今日は、悲しいお話をお伝えしなければいけません。
せっかく歯周病をインプラントを絡めて治療をさせていただいていたのに、非常に残念ながら、患者さんが癌で倒れ、亡くなられてしまうと言う経験をしてしまいました。
まだ60代半ばの男性です。
本当に残念です。
患者さん達に知っておいて欲しいのですが、歯周病の進行している方は、健康な方に比べて癌に掛かりやすい、と言うデータがあるのです。
特に海外の論文で有名なのは、膵臓癌です。
直ぐに歯を入れて差し上げられる即時荷重インプラント治療をして、早くに噛める状態に成ってて、凄く喜んでいただけたのに、これからの人生が楽しみだと嬉しそうだったのに、残念で残念でなりません。
歯周病が憎い。
治療途上で亡くなられる患者さんのことを思うと無念で成りません。
噛みにくかったのが直ぐに改善する即時荷重の治療成果を知っていただけ、凄い時代になったんですね、と言ってその価値を、高く評価して下さっていたのが思い起こされます。
わざわざ病院から電話して来て、最終的な歯の話をして、楽しみにしていられたのに。
私の方では、まさか癌だったとは知りませんでした。
本当に悔しいです。
今となっては、噛めるのを味わっていただけたのがあっただけでも、患者さんに貢献できたのではないか?と思うしかないです。
通常なら、辛い状態のままなくなられていたのですから、それを思うとまだ良かったのかも知れない、と納得するしかないです。
ご冥福を祈ります。
合掌