大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラント治療の前に、大切なこと。小川先生の話。

2011年11月26日 | 日々のインプラント臨床の話

昨夜は、IOMインプラント勉強会(白鳥先生インプラント勉強会)がLuz大森の5階会議室で開催されました。

最初の演者は、若手の先生が、ご自身の臨床を提示され、今後のご活躍が楽しみなお話でした。

2番目は、口腔外科の先生のお話で、誤嚥の事故の話でした。

これも、非常に珍しいお話で、インプラントに使う器具を間違えて手を滑らせて誤嚥させてしまった、と言う怖いお話でした。

レントゲン写真を見たら、肺の気管に入り込んでいて、なのに患者さんは全く咳き込むこともなく、一応念の為と思って胸部レントゲンを撮影したら、誤嚥させてしまっていた、と言う話でした。

今回の症例の患者さんの場合は、実はその後患者さん自身が咳をしてくれたら、なんと出てきたと言う、ビックリするような幸運なケースで、何事もなく解決したそうです。

しかし、こう言うことが稀でも起きる可能性はあるんだ、と言うこと、それに対する正しい対処方法を学ぶべきだ、と言う示唆に富んだ役に立つお話でした。

 

3番目の演者は、天王洲で開業されている、インプラテックスのインストラクターもされている小川先生で、インプラントをする前にこう言うことを知っていて欲しい、と言う内容でした。

小川先生は少しだけ年上の先生ですが、ほぼ同世代と言って差し支えないと思います。

先生は、一番最初に歯を削る治療、被せる治療がまず学ぶべき治療なんだ、と強調されていました。

インプラントと言うと外科手術、と言う側面が強調されがちですが、歯をちゃんと削れる技術、型取りをできる歯茎への配慮がそのままインプラント治療に生きる、炎症のコントロール、支台歯形成、基礎の基礎と思えるものこそがインプラント治療を支える、と講演をされました。

実際のケースプレゼンでは、接着性ブリッジの症例を沢山見せて下さり、先生がインプラント医として高名なのにもかかわらず、と言うお話で、とても意外な感じがしたのですが、非常に為になるお話でした。

接着性ブリッジをされて5年以上になられるそうですが、脱落はない、と明言されていましたので、流石だなと思いました。

私自身は接着性ブリッジは稀にしかしませんが、確かに意外に良いものだ、と感触を得ています。

ここでしか言えない、と言う内容のお話で、凄く面白く役に立ちました。

 

やはり、時代の風潮なのでしょうか、インプラントが流行り過ぎて、その反動と言うか、安易な蔓延が怖い、と言う感覚が我々同世代にあるんだなー、と思います。

私もフローラルインプラントセミナーのプレセミナーで、ビフォーインプラント、アフターインプラント、ビフォーの前のビフォーのお話とさせていただいて来ていて、同じような危機感を持っているんだなーと共感を強く持つからです。

 

我々はインプラントが出始めた時に歯科医になった世代です。

ですから、まだまだインプラントに対して懐疑的と言うか、用心深いと言うか、そんな簡単なモノじゃないと言う感覚があります。

これは嗅覚とも言うべきもので、今の時代の行き方に反省をすべきだろう、とヒシヒシと感じているのではないでしょうか。

ところが、今の時代はインプラントは大丈夫、インプラントにすれば万事OK,のような行き過ぎた感じが垣間見える気がするのです。

代表的例が、激安インプラントでしょう。

インプラントがモノとして考えられ、同じものなら安く売ることが出来るだろう、そうなれば患者さんが沢山来て、結果的にダイエー商法のように儲かる、と言う発想に至るのではないか、と思うのです。

 

しかし、あくまでインプラントはモノであって、扱う人、DRで全く違ってしまうんだ、我々がしているのは”インプラント治療”と言う医療なんだと言う視点が何よりも大切なんだ、と何時までも強調したいのです。

心臓移植手術、脳外科手術滔々、激安!、安全、安心ですよ!すぐやすますよ!で患者さんは信じることが出来るでしょうか?

