All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

新タマネギをGET!  小俣農園訪問

2006年06月08日 01時12分24秒 | 歩く印象派
先週、小俣農園の黒子さんから連絡があった。
「玉ねぎの収穫徐々に始めています。食味してみると、一般
には売られていないとても甘い種類で、オニオンサラダなど
にするととてもおいしいです。平日でも皆様のお仕事が終わ
ってから夕方のお越しも大歓迎ですので、ぜひ一度いらっし
ゃいませんか。とってくれる人が少なくて困っているほうれ
ん草や赤い二十日大根もごいっしょ
にどうぞ。夏にはゴーヤも実ります。道順をファックスいた
しますので、ご都合つけてお越しになってください。」
さっそく訪ねてみた。
周囲は里山に囲まれ静かで緑豊かな菜園である。

3年前から独学でこの農園を始めたという黒子さんのお父さんが
笑顔で迎えてくれた。ここの設備いっさいがっさい手作りである。

さて、タマネギである。
すんごい量だ。昨年は玉が小さかったそうだが今年は一つ一つ
見事な大玉が収穫出来たとのこと。20キロほど戴くことにした。
大玉だと3つで1キロ、つまり60ヶで20キロとなる。

詰め終えて、しばし,農園内を見学。
こちらのハウスはホウレンソウと二十日大根。

ゴーヤの苗。
真夏になると小俣農園のフェンスはことごとくゴーヤのツル
で覆われるという。

そのフェンスだが、なんとイノシシ除けのためのものと聞いて
驚いた。そういえば日光の鹿フェンスにも似ている。
下の檻はイノシシを捕らえるトラップ。中にイノシシが入
ると蓋が閉まる仕掛けになっている。ちなみにこの地域で
は昨年120頭ほど捕獲されているとのこと。えーっ?

立派な腐葉土!3年かかったそうだ。木材のチップが混ざっている。
無農薬の秘訣がこの腐葉土にあるようだ。

農園内にはこんな珍しいものがあった。
「アカザ」である。近年、シロザは見かけるがアカザはとんとご
無沙汰でオ・寒氏と「アカザはいずこ?」とひそかに探索中であった。

あとで、オ・寒氏にもこの農園案内しよう。

中国の旅(大連、瀋陽、撫順訪問)その15清花縁餃子訪問

2006年06月07日 20時12分32秒 | 中国の旅(大連、瀋陽、撫順)
大連第2日の夜は「清花縁餃子」という餃子専門店
に行った。大連でも有名な店だ。もちろんKing父の
ご推薦である。

「八宝茶」という香り高いお茶が出てきた。苦くはない。
このお茶の入れ方がユニークだ。専属のお茶いれお兄さんがいて、
先の長ーい水差し型の急須で器用にお湯を注いでくれるのだ。どうやら、これが
この店の売りのようである。→動画で見れます。
このお茶(八宝茶)の飲み方だが、蓋をずらして飲むのが作法だ。
中に入っている八種類の具が外に飛び出さないようにして飲むのである。


ビールは「ローエン」ビール。
昔、「ミリンダ」という炭酸飲料があったが、瓶の緑色が似ている。

続いて出てきたのはあんのかかった豆腐。
これはさっぱりしていて日本人向きだ。

これもさっぱり系で、茹でた白菜を横に並べた上にチリソースが
かけられている。

イカとキヌサヤ、海老、とピーナッツの炒め物。
薄い塩味である・

スペアリブも登場。でも、こんなに食べてしまうと
肝心の餃子がいただけなくなってしまう。少し心配。

メインの餃子が出てきた。焼き餃子だが、なんか日本とは違うゾ?
皿全面を覆っている薄皮の下に餃子本体が見える。
どうやらこの薄皮を破って食べるようだ。

大連は港町、こんな物も出てきた。生のウニである。

さあ、明日はいよいよ瀋陽だ!

10万円のランチ!

