All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

お花見用?ケーキ

2006年03月22日 12時00分36秒 | グルメ
東京は開花宣言でした。

写真は
新宿高野の「桜なんとか仕様ケーキ」です。
(「なんとか」は忘れてしまいました。)
たこやきの都内生活デビュートライアルの合
間に高野で見つけました。新作みたいです。

 上に載っかっている、ババロアのようなの
が桜風味でした。お花見向けでしょうか?

次回は4月1日に行くので違う種類にチャレン
ジかな。

キング父へ

2006年03月22日 12時00分00秒 | 歩く印象派
メール再送しました。PC回復しましたか?
こちらの近況写真を添えます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言い伝えどおり
昨日はよいお天気でした。
花も咲きました。(ハナズオウ)
若者はバイクのバッテリー上がりを調整中。

我が家の桜も咲いております。
(ソメイヨシノではありません。)

ハンさん

2006年03月21日 01時55分57秒 | 歩く印象派
 ハンさんは伝説の人である。
(ハンといってもあの「韓」ではないのであしからず。)

私が、その高校に入学したときにはもうすでに還暦
を越えていたように思う。集会の時など体育館で大
声で号令をかけていたので、真っ先に憶えた。

ハンさんは剣道を教えていた。その高校では剣道が
体育の必修科目だったので、1年から3年まで全員
ハンさんの名を知らぬものはいない。とにかくよく
竹刀を振り回していた。教員にも昔ハンさんに教わ
ったのがいて「よく叩かれた」と言っていた。

 ときどきハンさんは大きな声で何か怒鳴っていた。
しかし、早口で口の中でモゴモゴ言うので何を言っ
ているのかさっぱり分からなかった。とにかくよく
竹刀で叩かれた。友人のS君(Y中のS君)などは「柔
道着で剣道場に来るんじゃない。」と叩かれた。S君
は当時柔道の関東大会優勝者だった。

 そのS君から今日の午後、
「ハンさんは現役教師のときA高のハンドボール部を
率いて見事全国優勝したんだ。」という話を聞いた。
当時の私はまったく知らなかったし関心もなかった。

 急に、ハンさんについて知りたくなった。どうして
当時は、そういうことを知りたいと思わなかったのだ
ろう。今度の週末に剣道部だったM川に会ったらハン
さんについていろいろ訊いてみようと思う。

ハンさんはやはり「伝説の人』だった。


龍虎闘料理とは  小泉武夫「不味い!」より

2006年03月20日 23時41分57秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
いきなりクイズだ。
「龍虎大菜」とはどんな料理か?

答は蛇肉と猫肉の煮込みである。

中国では龍の字のついた料理は蛇を使ったことをいう。
「龍鳳大菜」は蛇と鶏肉の料理である。
蛇料理には菊の花が飾られることが多いらしいがこれも
蛇の旬の秋に咲く花だからだそうである。

何年か前の10月頃アグネスチャンの講演を聴いたときに
「もうすぐ秋になりますね。秋になると、蛇の美味しい季節
なので中国の人みな楽しみにしてます。特に脂ののった蛇の
スープは、美味しいだけでなく、風邪の予防にもなるんです。」
と目を輝かせて話していたことを思い出した。

小泉武夫によれば「蛇というのは全身これ筋肉なので、味が
濃いだけでなく甘みも持っている。だから、スープの出汁を
取るのに使っても、実にいい味が出る。」のだそうだ。

※なお「不味い!」本編は近々掲載します。

商工会の企業見学に参加。(前編)

2006年03月20日 12時32分17秒 | 仕事
先週の半ば頃、商工会主催による企業見学のツアーに参加してきた。

訪問したのは
(1)群馬県にあるカンサン株式会社高崎事業所(本社は渋川市)と
(2)埼玉県東松山市の株式会社豊島製作所

まずはカンサン株式会社から。
「カンサン」という名称はその前身の「関東酸素工業所」に由来する。
その前はずっと時代を遡り寛永6年(1629年)に渋川の金物商「堀口商店」
として創業したというから、歴史はかなり古い。

で、何をやっている会社なのか。
一言で言えば「高圧ガスの製造・販売」となるのだが、実は私たちの日常
の実生活で御世話になっているものが多い。

 たとえばLPガス。
これは電気、灯油、都市ガスと並んで、生活に必須の貴重なエネルギーの
ひとつだ。
 それよりも、もっと重要なのが各種高圧ガス、その中でも酸素の力は偉
大だ。世界第一位の生産量を誇る日本の製鉄業を支えているのは、ほかな
らぬ酸素だという。鉄を溶かす高炉では、酸素が燃焼を助けて効率アップ
と省エネルギー効果をもたらし、溶出した鉄から炭素などの不純物を取り
除く段階でも、大量の酸素が使われる。
 医療用にも多く使われている。全身麻酔手術や未熟児の保育、高圧酸素
治療、輸血用血液の冷凍保存などと利用は多岐にわたる。直接患者さんに
供給される医療用酸素などは医薬品の分類に入るという。

