大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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7月12日(日)のつぶやき

2015年07月13日 | Weblog

部屋が暗いので「超強力ライト」を買ったら大変なことになった - それ どこで買ったの? fb.me/3GSL2AQV8


超高齢化社会を世界に類を見ない早さで迎える日本に置いて、歯科治療がどこまで貢献出来るのか?噛めると言うこと、咀嚼出来ると言うこと、口から栄養摂取をチャンと出来ることが、どれ程効果があるのか、を医師に認めさせなければならない。船登先生が然り気無く発言したことに強く共鳴した。その通り


歯科関係者以外理解されていないことの一番大きな事は、義歯が如何に駄目なものか、と言うことだ。総義歯が一番上手い、と自負している私だが、現実はそう明言せざるを得ない。なんだ、と侮られるかも知れないが現実だ。義歯になって初めて皆そのことを知る。だから、患者さんは歯を残すのに執着する。


義歯が如何に気持ち悪く不快なものか、患者さんは入れて初めて知る。どんな名人、神様が作ろうと、入れた時から快適な義歯は存在しない。私が名人と喜ばれるのも全員既に義歯経験者だからだ。前に比べれば劇的に改善してるから感激されるにすぎない。こんなにピッタリで痛くなく良く噛める、と言われる


私が総義歯入れても、何だこんなもんかと言われたことが少なくない。それだけ、患者さんは義歯に過剰に期待しているのだ。何でもそうだが、患者さんは良く知らないで過剰に期待している。が、所詮義歯は義歯、生体から生えてる訳ではない。違和感、異物感は半端ない。経験してないから分からないだけだ


特に強調したいのは、高齢者になって初めて義歯経験することの恐怖だ。高齢者になれば、当然適応能力が著しく落ちる。それを本人が軽視してる。全く分かってないのだ。このことは幾ら強調しても伝わらない。患者さんは、どこかに名人、神様がいて、凄い総義歯入れば天然歯のように使える、と信じてる。


総義歯が天然歯と同等程度に治るものなら、誰も総義歯になるのを嫌がらないだろう。だが現実は…なのにいざとなると、過剰に期待してしまう。この大きな齟齬に不幸の元の全てがある、と私は明言する。我等の仕事は元来不条理なのだ。私のように若くして免許皆伝授かった者は、その現実に打ちのめされる


20代の若さで免許皆伝授かって判定眼体得しても、患者さんの中には納得しない方がいる。上手いと聞いてたのに、と言われたこともある。そんなものだ。それでも、凄く感謝してくれる方が沢山沢山いる。だからやり続けられる。幸せ、不幸は自分が作っている、と教えられたものだ。歯なしにしたのは誰?


今日は、1日アメリカ大統領の先生の審美インプラントのレクチャーです。と言うのは冗談で、小濱先生、と片岡先生のストローマンインプラントのセミナーです。 fb.me/7p0snbEVm


患者さんは何が何処まで出来るのか?を歯科治療でご存じない。だから、上限なしで要求は高まる。今日のレクチャーでも、一般の方が治療技術の向上が求められる、と書いていることから小濱先生は語り始められたが、上限知らない相手するのは辛い。総義歯で25年前から悩まされてる現実、を午前に呟いた


上限知らない相手にどうしたら価値観が伝わるのか?悩まされる。総義歯でも、痛くない、良く噛める、装着感も良い、と言われ、それ以上を求められても正直困る。今までに比べると良い。でもこの程度、と言われたら立つ瀬がない。しかし、現実にそう言うこと経験して来た。天然歯同様を求められても困る


こう言う経験から分かるのは、失われたものへの悔後意識は果てしないと言うことだ。だから、失わないように一所懸命話すのだが、たかを括ってる人が殆ど。はっきり言う、失う時は一瞬でと言うこともあり、取り戻すことは二度と出来ない、と言うこともあるのだ。人はそのことにもっと賢くなった方が良い


たかを括ってて、決して後悔しないですね、と患者さんは良く自問自答した方が良い。そう言うブラックホールに嵌まるのを、私は黙って見てられない。耳貸さない人には付ける薬がない。ブラックホールからは戻れない。その覚悟もなく堕ちる人が殆ど。良い総義歯で満足しない方は、失礼だがそう言う方だ。


痛み、辛さ、耐え切れない程の喪失経験をした人は、当たり前であることの幸せを肌身で分かっている。私個人は、歯を失うことで、そう言う経験をしてるのに、と思うのだが、そこまで考えが到って下さる患者さんは実に少ない。歯を失うことで、人生ではそう言うことが絶対にないようにと学べれば良いのに


神様は、学ばない方には学ぶまで同じような試練を与え続けるようだ。歯を失うことが止められない人は、ずっと失い続け、総義歯になって悔いる。残念だが遅い。タバコで肺癌胃癌、甘いもの、酒の過剰で糖尿病、命に関わるまで悔いない止められない。堕ちる方は堕ちる。残念だ。救いがない。無力を感じる


果てしない無限地獄はそこにある。一時の快楽に溺れ、終世の苦へ向かう。人とは実に悲しい生き物だ。そこに突け込むオウム真理教や詐欺師は本当に汚い。我々の業界にもいるから悲しい。医療に真摯であることは、時に辛い事実を告知することも含まれるべきだろう。だが、苦を受け止められる人は少ない。


仕方がないので、私は自分が出来ることだけ、にフォーカスするしかない。その価値観は勝手に決めてくれ、だ。患者さんは分からずとも、天は見ている、自分が見ている、と律するしかない。天に恥じず、自分に悔いず進むしかない。客観評価に左右されない。それはやり切っている者だけ、が言える心境だ。


私の満足出来る到達点は、その時点で誰も到達出来てないレベルの治療する、出来ること。それを証明する為に世界の学会まで出る。もっと出来るかも、と思ったらやらずにいられない。私の患者さんへの誠実は、常に進化し続け、私だけが提供出来るレベルの治療をキチンとすること、だ。だから、学び続ける


根拠なき自信を持つのは大切だが、オーラ感じないのは私の感性が鈍ったか?インプラントのセミナーで光る奴がいない。んーーー。態度だけ大きくて偉そうなのばかり。まずいんじゃなかろうか?本物と信じてる偽者、否、半端者が増えてるのは気のせい?私が間違ってるのか?業界への不安が募る。大丈夫?



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