なのに、現実ではインプラント業界では似たようなことが起きているのです。

 

インプラントは単なるチタンのネジですから、何処の会社の製品でも体への拒否反応とかは出ないでしょう。

しかし、外科手術を伴う医療なんですから、激安、混んでます、沢山患者さんが来ています、すぐやります!で安心出来るでしょうか?

大量生産、大量消費のような電化製品とインプラントが、同列に考えられている事態に、我々は凄く違和感を持つのです。

 

そして昨日も書きましたが、歯チャンネル88のW先生がHPで書かれているように、インプラントの成功率は巷間言われているほど高いものではない、と言う事実。

こう言う現状に、我々中堅どころの実力あるDR達が、危機感を訴える、訴えなければいけないのだ、と思います。

 

きしくも、小川先生がやはりインプラント治療の前に、と言う講演をされ、非常に強く共感し、このことを患者さん達にも知っていただかなければ、と思ってブログにした次第です。

 

インプラントはモノではない”インプラント治療”と言う医療なんだ、と繰り返し強調して締め括ります。

 

 


11月25日(金)のつぶやき

2011年11月26日 | Weblog
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本日も出張オペ、抜歯即時植立、即時GBR骨造成、歯茎再生術、本当に出来る者は出来る http://t.co/HmxUNVOU
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インプラント専門医だからこそ前歯のインプラントを避ける、と言う考え方 http://t.co/j9ls5Wa0
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インプラント専門医だからこそ前歯のインプラントを避ける、と言う考え方

2011年11月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラントの勉強会やセミナー、学会の場で、演者が問い掛ける事の代表例が、前歯が1本だけなくなったら、先生自身はどういう治療を選択しますか?と言うものがあります。

そうすると、半数位の先生が、ブリッジで良いと言う方に挙手します。

そして、残りの半数のインプラントを選択した先生相手に、ブロック骨移植とかGBRするならどうしますか?と条件を厳しくすると、インプラントすると言う選択を変える先生がやはり半分近く出てしまうのです。

つまり、前歯の審美的なインプラント治療の実態を詳しく知っている先生方ほど、前歯の審美的治療ではインプラントを選択しなくなる、と言う結論が出てしまうのです。

なのに、ネットとか色々な媒体ではインプラント治療で綺麗な歯が甦る、と平気で出されています。

 

このような状態を患者さん達はどう思うのでしょうか?

自分自身が受けたくもない治療を患者さん達には平気で売り付ける。

そう言う姿勢があるインプラント医をどう感じるのでしょうか?

 

私自身は、如何ともし難い状況だな、と思ってしまいます。

でも、一つ言えるのは、自分が辛い思いをしたくないから、患者さんにも辛い思いをさせないように配慮してくれる先生が一人でも増えてくれるのは有り難いことだ、と思います。

 

インプラント治療を理想的に仕上げる事は追究し過ぎると肉体的にはきついし、治療期間も伸びるし、仕上がりまでそれはそれは大変に成るし、仕上がった後でも妥協的に成ってしまったりする、と言う本当の話。

 

こう言う正真正銘の話をこそ、私は明らかにして情報として提示すべきだろう、と思うです。

 

インプラント治療は1回取り掛かりだすと、途中で簡単に止めたり、変更したり出来ない治療です。

始めの第1歩から間違えず、正確精密に始めなければならない。

 

そして、患者さんが出来る最初の第1歩は、信頼の置ける担当医の選択なのです。

この事も明らかに書いて置きましょう。

インプラントの一番大きなリスクは歯科医、と言うのが定説なのです。

こう言う本当の事を決して忘れないで下さい。

 

それが現実です。

 

 