2006年06月06日 18時00分24秒 | 歩く印象派
↑ホリエモンも村上氏もこの建物が至極気に入ってたようだ!↑


 昨日は偉そうに村上さんをご批判なすっていた監督官庁の長である与謝野さんだが一夜明けたら村上からお金をもらっていたことがバレて弁明に大わらわである。

昨夜の報道より
(毎日新聞) - 6月5日20時46分更新<村上ファンド>証取法への無自覚行動、与謝野担当相が批判  村上世彰容疑者の逮捕に関して、与謝野馨金融・経済財政担当相は5日、記者団に対して「(村上代表やライブドアの堀江貴文前社長ら)時代の寵児(ちょうじ)のように扱われていた人たちが、証取法に対する自覚なしに行動したことは反省されるべきことだ」と厳しく批判した。 さらに「インサイダー規定は(重要事実を)知った上で株を買い付けると罪に問われるという単純な構成要件になっており、村上氏も当然、起訴されると思う」との見通しを示した。

今日のお昼の報道
<村上ファンド>40万円の政治献金受けた…与謝野担当相  与謝野馨金融・経済財政担当相は6日午前の記者会見で、証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕された村上世彰容疑者との関係について「私の朝食勉強会に何回か参加され、会費を政治献金の形でいただいた」と述べた。小渕内閣の通産相時代から面識があったという。 与謝野担当相は3月13日の参院予算委員会で、民主党の小川敏夫氏の質問に、04年の政治資金収支報告書記載分として、10万円を4回、計40万円の献金を受けたと説明していた。【竹島一登】(毎日新聞) - 6月6日12時57分更新  

で、こんな風に言い訳していた。
与謝野馨金融・経済財政担当相談
「私の昼食勉強会に(村上氏は)何回か参加しており、その会費は政治献金という形でもらっている。」

つまりだ。40万円を4回にわけてもらった。「昼食勉強会」の
会費として。うーむ。1回10万円のランチか・・・。

祖父は与謝野鉄幹、祖母は与謝野晶子というお墨付きの方ですが
ただの「あほんだら」ですね。




お好み焼き「だん」初体験!(後編)

2006年06月06日 12時31分35秒 | グルメ
マスターは足利生まれだが大阪の「お好み焼きだん」で
修行し、10年前に故郷に戻りこの地で開店した。大阪生
まれの奥様と2人で切り盛りしている。
大阪の「だん」については詳しくはないがこちらを参照下さい。
さて、
卵が落とされた。薄く広げて・・。こ、これは何?
右にはヤキソバが見えるが・・・。

と、油断していたら、あっという間に(写真撮れず!)
ヤキソバをクルンと包んでしまった。
オムレツ?いや、オムソバだ!

それをお皿に載せて。うーむ、わかったぞ!
あんをかけるんだ。

やっぱりそうだ。
これが「天津オムソバ」というのだそうだ。
ボリュームがあるな。


またまた、何か焼き始めたぞ。

なんで、カツ節ふった後に溶き卵をかけるの?

肉ものせはじめた・・・。

???

ひっくり返して

も一度返して

これが「洋食焼き」なのだそうだ。

その他に頼んだもの。
「たこ塩」 添えてある「だん」のからしは激辛!

「とり塩」これはi村氏の一押し!

「えのきポンズ」と「キムチボッカ」

「ナン&カレー」もあった。

うーむ、満腹♪最後にメニューも掲載。


で、なんで北関東で「関西風お好み焼き」かって?
すまん!また近々行って聞いてきまーっす!

女はなぜ突然怒り出すのか?  必読書!

