日経夕刊の映画レビューの評価が高かったので、「キングスマン」を見る予定を延ばして
本作を鑑賞。ダスティン・ホフマン演じる厳格な指導者と団員の師弟ストーリーという
情報だけで見たのですが・・・。
途中からデジャブ。なんだか見たことあるような展開?
子供の頃ウィーン少年合唱団を舞台にした映画をテレビ放映で何本か見ました。
ネイビーブルーのセーラー服姿で整列して歌う少年たち。そう、天使の歌声~。
ググってみて、そうだ1962年製作の「青きドナウ」でした。
今回「青きドナウ」の原題が「Almost Angels」(ほぼ天使って!?)で
ヨーロッパ映画ではなく、ディズニー映画だったことを知りました。
・ソプラノパートのソロの座を巡る団員同士の熾烈な競争、
・嫉妬から起こる事件、
・そしてボーイソプラノの宿命である声変わり
これらの展開がデジャブ~です。
1957年製作のドイツ映画「野ばら」も見たような気がします。
でも、少年合唱団や少年少女合唱団は耳にしますが、少女合唱団って…あまり聞かないですね。
なんで?
*************************
ボ ー イ ・ ソ プ ラ ノ ただひとつの歌声
BOYCHOIR
************************
< ストーリー >
乱暴でトラブルばかり起こす問題児のステット。女性校長は彼の歌声の美しさに、合唱団の
入団テストを受けさせようとするが逃げ出すsてっと。ある日母が事故で亡くなり、家庭のある
父親はお金で全寮制の少年合唱団の学校にステットを入学させる。美声の持ち主ではあるが、
楽譜が読めず途方に暮れるが、カービルの厳しい指導の下、次第に力をつけ存在感を増してゆく。
歌うことに喜びを感じるようになる。合唱団一のソプラノ、デヴォンとソロパートを競い合う
ようになったステットだが…。
複雑な家庭環境で育った孤独な少年ステット。
母を亡くし行き場男失った彼にとって、とりあえずの居場所となる合唱団。
自分の居場所があると感じられることは、基本のき。
才能があってもそれを見出すことができるか?
才能を活かし、延ばしてくれる指導者に出会えるかどうか?
本人が心からその道に進みたいと思えるかどうか?
厳しくも愛を持って見守るカーヴェル(ダスティン・ホフマン)ら大人たちに見守られ
歌いたい→ソロの座を勝ち取りたいと思うようになっていくステット。
しか~し、ボーイ・ソプラノは少年が大人へと成長するわずか数年の間だけの輝ける声。
日々の研鑽と激しい競争の果てに待ち受けるのは変声期。なんと残酷な…。
一夜にして転機を迎え、退団に追いこまれる団員たち。
限られた短い期間だからこそ、輝きを増すのかも?
父親役はジョシュ・ルーカス…息子の存在を家族に隠し、お金で解決しようとする。
エンディングでの彼の行動は、ハッピーエンドを好むアメリカ映画らしい展開ですんなりってところに
違和感を覚えました。父親との絡みは無い方が、スタット成長という主題が際立ったかも。
ホフマン演じるカーヴェルは多くを語ることはないけれど、大切なのは「生き方」だという
メッセージが耳に残りました。
主演のギャレット・ウェアリング。時折女の子?と思えるほどかわいいお顔立ち。
ちょっとジーナ・デイビスに似ています。
米ドラマ「glee」で車椅子で歌っていたアーティ役のケビン・マクヘイルは若き指導者。
足が悪いわけではなかったんだねぇ。
彼の才能を見出すテキサスの学校長を演じるのは「愛と青春の旅立ち」のデボラ・ウィンガー。
(ポスターの右下写真)「デボラ・ウィンガーを探して」以来、お久しぶりの登場です。
合唱団の校長を演じるのは、貫録のキャシー・ベイツ。(ポスター左下写真)
エンディング曲はジョシュ・グローバン。美しい声だ~
この曲「The Mistery of your Gift」も素敵です。
***** 見た 映画 *****
9月16日 「ボーイ・ソプラノ ただひとつの声」@TOHOシネマズららぽーと横浜
「ヴィンセントが教えてくれたこと St.Vincent」@TOHOシネマズららぽーと横浜
本作を鑑賞。ダスティン・ホフマン演じる厳格な指導者と団員の師弟ストーリーという
情報だけで見たのですが・・・。
途中からデジャブ。なんだか見たことあるような展開?
