All Things Must Pass

森羅万象 ~ 歩く印象派

直径10億光年、宇宙に巨大な「穴」 米チーム発見

2007年08月29日 22時46分53秒 | 地球の不思議・宇宙の不思議
2007年08月25日10時39分 朝日COM

 はるかかなたの宇宙空間に、銀河や星がいっさい存在しない巨大で空虚な「穴」がぽっかりとあいている可能性が強まった。米ミネソタ大の研究チームが、有力天文誌アストロフィジカルジャーナルに近く発表する。

 米国立電波天文台の大型電波望遠鏡VLA(ニューメキシコ州)と、米航空宇宙局(NASA)のマイクロ波観測衛星のデータを解析。地球から60億~100億光年のあたりに、直径が10億光年という途方もなく大きい「穴」があるらしいことがわかった。

 星や銀河、ガスなどはもちろん、謎の多い暗黒物質(ダークマター)も存在しないとみられる。この種の「穴」が宇宙のあちこちに散らばっていることは以前から知られていたが、今回の「穴」の規模について研究チームは「想定していたものの1000倍にもなる」とAP通信に語った。

>「ネバーエンディング・ストーリー」の世界の話かと思ったら本当にあるんだ。「虚無の穴」って。