最近ネット内とか直接電話とか、色々とインプラントトラブルのご相談が実に多いです。
何故なんだろうと、私自身も悩み、何故私とかインプラントをかなり専門的に学んで来ているDRに、はじめから相談しに来ないで、一旦事が発生してから慌てて相談に来るんだろう、と私自身でもかなり考え込まされる事態が、かなり多く発生して来ているんです。
結構長い間悩んで、色々と考えて来ていたのですが、ふと思う所があって、皆さんがどう思うかご意見が伺いたくて、書き込みをしようと決断しました。
簡単に言うと、要するに患者さんは、今まで親しんで来たとか、自分の近所のDRの所でインプラント治療を受けたいと言う希望を持っている、それに対して背伸びしてでも答えようとするDRが、今インプラントは安心できるものだとと言う風潮を受け頑張って見ようと、深く悩む事もなく引き受けてしまって、色々と発生してしまっているのではないか?と疑っているのです。
これは日本人の特性、性質が深く関わっていると、私は考えてしまいます。
私はよく聞く話なのですが、ある患者さんがどうしてもインプラントして欲しいとそのDRに懇願して、そのDRが勉強に来ている、と言うのがないでしょうか?
どうして、その患者さんはそのDRに無理させて、自分にインプラントさせたいと考えるのでしょうか?
それは昔からの馴染みであり、そのDRなら自分に悪い事は絶対にしませんと言う長いお付き合いの仲での信用があるからなのではないでしょうか?
そのDRになら例え失敗されても後悔しない、と患者さんは口にはしますが、その実本当に失敗したらどう反応をするのでしょうか?
その辺の齟齬が、私には患者さん側、医療側で深い深い溝として存在しているような気がしてなりません。
その反面と言うか、最近本当に増えているのが、専門家からのご紹介です。
専門家の方からのご紹介なので、私の方もかなり責任重大であり、絶対に大成功させなければと強く強く念じるのですが、専門家はこうして私を頼って下さるのですが、素人さんである患者さんはその馴染みの信頼しているDRに頼りたいのでしょう。
その考え方の差に私は、非常に危険な可能性を感じてしまうのです。
患者さんはやはり素人さんだし、自分の担当医が腕が良い信じたい。
そして世間ではインプラントが良いものだに成って来ている、なら自分の担当医だって勉強してくれば出来るだろうと考えて下さってしまうんじゃないでしょうか。
でもよくよく考えれば、これはそう考えるその患者さんの考え方であり、突き詰めて考えると、その患者さんは自分が信じたいことの為にそのDRを巻き込んでしまっている、結局その患者さん自身の自信、自己に対する自分は大丈夫な筈と言う、なんとなくな過信が根底にあるのではないでしょうか?
この根源的病巣は日本人の特性と重なり合って、かなり解決が難しい、つまるところインプラントトラブルはかなり増える一方であり、真の専門医に任せると言う認識が造成されるまでには、相当の時間が要するのではないか、と私は考え始めています。
結論から申し上げてしまいましたが、インプラントトラブルが発生する原因は、医療側だけにあるのではなく、認識の甘い患者さん側にもあるのではないか、と感じているのです。
失礼な物言いでしたら、深く謝罪致します。
が、現実に起きている事態を経験するに付け、事後の事がとても多い。
とても残念で成りません。
今は歯科用CTで施術中でも確認しながら進める事で、まず間違いなく危険性を避ける事が可能ですし、非浸襲で行う事も可能です。
なのに何故、まだトラブルは増加するのでしょう?
勿論、最終的には手術するDRの判断であり、その責任はとてつもなく重いと断言します。
ですから、努々安易に引き受ける事はしてはいけない、と提言し続けるのですが、未熟なDRに過剰に期待して任せる、仕事を依頼してしまう患者さん側にもやや問題が有るのではないでしょうか?
患者さんの期待に応えようと真摯なDRほど勉強し出すでしょうが、それでも一人前に成るには時間が掛かります。
それまでのタイムラグを待つなら待つで、急かすべきではない、と私はお願いしたいと思います。
インプラントトラブルは双方にとって悲しい現実しか齎しません。
決してあってはいけないことなのです。
そして、これも言っておかなければと思うのですが、こう言う発想をする患者さんは基本的にとても良い人柄なのでしょう。
そして、それを引き受けようとしてしまうDRも良い人柄なのでしょう。
私のように出来るものは出来る、出来ないものは出来ない、と冷静に判断してしまうタイプではないのでしょう。
そのお陰で、私は患者さんからは取っ付き難いDRと評価されてしまっているくらいですから。
でも、分って下さる方は、絶対に嘘は言わない、噛めば噛むほど味の出る面白いDRだね、茶目っ気も結構あるし、と言われたりもしていますが・・・
実際は結構ドジなタイプであり、自己を安易に信じない、出来ているかどうか異常なくらい確かめて進むタイプで、その結果でものを言っているので自信家に見られてしまっているだけなんですが・・・
自慢じゃないですが日常生活では相当にずっこけている事は、家族、スタッフ、長い付き合いの患者さんほど良くご存知です。
まあ私の話は置いておいて、インプラントと言うものがどうもやはり簡単なものなんじゃないか、と信じられている事に全ての原因がある、と思わざるを得ません。
如何でしょうか?
