大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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GBR骨造成のインプラント治療批判

2007年12月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
残念ながら、抜歯して暫く待って、それから、インプラント植立同時GBR骨造成するDRブーザーの方法を支持するDRが、国内ではいまだに多いようなので、何故それが間違っているかを今日は説明します。

抜歯すると、必ず、一番大切な唇頬側の骨が一番吸収して失われます。
その上を粘膜が治癒して覆って行きますが、当然、歯があった時よりも顎の骨はかなり痩せ、しかも急いでインプラント植立しようとすると粘膜の治癒が熟成が充分でなく、GORE膜を入れてGBR骨造成しても粘膜に穴が開き、開創し感染を招きます。

そうなると、一番重要なインプラント周辺が最も被害にあってしまい、重大な事態を招く元になります。

日本人の場合は、どうしても欧米人に比較して粘膜が脆弱でGORE膜にやられ易いと言う欠点が、民族的に有るのです。
欧米人でも開創問題を指摘されるGORE膜ですから、日本人の場合には、危険度がかなり高くなります。

福岡の山道先生、水上先生、京都の宮本先生、山形の成瀬先生等々のGBRの神々レベルで開創しないと言う講演で安易に信じてしまっては、大変な事に成ります。
だから、私は一般的なレベルのインプラントDRはGBRすべきではないし、そう言うDR達の患者さん達にはすべきではない、と発言しています。

そんな事をしないでも、今は抜歯と同時に色々な充填材料等でその部位のボリュームが痩せない様にして、その上でインプラントオペした方が安全だし、易しいし、患者さん自体が痛んだり腫れたりの辛い事がないから良いだろうと考えています。

重要な事は顎の骨のボリュームが減らない事です。
その為には徹底的に抜歯した部位の病巣等を除去し,その上で充填するべきです。
そして重要な事は、その上にコラーゲン膜等で蓋をきちんとする事、充填したボリュームが減らないように、維持出来る事です。

こちらのやり方の方が、DRブーザーが主張する方法よりも全然シンプルで成功し易い。
それが私の主張です。

GORE膜に関しては、現在色々と批判が出ており、改善する兆しも見えず、会社事態が学会にブースも出さず、今後の展望がどうなるのか分かりません。
GORE社はその名の通り、一般的に服の生地等で有名な会社の歯科部門です。

商業的にも成功している会社ですから、歯科部門は旨味が消えたからか、消極的な感じにしか見えないのが、私には気に成るのです。
要するに、何時撤退するか分からないメーカーのものを使用しなければいけない問題も、指摘したいと思います。

たった1本のインプラントを植立するのに、あんなに大きなオペをしなければいけないのか、しかも何回もオペしなければいけない、治療期間も掛かる。
これらがDRブーザー法の大きな問題点です。

抜歯して、充填して、粘膜が治癒して、それからインプラントでも治療期間は掛かりますが、患者さんが受ける手術の苦痛、煩わしさを考えれば比較に成らない位、患者さん自身が楽な筈です。

楽に出来るだけ早く治して上げる、それをもっと我々は考えるべきでしょう。

因みに、私自身なら、全てを1回でしてしまうインプラント植立までしてしまう治療を98%以上出来ています。
もうそう言う時代なんです。

今更DRブーザーのGBR法すべきではない、何度でも指摘して置きます。

参照:http://www.km-implantcenter-matsumotoshika.com/

   http://www.newton-doctor.com/doctor/tokyo5/matsumotonoritsugu/s40/

   http://www.implant.ac/implant_html/tokyo/matsumoto/