大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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3月17日(火)のつぶやき

2015年03月18日 | Weblog

炎症の5大症状。発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害。体に傷が付けば、体は必ず炎症の症状を引き起こす。しかし、患者さんはそう言うことが起こるのは絶対に嫌がられる。ではどうするのか?私の方法は、人の体を騙すと言うか、目覚めさせないと言うか、傷付いていることを分からないレベルですること。


AOで、著名なストローマンフェローの先生から、どうして先生の手術はあんな綺麗な腫れない術後写真の状態なの?と質問をいただき、企業秘密に当たる部分まで踏み込んで色々とご説明させていただいた。概念的説明で言えば、徹底的に傷付いていることすら分からないレベルの手術をする、と言うことです


分かって下さる方は分かって下さる、と言うことですね。とても嬉しかったです。質問いただいた先生は、とても真面目で素直で、しかもご自分の実績、実力に自信があられるからちゃんと質問をして下さったんだ、と思います。大変に学ばされる立派な姿勢だと思います。プライドの持ち過ぎはいけないですね


正直、私の術後写真はあれ位の術後を普通に出せるレベルの仕事をしています。これは、質問いただいた著名な先生ですら目を見張るレベルのモノなんです。ところがです。意外な位先生方は質問して下さらない。皆さん、多分偶々上手く行った例を出しているんだろう、とか考えておられるのか?不思議です。


帰国の途上、ロサンジェルス空港のカウンターで世界の九州のM先生とご一緒になりました。で、AOの最終日の情報等を色々とお伝えさせていただきました。M先生は流石で、素直に色々とご質問いただき、次々と発展的話をすることが出来ました。お蔭で、私の方も凄く勉強になり、とても嬉しかったです。


素直、正直であると言うことは、学びの道の途上では掛替えもなく大切なもの、と明言出来ます。なので、私自身は出来得る限り素直で正直であって、プライドに拘り過ぎずに平気で質問出来ること、を心掛けています。分かった気にならない。医療人は自分の身だけでなく患者さんの体に責任があるのだから。


知識不足、は何よりも患者さんに申し訳のないこと、と自覚しないと。どの業界でも現状維持だけでは、ゆっくりとした衰退でしかない。何故なら、世の中が進んで行くから。先端をと言うのは、出来る限りアップデートされた正しい情報を知りたい、と言うだけのこと。別に特別なことじゃなく、普通のこと。


AO、AAP、PRD海外の学会に行くのは特別なことじゃない、と私は2000年から思っています。ハードルは確実に下がっています。若い有志の先生ほど、海外の学会に出るべきです。その際には、出来る限り大きなグル―プで参加するのではなく、小さな集まり、出来るなら単独で参加されることです。


派閥に属すれば、必ずそこの考え方に染められます。勿論、ちゃんと勉強する時には、系統だってそう言う集まりで勉強するのは間違いではないですが、行き過ぎにも注意しないといけない、と思います。何故なら、日本人は団体行動、集団志向が得意な民族だからです。個性を殺されがちになる弊害もあるので


今日の親知らず抜歯。
後ろ半分近く骨に覆われてました。
こう言うのが、意外に難しいんですよね。

明日どんな治り方の状態か、腫れたり痛んだりしないよう祈ります。 fb.me/3WEEQ0QaD