本日も出張オペ、抜歯即時植立、即時GBR骨造成、歯茎再生術、本当に出来る者は出来る

2011年11月25日 | 日々のインプラント臨床の話

今日も、午前中から出張オペに出掛けて参りました。

右下顎の小臼歯2本、大臼歯2本抜歯で、第1小臼歯部と第1大臼歯部に植立し、ブリッジで治す予定で、インプラント周囲には充分な骨造成GBRと歯茎の再生をするように手術しました。

今日も削ぎ落とし、と言う技を駆使して、所定の位置にピタリと植立させました。

植立トルクは両方とも45Nを軽く振り切る感じで、非常に上手く入ったのですが、院長先生のお考えで即時荷重、仮歯を入れる治療はしませんでした。

咬合力の強そうな患者さんでしたので、仮歯が壊れてしまうリスク、その壊れる時の力の具合によってはインプラントが危なくなるリスク、歯茎の再生が阻害されるリスク等を考えてのことのようです。

今日させていただけたインプラント手術も現在、一般的な治療方法では、抜歯して骨とか歯茎が治るのを待って、そこからGBR骨造成、歯茎再生、インプラント植立、となることでしょう。

それだけ、抜歯してしまう部位には骨がなく、歯茎も厳しい状況でしたから。

しかし、歯科用CTで精査すれば、インプラントを支えられる骨が見付かります。

勿論、これは私がそう言う発想、考え方に長けていて、そう言う診査する目で見るから見えて来るものに他なりません。

うちに見学に来られる先生や勤務してくれる先生が、私のインプラントオペを初めて見ると、必ず言うのが、先生何処に植立するんですか?と言う言葉です。

今の業界の風潮では、当然インプラントなんて立てられる筈がない、骨造成GBRしないと無理だ、としか見えない、そう言う症例の治療を私は専門的に引き受けています。

それも昨日今日始めたものではありません。

もうこう言うことを初めて10年以上になります。

日本国内で、こう言う治療方法、抜歯即時植立、即時荷重、審美的仮歯のインプラント治療で10年以上の歴史を普通に語れる先生は早々はいない筈です。

少なくとも私の知る限りでは、私しかいません。

私はこう言うことを広言し、ちゃんとすればちゃんと出来ると言って憚らなかったので、随分と叩かれ続けました。

しかし、現状のインプラント業界は、正しく私の追求して来たインプラント道に来ています。

私の予言は正しかったのです。

次代の1歩先を行けば英雄になれるが、10歩先を行けば変人、気違い扱いされる、を地で行っているのが私でしょう。

 

平気でこう言う言動するので、業界内でも偉そうだとか、上から目線で生意気だ、と言われてしまい、謙虚さに欠ける、と言われてしまっているのですが、敢えて患者さん達の為に、業界の改革を促進させるには、こう言う狂人が1人位いても許していただけるのでは、と思っています。

 

そして、今日初めて知ったのですが、歯チャンネル88の回答者の先生の一人がとても立派なことをHPで公言されていて感銘を受けたので、私も書きますが、インプラントの成功率は巷間言われている程、実は高くないのが現実です。

抜歯即時植立等になれば、いまだに離れ業、とされるものなんです。

その治療方法で、殆どインプラントを脱落させない、99%以上成功させる私どもの成績は、他を圧倒する群を抜くものです。

件の回答者の先生は、非常に立派で、一般的なインプラント治療の成功率は知られているデータほどには高くない、と明言されています。

私はこれを、業界内では嘘吐きが物凄く多い、と書き直します。

真実のデータを明らかにせよ!

明らかに出来ない理由は、遜色が明らかに成るからで、明白になれば誰もが成功率の高い所に行くのが当然だからです。

今の業界は、混沌としていて、疑心暗鬼が蔓延っているのです。

その責は、実態をガラス張りにしない業界にこそある、と断言します。

 

参照:http://www.samurai-implant.com/

 

 

 

 

 


11月24日(木)のつぶやき

2011年11月25日 | Weblog
00:01 from gooBlog production
明日をも知れぬならばこそ、即時で治すインプラント http://t.co/uz6762Gn
00:08 from Keitai Web
おかしい。ブログとの連携が勝手に切られてた。ツイッターは何か起きてる。気を付けねば。一つ言えてるのは集客の道具として、ネットは余り効力は持たない時代に成りつつあるのかも知れない。ならばこそ、離れて行くのも納得出来るかも。
17:23 from gooBlog production
歯科用CTでも虫歯が見えないことは良くあるのです。 http://t.co/1jnBucio
by mgenchan on Twitter

腕に覚えあり、インプラントの腕売ります!特に鹿児島地方!