皆さんのご意見を聞かせて下さい。
PS.歯科医療最新号発売されました。私の書いている連載、即時荷重の現在の到達点、好評連載中です。プロの方ご拝読下さい。
臨床の実力と書く実力、そしてそれを上手く伝える話し方が出来る事。
ハードル高いかも知れませんが、種火を灯す仕事を生涯の一つの仕事として頑張りたいと思います。
安全・安心な即時荷重MI審美インプラント治療の基準を、世界に提言します。
プロの方々へ
直接学びたい方は、見学を受けていますので、お問い合わせ下さい。
又講演依頼、プレゼン以来もお受けしますので、お問い合わせ下さい。
短時間、少人数でも大歓迎です。
本音で真実の話をします。
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結構長い間悩んで、色々と考えて来ていたのですが、ふと思う所があって、皆さんがどう思うかご意見が伺いたくて、書き込みをしようと決断しました。
簡単に言うと、要するに患者さんは、今まで親しんで来たとか、自分の近所のDRの所でインプラント治療を受けたいと言う希望を持っている、それに対して背伸びしてでも答えようとするDRが、今インプラントは安心できるものだとと言う風潮を受け頑張って見ようと、深く悩む事もなく引き受けてしまって、色々と発生してしまっているのではないか?と疑っているのです。
これは日本人の特性、性質が深く関わっていると、私は考えてしまいます。
私はよく聞く話なのですが、ある患者さんがどうしてもインプラントして欲しいとそのDRに懇願して、そのDRが勉強に来ている、と言うのがないでしょうか?
どうして、その患者さんはそのDRに無理させて、自分にインプラントさせたいと考えるのでしょうか?
それは昔からの馴染みであり、そのDRなら自分に悪い事は絶対にしませんと言う長いお付き合いの仲での信用があるからなのではないでしょうか?
そのDRになら例え失敗されても後悔しない、と患者さんは口にはしますが、その実本当に失敗したらどう反応をするのでしょうか?
その辺の齟齬が、私には患者さん側、医療側で深い深い溝として存在しているような気がしてなりません。
その反面と言うか、最近本当に増えているのが、専門家からのご紹介です。
専門家の方からのご紹介なので、私の方もかなり責任重大であり、絶対に大成功させなければと強く強く念じるのですが、専門家はこうして私を頼って下さるのですが、素人さんである患者さんはその馴染みの信頼しているDRに頼りたいのでしょう。
その考え方の差に私は、非常に危険な可能性を感じてしまうのです。
患者さんはやはり素人さんだし、自分の担当医が腕が良い信じたい。
そして世間ではインプラントが良いものだに成って来ている、なら自分の担当医だって勉強してくれば出来るだろうと考えて下さってしまうんじゃないでしょうか。
でもよくよく考えれば、これはそう考えるその患者さんの考え方であり、突き詰めて考えると、その患者さんは自分が信じたいことの為にそのDRを巻き込んでしまっている、結局その患者さん自身の自信、自己に対する自分は大丈夫な筈と言う、なんとなくな過信が根底にあるのではないでしょうか?
この根源的病巣は日本人の特性と重なり合って、かなり解決が難しい、つまるところインプラントトラブルはかなり増える一方であり、真の専門医に任せると言う認識が造成されるまでには、相当の時間が要するのではないか、と私は考え始めています。
結論から申し上げてしまいましたが、インプラントトラブルが発生する原因は、医療側だけにあるのではなく、認識の甘い患者さん側にもあるのではないか、と感じているのです。
失礼な物言いでしたら、深く謝罪致します。
が、現実に起きている事態を経験するに付け、事後の事がとても多い。
とても残念で成りません。
今は歯科用CTで施術中でも確認しながら進める事で、まず間違いなく危険性を避ける事が可能ですし、非浸襲で行う事も可能です。
なのに何故、まだトラブルは増加するのでしょう?
勿論、最終的には手術するDRの判断であり、その責任はとてつもなく重いと断言します。
ですから、努々安易に引き受ける事はしてはいけない、と提言し続けるのですが、未熟なDRに過剰に期待して任せる、仕事を依頼してしまう患者さん側にもやや問題が有るのではないでしょうか?
患者さんの期待に応えようと真摯なDRほど勉強し出すでしょうが、それでも一人前に成るには時間が掛かります。
それまでのタイムラグを待つなら待つで、急かすべきではない、と私はお願いしたいと思います。
インプラントトラブルは双方にとって悲しい現実しか齎しません。
決してあってはいけないことなのです。
そして、これも言っておかなければと思うのですが、こう言う発想をする患者さんは基本的にとても良い人柄なのでしょう。
そして、それを引き受けようとしてしまうDRも良い人柄なのでしょう。
私のように出来るものは出来る、出来ないものは出来ない、と冷静に判断してしまうタイプではないのでしょう。
そのお陰で、私は患者さんからは取っ付き難いDRと評価されてしまっているくらいですから。
でも、分って下さる方は、絶対に嘘は言わない、噛めば噛むほど味の出る面白いDRだね、茶目っ気も結構あるし、と言われたりもしていますが・・・
実際は結構ドジなタイプであり、自己を安易に信じない、出来ているかどうか異常なくらい確かめて進むタイプで、その結果でものを言っているので自信家に見られてしまっているだけなんですが・・・
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