私カメラにやたら凝って、芸術作品として画像撮ることにそこまで拘ってません。
ここ最近はiPhoneXで、自然光で撮影してそのまま出してます。
色々とその理由はありますが、私は記録を取ることは大事だと思ってますが、芸術作品写真を撮れるまでのスタジオ作りしたり、高いカメラを買ったりすることに余り価値を見出していません。
本当に見たまま、患者さんが現実に見えるままで見せる方が大事だ、と考えています。
そして、本当に見たければ私は幾らでも患者さんのお口の実際をお見せするので、疑うなら見に来てください、を徹底してるからです。
芸能人とかで良くありますよね。
専門家に撮影して貰って、凄く綺麗に写されてて、でも実際見るとあれっ?て言うこと。
例えば橋本環奈さんは、奇跡の一枚でとても有名になられ、環奈さんの場合はテレビで見てもがっかりしないですが、その後続いてのさも橋本環奈を超えるかのような宣伝で出て来たアイドル達の残念だったこと…
撮り方がとても上手くて、オッと思わせといて、他の写ってる写真で何だよ、と言う。
写真はとても美しく見せることができます。
これが癖者なんです。
奇跡の一枚で印象付けるのは、アイドルでは売りとしてありでしょうが、我々の業界の症例写真では如何なモノか?と私は思ってるんです。
私は専門家なので、奇跡の一枚の症例写真に惑わされることはないですが、一般の方や若手の臨床家は洗脳されてしまうだろうな、と。
嫌な言い方しますが、嘘ではないけど奇跡の一枚なんだよ、を明言しないと、と思ってます。
骨造成GBRしたり、軟組織移植した後の術後経過がどうなるのか?私は知ってます。
残念ながら自然な感じではない、と明言できます。
まあ患者さんが気にされてなければそれで良いのですが、私は自然観溢れる感じに治すのが個人的に好きです。
そして、それをそのままiPhoneXで撮影して出す。
私の出してるのは、見たまんまです。
うちに来られて見ていただいても、このまんまです。
理由は明白です。
やたらめたら切ったり貼ったり盛ったり縫ったりしないからです。
抜歯したら、その傷口だけで大きく歯茎切り開いて剝がしたり縫ったり一切しないからです。
だから、自然な感じを失わない。
恩師ラム先生の教えです。
ステイブル安定な組織にステイブル安定してるモノを入れて、ステイブル安定なままに置いておくようにすれば綺麗なんだよ、です。
真理だと私は確信してます。
それを証明してるのが私の症例写真です。
最小限のやり方の抜歯即時荷重インプラント手術だから、できることです。
最小限の手術だから腫れも痛みもとても少ない。
この方も、あの時に信じて任せて良かった、と言ってくれてます。
真実は長い年月を経て明らかになる。
いつかは皆んなラム先生の私のやり方をやりたいと思うようになり、やるようになる。
ゴテゴテの手術するしかない、と言う洗脳の時代は終わる。
10年20年後の未来を見通して何をするべきなのか?です。