2011年11月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
私に出来る事。

インプラント手術して、直ぐに綺麗に歯を入れる。

その日から、歯が生えているように治す。


故郷に貢献したいので、特別に一回の手術を、10万で引き受けます。

インプラントと移動費は別です。

ご用意いただければ、それでやります。

こちらで用意をと言うことでしたら、色々な伝手で割安で用意します。

奇跡と呼ばれるインプラント治療を、目の前で学ぶ最高のチャンスです。


鹿児島、熊本等、九州新幹線沿線なら何処でも伺います。


真剣に学びたい方、ご連絡下さい。

03-3775-0044まで。

ブログで見た、とお話下さい。



歯科用CTでも虫歯が見えないことは良くあるのです。

2011年11月24日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラントの患者さんで。その隣の歯に虫歯があって、CTまで撮っているのに見えないんですか?と言うご質問をいただきました。

実は、CTは金属とかの誤差、ハレーションと言う現象が生じてしまうので、意外に虫歯とかの発見は難しいのです。

日本人の患者さんの場合、歯冠修復をされている方がとても多く、その為に、その誤差、ハレーションが出てしまって、抜歯即時植立インプラント治療とかでは、特に隣の歯の虫歯が見難い、発見しづらい事があるんです。

CTは金属に弱いので、歯冠部の問題、割れているとか、虫歯とかは診断に困る事が良くあります。

歯科用CTが幾ら精密になっても、これは解決は難しい問題として残る、と思います。

逆に言えば、CTとは歯根部、骨とかその中の状態を把握するのに適している、と言えるでしょう。

そして、歯冠部の虫歯とかの病変は、いざ治療が始まって、見晴らしが良くなった時、例えば隣が抜歯されて良く見える状態に成った時、こんな所に小さい虫歯があった、と見付かったりするんです。

そう言う虫歯は、大抵の場合隣接面、歯が隣り合っている面に出来ている極々小さい虫歯です。

この場合、そのまま放置してしまえば、当然虫歯が進行して、やがて欠けてしまって大変なことになります。

なので、こう言う場合は見晴らしが良くなって、その部分だけで極小さく虫歯が治せて良かった、と考え直して欲しい、と思います。

せっかくインプラントで治して、その後で隣の歯が大変な事になっては勿体無いです。

なので、インプラントだけではなく、一般的な歯科治療も総合的に行ってくれる医院に掛かるのが良いでしょう。

インプラントの部分だけ治してしまって、その後で隣の虫歯の治療、は逆に大変に成りかねません。

一緒に治せるのなら、治してしまって、菌の溜まり場はなくす。

その方が予後は当然良くなるんですから。

 

この考え方は、歯周病でも同じです。

1本だけ治して行く、と言う従来の歯科治療では、本当の意味では治せない、私はそう考えています。

森を見て気を見る、木を見て森も見る、両方大切です。

 

歯科用CTが、素晴らしいものとして宣伝されてしまっていますが、万能ではない、これは申し訳ないのですが事実です。

勿論、使える所では凄く使えます。

でも大切なのは、どんな時でも自分の目で見る、そこにあるのはデータで患者さんそのものではない、と用心すべき事なのです。

 

 

 


明日をも知れぬならばこそ、即時で治すインプラント

2011年11月23日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
今年の日本は、間違いなく歴史上大事件があった年、として記録され、歴史上の転換点とされるでしょう。

今年の大災害が甚大過ぎたが為に、続け様に又来年大震災が群発的に起きるのではないか、と不安感に苛まれている方々が凄く増えている、と感じられて仕方がありません。

不安に苛まれてると、人は誰でも守りに入ります。

確実で間違いがない、と信じられるものに縋ろう、何とか自分たちだけは助かろう、と言う気持ちに陥りがちです。


しかし、私は敢えて言いたい。

本当に大変な方々は誰なんですか?と。


ほんの少しだけ冷静になって考えて見てほしい。

今、時の人とされる方々の中に、本当に現地の方はいますか?

