東京新聞2012年8月29日 08時28分
【ワシントン共同】「連星」と呼ばれる双子の恒星群の周りを回っている二つの惑星を、地球から5千光年先で発見したと、米サンディエゴ州立大や米航空宇宙局(NASA)のチームが28日、米科学誌サイエンス電子版に発表した。
一つの惑星を持つ連星は見つかっていたが、太陽系のように複数の惑星を持つ連星が見つかったのは初めて。惑星の直径はそれぞれ地球の3倍と4・6倍で、大きな方には生命に不可欠な水が存在する可能性があるという。
チームはケプラー宇宙望遠鏡を使い、はくちょう座の方向にある連星「ケプラー47」を観測。二つの惑星を持つことを確かめた。