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森羅万象 ~ 歩く印象派

中国の旅(大連、瀋陽、撫順訪問)その14 やっと普通の観光コース?

2006年06月01日 23時02分49秒 | 中国の旅(大連、瀋陽、撫順)
北京ダックで満ち足りた気分の我々は大連東部の海岸
に広がる東海公園を見学することにした。やっと、ふ
つう(?)の観光コースとなり気分もほぐれた。快晴で風
もない暖かな連休とあって家族連れがどっと押し寄せ
ていた。こういうところはディズニーランドなどに繰
り出す日本人と何らかわりはない。

この東海公園だが、公園といってもいわゆる「面」の
広がりのある公園ではない。海岸に沿って走る1本の道
沿いに点在する様々なオブジェを楽しみながら前に進む、
そういったスタイルになっている。途中から道は海岸を
離れ、くねくねとした急な坂を登りつめ、峠を越えて反
対側の海岸線へ出て行く。この間の距離は7~8キロは
ありそうだ。おそらく徒歩で廻ったら半日はゆうにかか
る。でも、景色はいいし健康にもかなりいいと思う。
実際、のんびり歩く家族連れをたくさん見かけた。

まずは入り口から海岸線に沿ったコースのスナップ写真
をご紹介しよう。下の写真は巨大な亀のオブジェ。中に
入ったりするものではないし動いたりもない。説明もな
い。ただ、海の方に向かって置いてある。でも、人気の
スポットらしく先端に乗って決めのポーズを取る若者や
それを写真に収める人など、思い思いに楽しんでいた。

海岸に立つとKing父の住む開発区方面を臨むことができる。
港町だけあって船の往来が多い。

道すがら、このような「海賊船」みたいな帆船があちこち
見受けられた。内部が土産物屋になってるのもある。

少し、途中を省略してここはもう峠を下りきったところ。
判りにくいかもしれないが、車が停まっている先には守衛
付きの門があって、一般の人間は入ることができない。共
産党あるいは政府の要職にある人たち(その家族)専用の
リゾートエリアである紡錘島という島へ向かう船の発着場
があるのだそうだ。「階級社会」なんだ。