ジャーナリストとして著名な木下黄太氏は、福島の事件以来、早々と逃げ出し、外からワーワー騒いでます。

そして、いたずらに不安感を煽り、時の人として持ち上げられています。


しかし、本当に大変な思いしてるのは誰ですか?


地元の住民の方々、現場で必死に収束させる為に奮闘し続けている方々、ではないのですか?


さっさか逃げ出し、不安感を煽り、差別を招き、全く無関係で頑張っている社員がいきなり殴られる、等々の事件を起こさせ、更には善良な母親達の不安感を募らせ、転居させて家族崩壊を招いている、こういう様々な事を引き起こしていることに対し、自責の念は少しでもあるのか?です。


我こそは正義、の仮面を被るなら、ジャーナリストなら逃げ出さず、現場に真っ先に行け、それがジャーナリストではないのか?と私は思いますし、私が歴史上名を残されて知るジャーナリストは皆そういう方だった筈、と記憶しています。


実際にキャパはやはり現場で命を落としているし、続く彼に憧れたジャーナリスト達の何人もが現場、戦場で亡くなられています。


私にも真似は出来ないでしょうが、現場から報道しない、そんなジャーナリストが持て囃される時代なんて絶対におかしい、と私は思います。


さも分かった風な、人気者の言動に左右され、あまつさえそういう人物が正義の味方、と見なされるなんて私はおかしい、と思うのです。


私は、少なくとも、だから現場から決して逃げ出したくはありません。

本当に大変な方々は誰なのか?

私は、せめて自分の業界の責任は引き受けて進みたい。

こんな何かおかしい時代だからこそ、現場で踏み止まり、真実、事実を見極めたい。


私は、私の責任、過去の経験、知恵、実績から、今はここまで出来ます、と嘘偽りなく次代に伝え残したい。


本当に大変な方々を、確かな力で救う、そのことに生涯を捧げたい。


そうする事でしか、安心いただける未来、次代を築くことは出来ないだろうから、と信じています。


正しく、今自分の出来ること、この国を甦らせる礎となる働きをしよう、と誓っています。


現場にいない者は、綺麗事ばかりを並べ立てるでしょう。

しかし、実がない。


私は、実を捧げることに生きます。

現場、本当に本物、で行きます。

私は変わらない!即時荷重インプラント

2011年11月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
色々な出来事が人の心に変化をもたらし、ある人は気は今とばかりに動き始める。

大震災の影響なのでしょうか?人々は不安感におののいているようです。

猜疑心、明日をも知れない感覚、確かなものへの飽きなく渇望、不確実性を受け止め切れない為なのか?騒めくようです。

一見表面上は落ち着いているかのように見せ、冷静に判断しているかのように思えても、一皮剥けば浮き足立ってるのが実状のようです。


私も前に書いたように、大震災以来、精神的ダメージが残り、それに追い討ち駈けるかのように周りから人が欠けて行き、追い詰められているかのような苦しい状況が身に降り掛かって来て、非常に辛い苦しい時期を過ごして来ました。

普段はわりとポジティブ思考なのですが、今回の天災から始まった環境の変化はきつ過ぎる、苛酷だと感じています。

そんなことを感じているからなのか、更なる馴れ親しんだ方々が離れてしまうと言う話が何件かあり、やはりこれは時代そのものの流れ、私含めての同世代の全般的な動きなんだな、と確信させられました。


