こちらの患者さんは昨日インプラント植立を、サイナスソケットエレベーションと言う上顎洞内への骨造成GBR手術と同時にさせていただいた患者さんの今日の状態、1日後の状態です。
全く腫れていませんし、痛みもないそうです。
写真でお分かりになられる方も多いかと思いますが、この患者さんはそれなりの年齢の方です。
そう言う世代の方々へ、身体の負担を強いる手術は、私はしたくありません。
この年になって、何でこんな辛い思いを、と言わせてしまうのがとっても可哀想だからです。
でも、そう言う年齢だからこそ、お口の機能の低下は絶対に避けたい。
そうは言っても、ブリッジで歯を削ってしまうのは心配だ。
と言うことで、インプラントをご了承いただきました。
ところが、この患者さんやはり身体に色々と問題をお持ちです。
それは、そう言う世代ですから、当然のことです。
なので、細心の注意を払い、何ごとも絶対に起きないように丁寧、精密、身体にとても優しい低侵襲手術で行いました。
その成果、結果がちゃんと出ました。
本当に良かったです。
ご紹介くださった、奥様のご期待に添えたかと思います。
そして、この方は若い女性の方で、術前、術後です。
親知らずの抜歯した後が、とても綺麗に治癒していることが良く分かります。
色々と手を尽くさないと、こうは綺麗に再生治療出来ません。
この辺は、講演ネタなので、ゴメンナサイさせて下さい。
知りたい方はfacebookのメッセージでお願いします。
で、ご多分に漏れず、この方職場のおば様方に、親知らず恐いわよ、大変よ、腫れて痛くて辛いのよ、仕事も休まないといけないことになるわよ、と散々脅かされて来ました。
そのせいで、当院のユニット上で涙流されてました。
可哀想に。
で、私がおばさん達の期待を裏切って見せましょう、と啖呵を切って、お引き受けした次第です。
その成果は、周りのおば様方は、大したことのない親知らずだったので大丈夫だったのね、と言う落ち付きどころだったとか。
まあ、そんなもんでしょうけど、私としてはしてやったり、でした。
手術と言うモノの心理的ハードルを下げる。
それには、身体に優しい低侵襲を極める。
私の生涯のテーマ、使命です。
周りの知らない人達から、あなたは大したことのない手術だったのね、と言う落ち付きどころになる、そんな手術をし続けたい、と心から思っています。
そう言う実績を積み重ね続けることで、あれ?どうも違うみたいだぞ?マツゲン先生の手術は全然違うらしいぞ、と知られるようになって、私の提唱する概念、手術の仕方が広まること、が私の望みです。
後輩が書いていましたが、私はこれで世界征服したい!と言うことです。
良い響きですね、世界征服!
世界征服に頑張ります!!!(笑)