM

 【ロンドン=橋本聡、ベルリン=金井和之】アイスランドで起きた大規模な火山噴火は16日、火山灰が欧州各地に達し、空路のまひが拡大している。航空機の離着陸を停止した国は欧州北部を中心に13カ国に広がった。欠航は1万7千便前後になると見込まれ、混乱は空前の規模に。日本からの欧州便も欠航や引き返しを余儀なくされるなど、全世界で影響が出始めている。

 米CNNは、航空便の乱れの規模は2001年の9.11同時多発テロ以来だとしている。

 アイスランド気象庁によると、噴火したのは同国南部エイヤフィヤトラ氷河の火山。先月2世紀ぶりに噴火し、14日に再び大規模な噴火を起こした。噴き上げられた火山灰は上空11キロに達し、風に乗って東南に流れている。火山灰は16日、欧州北部を広く覆った。

 この影響で、エンジントラブルなどをおそれた各国航空当局は、15日から相次いで空港閉鎖や運航中止を発表。欧州の航空管制機関ユーロコントロールなどによると、16日午前(日本同日午後)の時点で離着陸を停止しているのはアイスランド、アイルランド、英国、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、オランダ、ベルギー、エストニア、スウェーデン、仏、独、ポーランドの13カ国。

 こうした状況を受けて、日本航空は16日、成田からのロンドン、パリ、アムステルダムなど5路線の全便欠航を決めた。全日本空輸も同日と17日の成田発のロンドン、パリ、フランクフルト便を欠航させた。ほかにも欠航が相次いだ。

 オバマ米大統領やロシアのメドベージェフ大統領も出席して18日にポーランド南部クラクフで予定されていた、航空機事故で死亡したポーランドのカチンスキ大統領の国葬も実施が危ぶまれている。同国内の空港が相次いで閉鎖されており、参列者だけでなく、大統領の遺体もクラクフに運べない恐れがあるためだ。ポーランド政府は対応に追われ、混乱している。

 アイスランド気象庁は「噴火活動は数日から数週間つづきそうだ」(専門官)としている。火山灰が風で流された地域は航空機の飛行が再開できるが、火山灰の移動とともに飛行できない地域も移動するとみられる。

>前代未聞の大事件ですな!
今回の噴火でこの騒ぎじゃ、あの恐竜たちが全滅した小惑星の衝突が今起きたら、全世界のネットワークがズタズタになってしまいますね。

4月半ばで東京に雪? 気象庁予報、観測史上1位の遅さも

2010年04月16日 17時52分23秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
4月16日12時55分配信 産経新聞
 気象庁は16日、同日夕から17日朝にかけ、関東・甲信地方を中心に雪が降るとする予報を発表した。

 東京都内ではこれまで、昭和42、44年の4月17日が、降雪を観測した最も遅い記録。16日に降れば観測史上3位、17日なら同1位に並ぶ記録となる。

 同庁によると、関東甲信地方の上空には、氷点下4℃の強い寒気が流れ込んでいる。17日朝には低気圧が房総半島の南を北東へ進むため、関東の山沿い・北部の平野部、甲信地方を中心に、降雪が予想されるという。

 17日12時までの降雪量は、いずれも多いところで、関東北部の山沿い・甲信地方20センチ▽関東北部の平野部5センチ▽箱根から多摩西部、秩父地方8センチ。関東南部の平野部では、積もるほどにはならないという。

 同庁では、交通障害や路面凍結、農作物管理などに注意するよう呼びかけている。

>以下は気象庁発表

雪に関する関東甲信地方気象情報 第1号

平成22年4月16日11時10分 気象庁予報部発表

(見出し)
16日夕方から17日朝にかけて、関東地方の山沿いや関東地方北部の平野
部、甲信地方を中心に雪が降り、積雪となる所があるでしょう。雪による交
通障害や農作物の管理などに注意して下さい。

(本文)
[気象状況と今後の予想]
 関東甲信地方の上空約1500メートル付近には氷点下4度とこの時期と
しては強い寒気が流れ込んでいます。
 17日朝には低気圧が房総半島の南を北東に進むため、16日夕方から1
7日朝にかけて、関東地方の山沿いや、関東地方北部の平野部、甲信地方を
中心に雪が降り、積雪となる所があるでしょう。
 また、関東地方南部の平野部でも17日明け方から朝にかけて雪の混じる
所があるでしょう。

[降雪の予想]
 17日12時までの降雪量は、いずれも多い所で
  関東地方北部の山沿い、甲信地方   20センチ
  関東地方北部の平野部         5センチ
  箱根から多摩西部や秩父地方にかけて  8センチ
 の見込みです。
 なお、関東地方南部の平野部では積雪とはならない見込みです。

[防災事項]
 雪による交通障害や路面凍結、電線や樹木への着雪に注意して下さい。ま
た、農作物の管理にも注意して下さい。

[補足事項]
 今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意して下さい。
 次の「雪に関する関東甲信地方気象情報」は16日17時頃発表の予定で
す。