そのお陰かも知れませんが、私はそうかそうなんだ、と腹を括り、我が人生の舵取りを如何にすべきか、が決りました。

結論から言えば、私は動きません。

私は私が今まで切り開き、造り上げて来た道を極める、更に高みを目指すことに腹を決めました。


言い換えるなら、私は10年以上前から動いていた、それに漸く世の中が追い付いて来た、だから、又引き離しに本気で取り掛かろう、新たな道、見方を変えれば逃げに行くのではなく、孤高の道を極める、と決めました。


ご本人達から言わせれば、第2の人生であり、好きな道に好きに行くのかも知れませんが、留まる者から見れば、荒れ果てた現状を見捨てて行くように見えてしまいます。

これでは付いて来た者達が可哀想だし、更に言えば、立て直す真の実力ある者達が、第一線から引くように見え、まだ実力不足の若い世代、体力的問題から退いた世代を放置して行くことになりかねないのでは、と私は感じるのです。


私にはそこまで自分がすきな道だけ、と言う生き方はどうやら出来ないようです。


私は今日本が日本人が大変な時期だからこそ、この国の根幹を立て直す為、次代の礎となる為生きよう、こんな馬鹿真面目に取り組んだ奴がいたんだ、と証を残す為に生きよう、と決めました。


簡単に言うと、私は逃げない、私は腰据えて踏み止まり、歯を食い縛ってでも、証を残します。


私は動かない、方針を変えない、患者さん達の為、まだまだ未解決とされている分野で、私が出した結論を世に問い、人類の歴史に良きモノを残したい、と本気で願っています。


我が道、即時荷重インプラント、極小侵襲治療手術、生体の仕組みを正しく活用した、新しい歯科から始まる医学、を追究します。


例え周りから何処に行くんだ、と揶揄、中傷されても。

11月21日(月)のつぶやき

2011年11月22日 | Weblog
18:59 from Facebook
フローラルインプラントセミナー大成功でした。来年も是非よろしくお願いします。 http://t.co/kKsS8y06
20:10 from gooBlog production
痛んだり腫らすことなしで骨を造る、フローラルインプラントセミナーのお話 http://t.co/D65Yqz1W
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痛んだり腫らすことなしで骨を造る、フローラルインプラントセミナーのお話

2011年11月21日 | 日々のインプラント臨床の話

昨日はフローラルインプラントチームセミナー、大盛況で、本当に感謝、感謝です。

早くも、来年もお願いします、と励ましの言葉もいただいていて、本当に役に立つセミナーを続けなければ、と思いを新たにしました。

私がやって見せる豚顎の骨を使った歯周外科のテクニックの実習は、大変に好評で何よりもフローラルのメンバー達もゲンちゃん凄いじゃん!と褒めてくれました。

お陰様で、山内先生の実習が終わった受講生の方から、目の前で見せて欲しいとご要望が沢山あり、確か4頭位の豚さんを使って、殆どの受講生の方に実際の手口、テクニックを拝見いただけたと思います。

こう言う具体的な話でありながら、意外に通常のセミナーでは語られない話を、今後もお話しようと思います。

そして、尊敬する従来のセミナーを開催している先生方の範囲に関しては、自分自身で受講してお勧めできる所として、勝手に幾つかのセミナーを紹介しました。

私は、ニッチな分野と言うかコアな分野で、従来のセミナーの足りない分野で、皆さんが知っていると得する内容、そして、これからに備えて従来のセミナーで勉強した方が良いですよ、と言う内容もアドバイスさせていただきました。

その中の反応で、骨を造ると言うことで、腫れたり痛んだりさせない、と言う事が話題になっていました。

その話を聞いていて、そうか他の先生方(フローラル以外の)普通のGBR骨造成している先生は、患者さんに腫らしたり、痛がったり、大変な思いをさせているのが当たり前なんだ、と気付き直したのです。

