大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

即時荷重インプラントを信じるな!?

2011年02月10日 | 無痛快適インプラント治療の話
即時荷重インプラントはたいして重要じゃない、大事なのはちゃんと治る事だ、と反論をされるのが、今の業界大部分の意見です。

確かにそう言われても仕方がないような残念な結果が、即時荷重インプラント治療で出ている事は事実です。

私の所にもクレームの電話が掛かって来た事があります。

しかし、聞いた事がない名前を名乗られ、どちら様ですか?と聞いたら、別の歯医者で即時荷重インプラント受けたとの事でした。

何故私に?と聞いた所、その先生が私の書いたもの読んで、こう言う治療が出来ると書いてあって、その通りにした、だから、私に責任がある、私が嘘吐きで悪い、と言う事でした。

私はその先生に呆れました。

書いてある通りにした、と言い張って、責任転嫁も甚だしいのが明らかだからです。

私は丁重に、出来てるつもりと本当に出来ているのは全く違う事、施術された先生に言うべきである事を説明し、電話を切りました。


こういう現実が起きているのが即時荷重インプラント治療の世界なのです。

だから、良心的インプラント医達から毛嫌いされ、躍起になって否定されるのも、とても良く理解出来ます。


正直に書くと、即時荷重インプラント治療を出す先生方は、私自身までもが殆ど信じません。

見ていても感じるのは、山師のような雰囲気です。

以前参加した学会でも、関西のある先生が即時荷重インプラント治療の講演をされましたが、中身は散々なものでした。

始めからがっちり咬ませるとか、前後に広げてやれば大丈夫とか、明らかに科学的とは言い難い内容でした。

まるで、かつてインプラント治療自体が山師の集まりだった時のような、あの時代の怪しげな雰囲気を彷彿とさせられるような感じすらしてしまうのが、今の即時荷重インプラント治療業界なのです。


だからこそ、私は即時荷重なんて信じるな!怪しげな山師が多いんです!と明言します。


中には例外で、日常的に成功させられ、業績を積み重ねている方もいるでしょうが、殆どがたまたま出来たとか出来る場合もある、です。

そんな感覚で出来ますからやりましょうでやり、最初は用心深くやるから成功するのでしょうが、後から火傷をするのです。

そんな方が責任転嫁するなど言語道断です。

何でもそうですが、教科書読んですぐ出来るなら先生は要りません。

そういう基本的感覚がズレている方ばかりが、即時荷重インプラント治療に群がっている、それが正しい認識でしょう。


やはり歴史上の法則として、大衆受けが良さそうなものは、真贋入り乱れてしまい、やがて整理されていくのです。

緒方洪庵が牛痘で天然痘克服を成し遂げようとした時、始めは迫害されやがて広まり、ついには営利目的の偽物に悩まされた。

過去繰り返された事と同じ事が、即時荷重インプラントでも起きています。

本物は時間経過で明らかにされるでしょう。

しかし、今困られている方は待っていられません。

そういう方は、気の毒ですが、自らの鑑識眼を養うしかないのが今現在です。

心地良い話しかしない、話が上手過ぎる、そんな時には用心する。

用心深さは必ず必要です。

即時荷重インプラント治療のパイオニアとして、私は警告し続けます。

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