 他にも、最近需要がとみに伸びている窒素ガス、現在は酸素をはるかに
しのぐそうだ。またアルゴンガス、二酸化炭素なども取り扱っている。

 とまあ、用意された部屋でプレゼンを受けたあと、工場を見学させてい
ただいた。

下の写真は何かというと氷だ。どうして?

下の写真の温度表示をを見て欲しい。
-157度~-161度の世界である。
酸素もアルゴンガスもこの温度でないと液体の状態を保てないのだ。
(窒素は-196度!)
ガスを気化する際に急速に熱を奪う。その際の凍結だという。

何気ないパイプの配管一つをとっても、この過酷な超低温、高圧に対する
耐性が求められる。原発関連の機器類にも匹敵する重要保安設備だ。

そしてこの見学の見所は容器のリサイクルだった。(残念ながら写真はない)
長年、高圧ガスを取り扱う中で培われた容器の再生技術およびそのシステ
ムは自社工場の中で完結している。高圧ガスという危険性も伴うシビアな
ものを収納する容器のリサイクルは、回収、解体、洗浄(容器内側も)そ
して外側の塗装も全て剥がしきり、再塗装が施される。リサイクル後容器
の外観は新品とほとんど同じだ。リサイクル作業をされている従業員の方
に訪ねてみたところ、こちらの一日あたりのリサイクル処理能力は150本ほ
どだそうだ。

 再び、部屋に戻りカンサンの鈴木常務さんのお話を伺い、その後質疑と
なった。
 現在、LPガスは中国での需要が増えたアオリで原材料のガスの価格が高
騰しているとのことであった。とはいえ、競合他社との絡みで価格にそれ
を添加するわけにもいかず苦戦が続いているそうだ。
(唯一の赤字部門と聞いた。)
酸素の需要も落ちているそうだ。日本から中国へと生産拠点の移動も大き
い。代わって増えたのが先ほども述べた窒素。その不活性(他のガスと化
合しない性質)と低温性を生かし金属・化学・電気・食品・医薬・宇宙工
学にと、その優れた特性の活用で、活躍の場がますます拡大の一途にある
そうだ。

 とはいえ、既存の分野にしがみついているだけでは生き残れないのが世
の習い。というわけで、カンサンの鈴木常務が取組んでいるのが産学協同
によるハイテク分野への進出だ。中でも半導体用として開発されたウルト
ラクリン容器は、最先端の技術で注目を浴びているという。
こちらを参照→ウルトラクリン

 感心したのは鈴木常務の「自社にない技術は知の宝庫である“学”から
得よう」という姿勢だ。これは「資金力や開発力でははるかにかなわない
大企業に対抗する小さな企業の知恵だ。」とも言った。実際には若手の社
員を群馬大学の研究室にずっと貼り付けて、研究室の学生たちといっしょ
になって研鑽させたという。大いに見習いたいところだ。

  次回(後編は豊島製作所)

新潟酒の陣2006に行って来た。

2006年03月19日 22時37分14秒 | グルメ
 先月14日に趣茶で知った新潟の試飲会へ出かけてきた。
A市の私鉄駅に7時集合し高橋さん手配による貸し切りのバスに乗って
一路新潟へ。
関越トンネルを越える前は、青空が眩しかったが、

トンネルを抜けると「雪国」だった。


雪がどっさりでびっくり。真冬に戻ったみたい。

しかし、それも長岡あたりから消え始め新潟市内は全く雪はなかった。
会場は朱鷺メッセというコンベンションホールだ。幕張メッセやビッ
グサイトのようなおどろおどろしい印象はない。概して好感が持てる
建物だ。港に面していて晴れていれば展望室から佐渡島が見えるそう
だ。(あやこさん、コメントありがとうございました。)

バスを降り、いよいよホールに入る。いったん階段を昇りガラス越し
に港が見える広い回廊を高橋さん先導で歩く。入り口ブースで飲み放
題試飲券を受け取り会場に足を踏み入れると、すごい人出に驚いた。

これは日本全国の酒蔵が集まったと言ってもいいくらいの規模だ。
(といっても全国のを見た訳ではありません。あしからず。)
まず真っ先に訪ねたのが「加賀ノ井」のブース。

