大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントを長持ちさせるには?本当の話 インプラントのやり直しが今後増えるでしょうね・・・

2018年09月05日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

 患者さんの為にインプラントの本当の話を書くブログ、ゲンちゃん先生です。

本日も残念な実例からのお話を書きます。

これです。

インプラントがブリッジを切断したら、撮れてしまっていました。

実は3年前に始めて来られた時に、既に下のレントゲン写真のような状態でした。

もうこの時から怪しい状態ですよ、とお話していて、この8月の猛暑で身体がまいってしまったのと、強く噛まれた瞬間、何かおかしな感じで痛みが走った、と言われて急患で来られました。

その時のレントゲン写真が下の状態です。

残念ですが、これはもう骨と付いてないと思います、切断すれば外れてると思います、とお話しました。

そして、切断したら最初の写真の状態で、グラグラで指で摘まんで取れました。

事前のご相談で、この部位歯がなくなってしまうので、同時にインプラントを、と言うことで、私が即時荷重インプラントさせていただきました。

ピンポイントで植立しなければならない、と言う大変に難しい状況でしたが、独自に創意工夫した手術術式でやり遂げました。

即時荷重できる為の必要充分条件、植立時の抵抗力を計ると60~80Nと充分な初期固定を出すことができ、動揺度を測定するペリオテスト値でも-3~4と大変良い数値でした。

これで安心して、即時荷重出来ます。

以下の写真が、初期固定トルク値を計っている所です。


このようにしっかりとした初期固定を出せる植立を出来る技術は、2000年からの独自の創意工夫、改善改良によるものです。



駄目になったインプラントと私が再手術したインプラント、骨への埋まり方が違うのがお分かりいただけると思います。

やはり、インプラントはしっかりとした長さで埋めないといけません。


そして、もう一つ歯茎の条件整えるようにして埋めると言うことです。

歯茎の条件を改善しながら埋める技術、がとても大事です。


と言うことで、今日の結論。

長期経過の良いインプラントは、しっかりと埋める、そして、歯茎のコンショディンも整える、です。


これらを1回きりの手術でちゃんとするのって、なかなか難しいんですよ。

すみません、ちょっと自慢しました・・・

では又。


9月4日(火)のつぶやき

2018年09月05日 | Weblog