2006年06月05日 17時56分31秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
姫野 友美著「女はなぜ突然怒り出すのか?」 (角川新書)

著者は心療内科の女医さん。
これを読めば問題が一挙に解決するわけではないが、
家で配偶者、職場で同僚・部下などとの関係で悶々
と溜め込んでいるストレスがある男性には、「相手」
の構造・仕組みが見えてくるので、一読すれば少しは
心がやすまると思う。

女性のおしゃべりについて ドーパミン
女性のホルモンや化学伝達物質(ドーパミンとかセロ
トニンなど)の作用の仕方などの説明は非常にわかり
やすい。例えばドーパミンだが 別名「快感ホルモン」
とも呼ばれ、女性のおしゃべりと関係が深い。その理
由は「おんなの脳にとっては、話すこと自体が「快感」
だからである。話している内容はあまり問題ではない
し、話が結論に至らなくても全然構わない。それで次
から次へに話題が変わり、おしゃべりがとめどなく続
くのである。」(本書30Pより)思わず、身を乗り出
してうなづいてしまう。さらに「おんなにとっては格
好の話し相手を見つけてしゃべり始めると脳内にドー
パミンが出て「発散できてうれしい、楽しい」という
状態になる。そしてドーパミンはおしゃべりが盛り上
がるほどに活性化し、ますます状態がアップ。「ああ、
もうやめられないわ」という状態になっていく。」
(同P30)。
「これはパチンコで勝っているときに、なかなかやめ
られないのと同じ状況」に近いらしい。

もう一つのセロトニンもおしゃべりにとって欠かせな
い。
「セロトニンというのは精神を安定させたり、心を幸
せな気分にしたりする働きがあり、不足するとうつや
落ち込みを招いたり、キレやすくなったりする」のだ
という。これは、ぜひ頭に叩き込んでおいて欲しい。
このセロトニンだが、女は男よりも分泌量が少なく、
おんなの脳はストレスや不安、不平不満を山のように
抱え込んでいるのが、ごく普通の状態だと著者は云う。

「そしてそんな心の中の鬱積をスッキリ晴らしてくれ
るのが「おしゃべり」なのだ。おんなが「聞いて聞いて
聞いて!」と人に自分の話を聞いてもらいたがるのも
つまらないことで電話をかけてくるのもストレスのは
け口を求め、しゃべりたくてウズウズしているから」
に他ならない。(P32より)
「しゃべることによってドーパミンが出ると、頭の中
に巣食っていたもやもやした気分が発散され、その快
感からセロトニンのレベルも上がってくる。」(P32)
「つまり、世のおんなたちは、日ごろのセロトニン不
足を補うために、おしゃべり」をし「おしゃべりに
よってドーパミンを出してバランスをとっているとい
うわけだ。」

このようにとってもわかりやすいのが本書の特徴だ。


タイトルや小見だしは「男性から見た疑問」であり、
内容も男性の理解を得るための仕立て方だが、女性が
読んでも自分自身のホルモンなどの分泌状況を知って
身体の不調などの改善に役立つことは間違いない。

Amazonには以下のような感想が載っていた。
「今まで長年「男」をやってきて、どうしても理解で
きなかった女心の機微が、かなり理解できた気がしま
す(←これで完全に理解できたなどと言うと、また女
性が怒り出すかもしれない)。
著者は女医なので、自身を含めた女性の思考回路を、
医学的・生物学的な解説を加えつつ(男が好きな)
「論理的」に説明してくれるので、本当にすんなりと
読めました。
「女って奴は、どうしていつもこうなんだ」は自分
も今まで何千回となくクチにして来ましたが、もう
明日以降言うことはないと思います。
これを読めば女性にもてるようになるかどうかは定
かではありませんが、少なくともパートナーや部下
の女性に幾らかでも理解を示した態度で接する事が
出来ると思います。 「オスの嗅覚」が磨ける本で
もあります。」

読んでみて損はない、いやぜひ世の男性陣は読むこ
とをおすすめする。対策必読書!

