All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

趣茶の作法 日本酒の楽しみ方

2006年03月26日 03時03分01秒 | 趣茶
 さて趣茶での日本酒の楽しみ方だが、上の写真の青丸で
囲んだ部分がヒントである。
こんな風になっている。(下の写真)

 おっと、その前に杯の選択があった。
My杯持参の方を除き、ここ趣茶ではまず今夜の杯をお好みで
選ぶことができる。(下の写真)どれにしようか悩むが、これも
楽しみの一つである。




いよいよセットの説明と使い方だ。
(1)は柄杓
(2)には氷水
(3)には洗杯用の水
(4)すすいだ杯の水入れ
(5)氷水用のぐい飲み

まずは「すすぎ」これは、別の日本酒を飲もうとする際に
前の酒の残滓を取り除くため。柄杓で酌みます。


次に氷水。こちらは蓋を外して

専用のぐい飲みへ。

なかなか洒落た仕掛けである。
日本酒をじっくり楽しむにはうってつけだ。
ここで、この飲み方を憶えて以来、他の飲み会に出かける際にはペットの天然水
と氷を携行するよう心がけている。(先日の新潟酒の陣バス旅行にも持参した。)

かんたぬき (お燗たぬき)

2006年03月26日 00時46分55秒 | 趣茶
以下はこの「かんたぬき」が「趣茶」に来た経過。

女将がとある酒店の隅の方の戸棚に置かれていたのを見つけて
店の主人に問うたところ
「ずっと、置いてあるよ。誰も見向きもしないよ。」
というような返事だったが、女将は一目で気に入り
買って来たという。
使い方はこちら→かんたぬき

 ところで、この「かんたぬき」陶芸師のY形氏の作品だったこと
があとで判明した。私も直接伺ったが、本人でしか分からない仕掛
け(火力調整装置:下の写真の赤丸で囲んだ部分)が施されていた
りして面白かった。

※こうしてみると、赤メガネをかけた人の顔みたいだな。

FROM オ・寒氏の菜園

2006年03月25日 12時19分55秒 | FROM オ・寒氏の菜園
あのオ・寒氏からこの季節ならではの「贈り物」
が届いた。「きゃべつの新芽」である。
何年か前にはじめて食べた時は驚いた。
名前はキャベツだが、味は全く別の野菜だ。
豊かな味わいが待ちわびた春の喜びを現すと言ったら
言い過ぎであろうか?
生産者ならではの天啓といえよう。
これからパスタ仕たてにトライだ。

今夜は

2006年03月25日 05時05分36秒 | 趣茶
特製の鮨(私とY形氏)と「うごのつき」(平仮名ラベル:この季節のみの限定版)
            
こちらは隣のNANAちゃんのお鮨。

新潟酒の陣に集ったY形会長と同席。
Y形氏とNANAちゃんお二方に手伝ってもらい「趣茶」での日本酒作法を開陳する。
たぶん、初公開だと思う。(続く)

商工会の企業見学に参加。(後編)

2006年03月23日 23時36分19秒 | 仕事
 さて、高崎のカンサンを後にした商工会のバスは次の目的地である
東松山市の豊島製作所を目指した。
途中で昼食を済ませた後、13時30分に豊島製作所に到着した。

 この会社もユニークな会社である。
その理由は同一の会社とは思えないを3つの事業を同時に展開
しているからだ。(以下を参照。)
1番目は独自の冷間鍛造工法による迅速で精密なプレス品の製造
2番目は幼児向けの乗用玩具いわゆる玩具(トイ)の製造販売。
3番目が GMR・TMRヘッド材料、高温超電導材料 、MOCVD材料 、
熱電変換材料などハイテク素材関連の開発など。

詳しくは豊島製作所のHPhttp://www.toshima-mfg.jp/j/index.html
見ていただくことにして、まずは2階の食堂に案内された。
一年ほど前に新築されたという食堂は南側に面していて広くて明るく
とても快適なつくりであった。しかも本格的な厨房が設備されていて、
専門の業者による出来立ての食事が摂れるとのことであった。

 その理由を木本大作社長は「うちみたいな100人ていどの会社ではふ
つうは(給食センターの)弁当を取るのだろうけど、私としては従業員
がせめて昼飯くらいはゆったりとした気持で食べてもらいたいと考えた。」
と説明してくれた。
 木本大作氏は会社の寿命は30年が一つの区切りだと週刊ダイヤモンドの
社長から聞いたそうだ。2代目、3代目に切り替わるときが大事なポイント
で、そこで躓くことが多い。

 また、世界の投資家の投資基準についてもユニークなお話をされた。
今の日本はねらい目だそうで、その理由は人口ピラミッドの形にあるとい
う。日本を含め欧米の先進国は少子高齢化が進んでいるが、その形は瓢箪
のように少しくびれていてその上下に膨らんだところがあるが、その膨ら
みが当然その世代の人口が多いことをあらわす。そして、その世代が25歳
になるときが最も投資効率がいいのだそうだ。今日本ではいわゆる「団塊」
の世代が大量に退職を迎えようとしているが、彼らの子供たちが実は25歳
にを迎え始めたのだ。かつて、高度成長の時は「団塊」自体が25歳でその
ときも世界の投資家は猛烈に日本に投資したのだという。
 ただし、投資は2回で3回目はないそうだ。次第に再生産による増大巾は
減少してしまい、効果が期待されないのだ。こうして投資家たちは国ごと
の世代別人口に注意を払い、その世代が25歳になり始める国に投資するの
だそうだ。

 さて、冒頭で述べた豊島製作所が異なる3つの分野の事業を展開の話だが
木本社長によればこれも30年周期があるのだという。創業60年目を迎えた
豊島製作所は当初はプレス品の製造から始まったが、独特の冷間鍛造の技術
を確立するまでは、紆余曲折もあった。そんな中、会社の資源=広い土地を
生かした幼児向けの常用玩具の製造にも乗り出し、これが当たった。しかし、
製造界は海外に拠点が移るようになり、プレスもトイも国際競争の波に飲み
込まれていく。
 そんな中で木本社長はこんな風に時代を見通した。
「当社の基本は海外に出なくても生き残れるために、何をするかという考
えで進めています。プレス加工は量産加工を限りなく追及する工法であり、
当社にはその工法があり、人材もいます。そのために日本に残るだろうと
思われる製品・部品に特化して技術力を高めてゆくしか方法がないと日々
研鑽しています。」
 結果、生まれたのが、従来のプレス加工では「不可能」なものをすべて
「可能」にした「冷間鍛造工法」と呼ばれるものである。


参照→トイ(乗用玩具)

たしかにはまる「えいご漬け」

2006年03月23日 00時20分19秒 | 読んだ本・おすすめ本・映画・TV評
 A君から教えてもらった「えいご漬け」を購入した。
この手のソフトの中では敷居が低く親しみやすい。
ゲーム感覚な点も若い人にはいいだろう。
たいやきが夢中になって、さっきまでやっていた。
「読む」「聴く」「入力する」が三位一体となった
魅力的なソフトである。
iPodに入れて、持ち運べるところも気に入った。