私は、極々小さな傷口でインプラントを植立する最小侵襲手術を10年行っています。
具体的に言えば、私がの手術する傷口は僅か6㎜程度しかありません。
ですから、インプラントを植立すると、その太さで傷口が全て塞がり、出血が止まります。
出血がありませんから、当然腫れもしませんし、極々小さい傷口なので患者さんは痛がることがなくなります。
しかも、私が植立手術したインプラントは初期固定が良いことが多いので、手術したその日から綺麗な歯が入ります。
確立的に言えば、手術した本数の90%位を即時荷重出来ています。
そして、即時荷重出来たインプラントの成功率は99%です。
これらのデータがどれ位優れているのかと言うと、まず手術の傷口の大きさは、一般的には最低30㎜程度は歯茎を切るでしょう。
そして、骨から大きく歯茎を剥がして骨を露出させて手術をするのが一般的です。
30㎜も切りますから、当然出血量が多くなりますし、骨から歯茎を剥がしますから、そこからも出血します。
この骨から歯茎を大きく剥がす処置をするから、幾ら術後に綺麗に歯茎を合わせて縫い付けても、骨と歯茎の隙間に血が溜まり腫れ上がってしまうのです。
しかも、歯茎を縫い付けますから、その糸に力が掛かっていて歯茎も痛みますし、骨と歯茎の隙間に血が溜まるのでその隙間がジンジンとして痛むのです。
傷口の痛みは48時間後が最大で、そこから1週間位で元に戻る、と言うのが普通です。
そして、糸は1~2週間後に抜き取るのですが、それが結構又痛かったりするのです。
更に、一般的に行われているインプラント植立手術では、植立だけで精一杯で、綺麗に仮歯を入れることも出来ません。
確率的に言えば、99%仮歯を入れられないで手術を終了しているのが実態でしょう。
インプラント成功のカギを握る初期固定で、しっかりと固定させるのが難しい手術しか出来ないから、仮歯を99%入れられないのです。
なので、一般的なインプラント手術では、インプラント植立した部位に歯が入れられない、と言う状況に成ってしまいます。
そのままの状態で3ヶ月以上待って欲しい、と言うのが普通なのです。
患者さんは歯なしのまま、マスクか何かで隠して3ヶ月以上待つ、時には半年以上、下手すれば1年近く待たされる、と言うのが実情なのです。
苦労に苦労を重ねて、やって3ヶ月以上待ってそこからやっと仮歯が入るのですが、2次手術と言って又歯茎を切り開いてインプラントを出して仮歯を付けないといけない、と言うのがまだまだ普通に行われています。
そうして、仮歯で様子を見ながら、歯茎の治り方を見て、良い時期に型取りをして本番の歯を作製、装着します。
早くても4ヶ月位掛かるのが普通です。
私の場合は、手術直後から綺麗な歯が入っていますから、2ヶ月程度で本番の歯セラミックが入ってしまう、と言うことも良くあります。
私の治し方なら、傷口もない状態で直ぐに治るし、最初から綺麗な歯が入っていて、腫れも痛みもなく普通と言われている期間の半分の期間で治ってしまうのです。
インプラント治療は何処も同じではありません。
手術回数も少なく、治癒期間も短く、最初から綺麗に歯がある状態で治せるのです。