お好み焼き「だん」初体験!(前編)

2006年06月04日 23時49分41秒 | グルメ
 i村氏お勧めのお好み焼き「だん」で大阪風のお好み焼きを
体験して来た。まずは上の写真の説明から。これを見て即座に
「天津焼」とわかる貴方はなかなかのお好み焼き通である。
「天津焼」というのは関西風のお好み焼きに中華風のあんを
かけたもの。以下の写真は天津焼が仕上がって行く様子を写
したもの。
まずはベースのお好み焼きが焼き上がったところから。

皿に載せてざっくり六等分しておく。

「あん」をかける。

さらに「あん」をかけて

出来上がり。

熱々のうちにいただく。ほっぺが落ちるほど美味い。

さて、話は前後してしまうがベース(基本)となる「豚玉」の
できるまでを紹介しよう。とにかく、手際が良く作業が早い!
手早くかき混ぜるのだが、これがリズミカルで八木節の鉦を叩く
のに似ていて驚いた。どうもここが一番のポイントのようだ。

一定の温度に保たれた厚さ17ミリの鉄板にタネを載せる。

これが

あっという間の作業だ。

すばやく豚の三枚肉を並べる。

これも素早い!

並べ終えると

裏返して

ソースを塗る。

青海苔と鰹削り節を惜しげもなくふりかけて出来上がり!

「だん」は栃木県足利市にある。

何故、北関東で関西風のお好み焼きが食べられるのか?
他にはどんなメニューがあるのか?
(後編へ続く)
 

趣茶で「特茶」

2006年06月02日 18時36分45秒 | 趣茶
 いつもは日本酒でお世話になってる「趣茶」さんだが
先日、一風かわった「お茶漬け」を味あわせてもらった。
写真をご覧になるとお判りのように、手前3つの小鉢に
ご飯が盛られている。そして7つの小皿には、焼鮭、海
苔、鱈子、イクラ、梅干、白州、切り胡麻、アサツキ、
香の物が並ぶ。まるでNHK韓国ドラマ「チャングムの誓い」
の宮廷(薬膳)料理のようだ。右端はだし汁の入った急須。

これが趣茶特製茶漬けだ。自分で好みの具をご飯の上に載
せて、熱々のだし汁をかけながらいただく。つまみ食いの
要領で楽しめるお茶漬けとなっている。

これは家でやっても面白いと思う。でも、マスターの薀蓄
(うんちく)に耳を傾けながら、茶漬けをすするのもまた
一興である。

中国の旅(大連、瀋陽、撫順訪問)その14 やっと普通の観光コース?

2006年06月01日 23時02分49秒 | 中国の旅(大連、瀋陽、撫順)
北京ダックで満ち足りた気分の我々は大連東部の海岸
に広がる東海公園を見学することにした。やっと、ふ
つう(?)の観光コースとなり気分もほぐれた。快晴で風
もない暖かな連休とあって家族連れがどっと押し寄せ
ていた。こういうところはディズニーランドなどに繰
り出す日本人と何らかわりはない。

この東海公園だが、公園といってもいわゆる「面」の
広がりのある公園ではない。海岸に沿って走る1本の道
沿いに点在する様々なオブジェを楽しみながら前に進む、
そういったスタイルになっている。途中から道は海岸を
離れ、くねくねとした急な坂を登りつめ、峠を越えて反
対側の海岸線へ出て行く。この間の距離は7~8キロは
ありそうだ。おそらく徒歩で廻ったら半日はゆうにかか
る。でも、景色はいいし健康にもかなりいいと思う。
実際、のんびり歩く家族連れをたくさん見かけた。

まずは入り口から海岸線に沿ったコースのスナップ写真
をご紹介しよう。下の写真は巨大な亀のオブジェ。中に
入ったりするものではないし動いたりもない。説明もな
い。ただ、海の方に向かって置いてある。でも、人気の
スポットらしく先端に乗って決めのポーズを取る若者や
それを写真に収める人など、思い思いに楽しんでいた。

海岸に立つとKing父の住む開発区方面を臨むことができる。
港町だけあって船の往来が多い。

道すがら、このような「海賊船」みたいな帆船があちこち
見受けられた。内部が土産物屋になってるのもある。

少し、途中を省略してここはもう峠を下りきったところ。
判りにくいかもしれないが、車が停まっている先には守衛
付きの門があって、一般の人間は入ることができない。共
産党あるいは政府の要職にある人たち(その家族)専用の
リゾートエリアである紡錘島という島へ向かう船の発着場
があるのだそうだ。「階級社会」なんだ。