私自身の臨床で言えば、GBR骨造成しても痛くないし腫れないのは8年前から極々普通の事で、普通過ぎてそんなには言って来なかったことになります。

即時荷重と審美的インプラント治療が、普段している私の仕事な訳ですが、当然抜歯即時植立となれば、当然生体の治癒のままに任せたら、萎縮して行く、インプラントト治療の結果が天然歯と明らかに異なる状態に成ってしまいます。

それでは拙いので、それを補う業、テクニックを精密に行うのは当然のことです。

私も昔は、他の先生方と同じで、抜歯して病巣取り切りインプラント植立するのに、歯茎を大きく切り開いて、骨の表年を露出させてGBR骨造成していました。

それと同時に、即時荷重で仮歯を装着して、縫合とかも大々的にしていましたので、患者さんがどれだけ大変なのか、辛いのかは良く知っています。

それが嫌だから、私はそうならない方向へとシフトして来た、と言えます。

そんなこと出来るのか、と聞かれれば出来ます。

フローラルの水口先生はN2グラフトと名付けている方法でしていますし、私は私独自の即時荷重のテクニック、審美的な仮歯を用いて同じような結果を得られることをして来ています。

外圧を避ける事が凄く重要なんだ、と言う水口先生の主張は、私も大賛成で、仮歯を使う事で舌や頬からの肉から守るんだ、と言っていた私の考え方と全く同じ系譜だ、と思います。

歯茎の再生能力を邪魔しない為に、メンブレン、膜を使わないと言うのもその通り、と同意します。

私がして見せた実習は、骨膜で骨の欲しい部位を覆う、と言う事を可能にするテクニックで、水口先生と趣旨、目的は全く同じです。

水口先生とは大学時代の同級生で、卒後フローラルの呼び掛けで集まって、久しぶりに再会し、その後こうして一緒にフローラルセミナーしたり、AOに参加したりして仲良くさせていただいています。

彼を始めとして、フローラルは個性溢れるメンバーで、本当に人柄の良い先生方の集まりです。

今の業界おかしいんじゃない、と言う事から集まった7人の侍、みたいなもんです。

実力もありますし、経験もあり、それぞれに自信があるから考え方が違ってても、擦り合わせて考え方の違いを超えて、開業医の先生方にお役に立てるセミナーを開催しています。

更に言えば、今年は特にPCP丸の内デンタルクリニックの長谷川先生とスタッフの実力が素晴らしかったです。

チーム長谷川、と勝手に名付けましたが、今後も大活躍して下さるようです。

長谷川先生のご人徳と、統率力、リーダーとしての実力に、敬服しました。

スタッフが素晴らしいからです、と断言される長谷川先生、格好良い!

 

私はプレセミナーで喋れば、そのままトップバッターで講演できるし、そうなれば後は受講生で聞けるので、非常に気楽です。

そう言う訳で、私自身が凄く勉強させていただいてしまいました。

痛くなく腫れなく、MIのコンセプトで、業界の為に、患者さんの為に、フローラルインプラントチームは頑張ります!

 

 

 

 

 


フローラルインプラントセミナー、大盛況ありがとうございました。

2011年11月20日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
大変に盛り上がり、アンケートの感想もお褒めの言葉ばかりで、とても嬉しいです。

ご参加いただき誠にありがとうございました。

実行委員長の長谷川先生とスタッフの素晴らしさ、感心してしまいました。

人徳ですね。

教えられます。

11月19日(土)のつぶやき

2011年11月20日 | Weblog
22:13 from Keitai Web
大盛況でした。フローラルインプラントセミナー。ありがとうございました。 http://t.co/k5dYjeNm
22:34 from Keitai Web
新宿NSビルにありました。綺麗です! http://t.co/8JZixaIK
23:27 from Keitai Web
凄い嵐だったんですね。傘がボロボロで山積みです。 http://t.co/6VumclbD
23:50 from gooBlog production
お陰さまで大盛況でした。 http://t.co/p6EFk5g7
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