本日の患者さんの手術です。
抜歯即時植立即時荷重インプラント治療と言って、私は2000年から始めています。
具体的に言うとちょっと長いですが、保存出来ない歯を抜いて、病巣を綺麗に取って、直ぐにインプラント植立をして、仮歯を綺麗に作って、顎の再建をする、と言うのを1回の手術で全部終わらせる、と言うモノです。
歯が入っている写真は、鏡を使って撮影しているので、反転しています、すみません。
でも綺麗に歯が入っているし、傷口なんかも縫っている仰々しい糸も全くないし、非常に綺麗なのが分かっていただけると嬉しいです。
こちらの写真も、昨年末の抜歯即時植立即時荷重インプラント治療を審美的部位でしているモノです。
やはり、傷口の一切ない綺麗な状態で、治しているのが分かっていただけると嬉しいです。
一番下の写真が、手術した日の翌日の状態です。
画面に映したのを写真に撮ってるので、ちょっと粗いですが、でも歯茎を一切切り付けてない所とか、仰々しく縫ってある所がない所などが、他のDRの手術との違いであることをご理解いただけると嬉しいです。
私はこう言う低侵襲を極める、患者さんのお身体に優しい痛まない、腫れない、辛くない手術をすること、に非常にこだわっています。
2003年恩師ラム先生から直接の薫陶をいただいて、全ての手術の仕方を低侵襲の手術の仕方に変えました。
その当時は、全く切り開かない手術をするなど、全く理解して貰えず、そんなこと出来る筈がない、病巣取り切れない、失敗する、とかなり叱られたものです。
しかし、私はラム先生を信じて、直向きに全く切り開いたりしない低侵襲手術を追究して来ました。
その成果が、このような結果となって出て来ています。
この患者さんは、もう10年になっている方です。
facebookのコメントで、同業者の専門の先生から、レントゲン写真がないと何処がインプラントか判断に迷った、レントゲンがあって良かった、と言うお褒めのお言葉も頂いています。
しかし、これは私の実力ではないんです。
全部、ラム先生の教えが正しかったこと、を証明しているだけなんです。
ラム先生の教えに忠実に、チャンと手術して、メインテナンスを続けていただければ、こう言う成果になるんです。
その教えが、患者さんのお身体に一切傷口を付けない低侵襲手術を極めること、です。
ラム先生は言われました。
ノリ(私のことです)安定している組織の中に、滅菌された綺麗な生体親和性の高い純チタンのネジを埋める、ただそれだけのことだんだよ。
インプラントの直径は4㎜程度しかない、なのに、どうしてそんなに大きく歯肉を切り開いて骨を露出させてインプラントを埋めるんだい?
大きく切ったり開いたりして、生体を痛め付けるから、生体は委縮したりして形が崩れて治ってしまうんだよ。
本当に必要最小限の手術だけで済ませて上げれば、身体は何事もなかったかのように、綺麗に治ってくれる。
大きな傷口と小さな傷口なら、小さい方が綺麗に早く治るに決まっているだろう。
だから、患者さんのことを思って、出来る限り小さな小さな手術をして差し上げるように工夫しないといけないんだよ。
私は、ラム先生の以上の教えの元に、誰も教えてくれる人が傍にいない中、たった1人で傷を付けないでどうやったら手術出来るのか、綺麗にインプラントを植立出来て、綺麗に歯を装着出来るのか、を工夫し続けて頑張って来ました。
その成果が、上にご紹介している写真です。
昔は全く信じていただけなかった手術方法、治し方でしたが、今漸く評価されるようになって来て、ネット内では似たような情報ばかりになっています。
本当に皆がちゃんと出来ているんだろうか?とパイオニアとして非常に危惧しています。
何故なら、この手術方法は上手く行かなかった場合には、骨もなくなるし、歯茎も大きく傷を負いますし、リカバリーがとても難しいからです。
言い換えるなら、相当の実力を持っている先生がしないと危険な方法でもある、と言うことなんです。
有り難いことに、私の元には本当に直ぐに綺麗な歯を入れてくれる先生であると言うことで来てくだされる患者さんが多いです。
その殆どの患者さんが、他の先生の所ではそんな治し方出来る筈がない、と言われて、最期の希望を私に託して来られる方です。
生意気な言い方になりますが、ラストホープと言うご期待をいただいて、かような仕事を主にさせていただいています。
私自身も、私が拝見して、これは出来ないと診断してしまったら、世界中探しても即時荷重インプラント治療してくだされる先生見付けることはかなり難しいだろう、と思っています。
今回ご紹介した実例のように、本当に直ぐに綺麗に歯を入れて差し上げられる、手術直後当院から帰られる時にはもうちゃんと綺麗な歯がある、と言う即時荷重インプラントをさせていただいています。
長くても半日、で綺麗に歯が蘇らせられます。
最後に更に付け加えるなら、即時荷重インプラント治療を部分的な欠損で治療すると言うことを専門的にしているのも私の特徴です。
通常なら残せる歯を抜きたいとは思われないでしょうが、一般的に即時荷重とか即時負荷、All-on-4等の治療では、残せる歯でも抜歯して全部歯をなくしてしまって即時荷重してしまっているんです。
私はそれがどうしても嫌で、患者さんが残したいと言う希望を出来る限り叶える為に即時荷重インプラントを使いこなしているので、歯を残すと言うことにも執着して頑張っています。
時にそのせいで、非常に難しい治療になってしまって複雑な治療をお受けすることも少なくないです。
それでも、患者さんの自分の歯への思い、何本かであっても残したい、と言う希望を叶えようと頑張る歯科医師が、即時荷重を手掛ける歯科医師の中で私だけのようなので、たった1人の苦難苦闘の道であっても、ご縁のある患者さんには全力でお尽くししております。
繰り返し生意気ですが、私しか引き受けない、私しか受ける先生がいない、と言う治療内容をひるむことなくお引き受けさせていただいています。
全てを公開してしまいたいところですが、そのような最先端の闘い、としか言いようのない手術、治療内容を見せびらかすと、又昔のような大変な逆風、お叱り、誹謗中傷を受けかねないので、本当の所の公開には3年ほどの月日をお待ち下さい。
全ては、患者さんの治療、手術に集中したい、が為です。
他ではしていない、本当に手術直後に綺麗に歯が入っている即時荷重インプラント治療を患者さんをお救いする為に、私は全力で取り組み続けて参ります。
手術直後、帰る時には本当に綺麗に歯があって、手術受けたかどうかすら外見では分からない、と言うインプラント治療を望まれる方、どうぞ私の所にご相談にお越し下さい。
他で出来る筈がない、無理だ、と言われても、絶対に諦めないで下さい。
私が診断して、出来ると判断した場合、の成功率は95%を超えております。
全力を尽くして、あなたの希望を叶えます。