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インプラントトラブル、救えなかった患者さん

2012年09月28日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

フェイスブックでも上げていますが、この患者さんは実は私が救えなかった方です。

さる有名なインプラントDRの為された成れの果てで、患者さんはインプラント不信に成られ、もう二度とインプラントはしたくない、と泣かれていました。


そして、私のリカバリー計画を受け入れられず、やはりさるネットで盛んに宣伝されてるやや安売りインプラントで沢山されている先生の所に行かれました。

その結果、臼歯部のインプラントと割れている小臼歯を抜かれてしまいました。

それも余り繊細ではない処置をされたようで、又々その先生の所にはもう行きたくない、と泣かれてるそうです。

実は私の元に来られたのは、ある先生からご紹介受けてで、その先生はゲンちゃん先生なら低侵襲で治してくれるから、頼ってみたらで来られたのです。


非常残念でしたが、最早救えるチャンスは失われました。

あの状態でただ抜歯とインプラント撤去しかしてなかったら、歯茎、骨の再生は望むべくもなく、凸凹な大変難しい状態になることでしょう。

何でも抜いた先生は傷口治るのに半年以上待って、その治った状態でインプラントすると言う計画だったそうです。

すると、手前の大きな病巣抱えた前歯2本はどうするんでしょう?

CT診たらしいのですが、全体的な見通しの元の計画はどうなっているのでしょうか?

病巣の及ぶ範囲から考えたら、容易に顎堤がかなりの凸凹になることは予想がつくと思うのですが。


私に任せてくれたら抜歯とインプラント撤去と病巣除去を同時に行い、今留まっている歯茎を温存させるためにインプラント植立と骨造成、歯茎再生、仮歯装着して顎堤がなだらかに整うように治せたでしょう。

そうすれば、手術は1回で全て済み、始めから綺麗に歯はあるし、歯茎も整い、後は治るのをひたすら待つだけ、になっていた筈です。

残念で仕方がありません。


救えなかったのは、私にリーダーシップの能力が欠けていたからでしょう。

この患者さんは、これからまだまだ苦しみ続けるでしょう。

私の力が足りなかったばかりに、1人の患者さんが救われるチャンスを失いました。

私は猛反省しないといけません。

リーダーシップ力、人を動かす力、が足りない。

だから、救えない患者さんが出てしまう。

技術がピカ一なだけでは患者さんは救えない。


今羽田空港のラウンジで、AAPに向かう所です。

新たな課題を胸に、私は旅立ちます。


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