子供の頃ウィーン少年合唱団を舞台にした映画をテレビ放映で何本か見ました。
ネイビーブルーのセーラー服姿で整列して歌う少年たち。そう、天使の歌声~。
ググってみて、そうだ1962年製作の「青きドナウ」でした。
今回「青きドナウ」の原題が「Almost Angels」(ほぼ天使って!?)で
ヨーロッパ映画ではなく、ディズニー映画だったことを知りました。
・ソプラノパートのソロの座を巡る団員同士の熾烈な競争、
・嫉妬から起こる事件、
・そしてボーイソプラノの宿命である声変わり
これらの展開がデジャブ~です。
1957年製作のドイツ映画「野ばら」も見たような気がします。
でも、少年合唱団や少年少女合唱団は耳にしますが、少女合唱団って…あまり聞かないですね。
なんで?
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ボ ー イ ・ ソ プ ラ ノ ただひとつの歌声
BOYCHOIR
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< ストーリー >
乱暴でトラブルばかり起こす問題児のステット。女性校長は彼の歌声の美しさに、合唱団の
入団テストを受けさせようとするが逃げ出すsてっと。ある日母が事故で亡くなり、家庭のある
父親はお金で全寮制の少年合唱団の学校にステットを入学させる。美声の持ち主ではあるが、
楽譜が読めず途方に暮れるが、カービルの厳しい指導の下、次第に力をつけ存在感を増してゆく。
歌うことに喜びを感じるようになる。合唱団一のソプラノ、デヴォンとソロパートを競い合う
ようになったステットだが…。
複雑な家庭環境で育った孤独な少年ステット。
母を亡くし行き場男失った彼にとって、とりあえずの居場所となる合唱団。
自分の居場所があると感じられることは、基本のき。
才能があってもそれを見出すことができるか?
才能を活かし、延ばしてくれる指導者に出会えるかどうか?
本人が心からその道に進みたいと思えるかどうか?
厳しくも愛を持って見守るカーヴェル(ダスティン・ホフマン)ら大人たちに見守られ
歌いたい→ソロの座を勝ち取りたいと思うようになっていくステット。
しか~し、ボーイ・ソプラノは少年が大人へと成長するわずか数年の間だけの輝ける声。
日々の研鑽と激しい競争の果てに待ち受けるのは変声期。なんと残酷な…。
一夜にして転機を迎え、退団に追いこまれる団員たち。
限られた短い期間だからこそ、輝きを増すのかも?
父親役はジョシュ・ルーカス…息子の存在を家族に隠し、お金で解決しようとする。
エンディングでの彼の行動は、ハッピーエンドを好むアメリカ映画らしい展開ですんなりってところに
違和感を覚えました。父親との絡みは無い方が、スタット成長という主題が際立ったかも。
ホフマン演じるカーヴェルは多くを語ることはないけれど、大切なのは「生き方」だという
メッセージが耳に残りました。
主演のギャレット・ウェアリング。時折女の子?と思えるほどかわいいお顔立ち。
ちょっとジーナ・デイビスに似ています。
米ドラマ「glee」で車椅子で歌っていたアーティ役のケビン・マクヘイルは若き指導者。
足が悪いわけではなかったんだねぇ。
彼の才能を見出すテキサスの学校長を演じるのは「愛と青春の旅立ち」のデボラ・ウィンガー。
(ポスターの右下写真)「デボラ・ウィンガーを探して」以来、お久しぶりの登場です。
合唱団の校長を演じるのは、貫録のキャシー・ベイツ。(ポスター左下写真)
エンディング曲はジョシュ・グローバン。美しい声だ~
この曲「The Mistery of your Gift」も素敵です。
***** 見た 映画 *****
9月16日 「ボーイ・ソプラノ ただひとつの声」@TOHOシネマズららぽーと横浜
「ヴィンセントが教えてくれたこと St.Vincent」@TOHOシネマズららぽーと横浜