新潟で最も古くからの酒蔵である。昨年の秋に会社の旅行で立ち寄ったところだ。

以下は写真を参照





説明がないのは何をどう飲んだのか、試飲が多すぎてわからなくなったため。


ところで、今回もまた出会いが会った。
こちらのお二方である。

左の女性は「みるく歯科クリニック」の院長先生、右側の男性は新潟市議会議員
の中山ひとし氏。飲食コーナーのテーブルで真向かいに座ったのが縁。
中山氏は歯科医,歯学博士「緑・にいがた」という政党に所属し、環境や平和憲
法9条、人権などに新潟という地域に根ざしながら問題提起をされている。
中山氏のサイトはこちら→ナカヤマ・ヒトシ
たいへん真摯な方だ。小一時間ほどだが、様々なお話ができた。
現在市議一期目、来年の4月には合併後初の激戦が控えているという。
来年の「新潟酒の陣2007」で再会することを約束して会場を後にした。
(中山氏の再選を祈念する)

三階と二階でトイレは一つ、しかも一人分!O市のタイフーンカフェは配慮不足だぞ。

2006年03月18日 21時47分14秒 | 歩く印象派
 タイフーンカフェという今風“居酒屋”での飲み会に出席した。
今月で退職される勤続19年のベテラン従業員の方の送別会で
あった。(以下の記事は送別会そのものには関係ない。)

 最近,高架工事が終えたばかりの私鉄のターミナル駅の南広
場の近くで若い人々に人気の“居酒屋”である。1階はカウンタ
ー中心、2階3階がグループ向きで大きなテーブルが設えてあ
る。その3階が会場だった。その3階もワンフロアがフラット
(水平)でなく、段差や階段が多く、身障者にはあまり親切な
構造ではない。
 トイレだが3階にはなく、2階まで降りていかなければなら
ない。先ほども述べたが、3~4段の段差を昇降してから2階
に下るのだが、階段の巾は広く手すりもない。木製で、段差も
均等ではない。こういう酒を飲むところではだいたいが酔っぱ
らってふらついていることが全く考慮されていない。

さてトイレだが男子用は一人で定員に達してしまう。私が利用
したときも既に行列ができていた。当時(20時頃)3階だけで
も30人~40人は客がいたが、これが2階と兼用で一名分(大
と小も別れておらず、洋式が一つのみ)しか設置されていない
のは理解に苦しむ。消防法ではないがトイレにも利用人数に応
じた最低限の個数を用意すべきように思える。
 というか3階にも設けた方がいい。

※天一のときにも感じた経営者の客に対する考えが、見事に現
れているようで呆れてしまった。若者に「人気」というが、絶対こ
ういう店を図に乗せてはいけない。

監督の仕事とは(3)  野村克也「巨人軍論」より

2006年03月17日 01時14分24秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
「アンチ巨人」という言葉が死語になりつつある。
つまり「アンチ巨人』という「ファン』も減少著
しいことに他ならない。

 さて野村氏の野球観を引用しよう。
「監督としての指導理念を、私はつぎのような点に
置いている。すなわち『原理原則を見据え、実践指
導する』ということだ。
『原理原則』とは、しいていえば「偉大なる常識」
である。これをしっかりとわきまえておけば、ど
んなことが起こっても、つねに冷静に対処できる。
世の中に存在するものには、すべて理がある。根拠
がある。理に敵わないことはしない、理をもって闘
う。それが私の野球観である。
 この原理原則にのっとって、実践指導、すなわち
経験をベースに実際の場面で対応できるような指導
を行うのである。そのうえで、人をつくり、チーム
をつくり、試合をつくっていくのが監督の仕事であ
る。」

 ジャイアンツの原監督、これ読んどいた方が絶対
いいよ!

※追加 そういえば、あのお方もときどき
   「偉大なる◯◯企業」を口にするな。

趣茶で海鮮丼

2006年03月16日 19時04分13秒 | 趣茶
 上の写真は「雨後の月」と「東洋美人」
の特別ボトル。可愛らしい!

たいやきが成人となり、たこやきも来月か
ら大学生だ。そんなこんなで今夜は一家6人
で趣茶に押し寄せた。

マスターに頼んで「趣茶特製海鮮丼」を誂
えてもらった。

これがすごく美味で、まさしく今夜はグルメ
したな、と思った。
別角度からもう一枚。

ちょうど一ヶ月前の2月14日は十四代の日
だった。あっという間だ。あのときにいた
だいたチョコの「お返し」を済ませて家族
ということもあって今宵は早々に退散。