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今夏の山岳遭難過去最悪 死者・不明者79人 警察庁まとめ

2008年09月09日 23時53分35秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
9月9日12時51分配信 産経新聞

 全国の山で今年7、8月に起きた遭難事故は453件で、前年同期に比べて43件増加したことが9日、警察庁のまとめで分かった。遭難者は前年同期比79人増の525人、死者・行方不明者も同31人増の79人で、いずれも統計が残る昭和43年以降最悪となった。
 遭難者のうち、40歳以上の「中高年」は同89人増の416人、死者・行方不明者は同36人増の76人。
 都道府県別の遭難件数は83件で長野県がトップ。富山県の62件、静岡県の42件-と続いた。山系別では北アルプスが139件で最も多く、次いで富士山38件、南アルプス26件-の順となった。
 遭難原因は「転落・滑落」▽「疲労・病気」▽「転倒」で全体の76・6%を占めた。
 警察庁は「遭難は、わずかな不注意や安易な行動が原因で起きている。余裕を持った安全な登山計画を立て、十分な装備を用意し、視界が悪いときには、早めに中止することなどを心がけてほしい」と呼びかけている。


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