大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

抜歯即時荷重インプラント治療13年後

2021年04月06日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話






本日、久しぶりに他の部位のご相談で来られました。

13年過ぎました。

とても良い状態を維持している、と思います。

ちなみに13年前も載せて置きます。


写真の性能も違うので、色合いが違うように見えますが、やはり天然歯は色が濃くなってるようです。

右上の前歯は歯茎が盛り上がってるようです。

とても健康的な状態で、患者さんも何も問題なく快適に過ごされてたそうです。

した手術は抜歯即時荷重インプラント1回きりです。

治療期間は5ヶ月半でした。

手術直後から仮歯が入り、インプラントのデータが安定するまで待ちセラミックを装着して終わりました。

とてもシンプルな治し方が当院の特徴です。

一般的にはもっと複雑で手間暇掛けた、患者さんにとって苦痛な治し方をされます。

私はそれでは患者さんが可哀想なので、出来るだけシンプルな治し方で結果を出しています。

そんなんで出来る訳ない、と良く言われ続けてましたが、こうして13年過ぎてもちゃんと何ともない綺麗な状態です。

この写真が証明しています。

今ではインプラント治療は何処でもしている治療になっています。

しかし、その治療レベルは均一ではありません。

それが患者さんには分からない所で、皆さん困られてます。

当院は少なくとも他院で断られた、難しいと言われた患者さんをお引き受けしております。

この患者さんも、13年前他ではやってくれないからで来られた方です。

インプラント治療はやり直しが大変ですから、実績のある所を選ばれるようにお勧めしまう。



歯科のご相談はこちらが良いです。良心的です。

2021年04月02日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


こちらのサイトは全て利用は無料です。

回答者の歯科医は全てボランティア、無報酬で参加してます。

私も時々回答しております。




新しい時代に触れる。若手の先生方の勉強会にお邪魔しました。

2021年03月16日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話



いやー、若い方々の勉強って素晴らしいですね。

これからこう言う方々の時代が来るんですね。

歯科界の未来は本当に明るい、と私は信じます。


歯クラは品性を持った言動をしなければならない、と私は思う。

2021年02月02日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

歯クラでは残念なことに、匿名をいいことに発言者がどれ程の人物であり、ちゃんとした業績を持った専門家なのかの裏付けも何もないまま、言いたい放題、文句付け放題なのが良くない、と思う。

 

いつも言うことだが、匿名での発言など信頼を得られるモノでなくなる世の中にどんどん変わる。

 

ネット内では匿名で人を平気で叩ける。

 

その快感に、有名人、実力者を貶められて自分と同等に誤認していしまうことは、その発言者自身の人間性が駄目になる。

 

そのことを私は心から恐れる。

 

そんなつまらんことに時間を費やすな。

 

真の実力を磨いて、誰にも文句つけようのない実績を残し示せ。

 

それも公的、客観的にだ。

 

それが本当に患者さんのためであり、発言者のためでもある。

 

ハッキリ書くが、人のしてることの小さな瑕疵を偉そうにあげつらっても実力は上がらない。

 

私は、中村先生、小宮山先生、佐藤先生、その他諸々の先生方に、即時荷重できない、してはならない、とキツく叱られていたが、揺るがない実績残し公的に客観的に残した。

 

若い奴らは知らんだろうが、2004、2007年と連続でPRDで即時荷重インプラントと即時荷重インプラントと同時の骨造成GBRはやり方しっかりしていればちゃんとしたインプラント治療となる、と予言して発表している。

 

私の予言が当たったことは2021年現在誰も否定できない。

 

スタディクラブレベルじゃないPRDだ。

 

それぐらい、世界レベルで権威があって認められてる所で残すことができれば最高だろう。

 

歯クラの若い世代に言って置く。

 

口先だけなら誰でも偉そうなことは言える。

 

匿名の影に隠れる卑怯な真似はするな。

 

世界を見ろ。

 

世界で学べば、歴史を学ばされる。

 

歴史とはエビデンスだ。

 

エビデンスが構築された過程を必ず修得させられる。

 

そしてその先を自分の責任で切り開き、新しいエビデンスを想像して行ってるんだ。

 

日本に騙されるな。

 

日本は馬鹿なことにエビデンスが金科玉条に祭り上げて、それに従うことが上から可愛がられる。

 

しかし、エビデンスなんてマイルストーンに過ぎない。

 

人腐すしてる暇があったら勉強して実績残せ。

 

私だって、かつて上に書いてるように中村先生、小宮山先生、佐藤先生、錚々たる先生に怒られて腐しそうになったが、バネにして勉強して、研鑽してPRDに行けた。

 

正直に書くが、今でもこの3人始め、虐められた先生は覚えていて基本嫌いなので、絶対に長期のセミナーとかには出ないようにしてる。

 

私の受講経歴に、この先生方の名前はないでしょ。

 

インプラント学んでいて、中村先生、小宮山先生の長期セミナーに出てないってかなり異色ですからね・・・

 

しかしそれでも学べることはあるかも知れないと思って、ショートのレクチャーとか他のところでしてる時にはWeb開催のとかはこっそり聞いてる。

 

で、ああ良いこと言うな、と思ったりしてる。

 

今までは仄めかして書くだけで個人名は伏せて来たけど、もう還暦なので事実は事実として書き残して置く。

 

ちなみにご本人たちに聞いても絶対に忘れてるから。

 

腐して、保険点数とか、レセプト枚数とか、新患獲得数とかに明け暮れるなら、勉強しろ。

 

 


ずるいインプラント治療非表記に騙されないで!インプラント1本+アバットメント+上部構造の総額で見ましょう

2021年01月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラント業界はずるい輩が腹が立つくらい多いです。

 

その代表が、インプラント20万とかの表記でさも低額でしてるかのように見せるやり口する輩。

 

良く見るとアバットメント15万と書いてて、その後のに上部構造とかでジルコニアとかセラミックとかで別料金で書いている。

 

結局インプラント+アバットメント+ジルコニア冠=20万+15万+15万=50万で、やっと歯が出来上がる、というのが真実です。

 

で、特殊な方法用いる治療方法だと加算がつくように説明してあったりして、さらに費用はかかるという。

 

あのね、総額できちんと見せなさいよ。

 

インプラントだけであとは上部冠で済むんじゃ?と自分に都合よく解釈する患者さん呼び込んで、口でうまく丸め込んで治療させる、というやり方は卑怯そのものですよ。

 

いやはっきり書きますが、詐欺師の手口でしょう。

 

そして、凄い手術できる自慢するなら、その術後どれだけ腫れるのか?痛むのか?ちゃんと客観的データ見せろよ。

 

20年経っても、何時まで経っても、薄汚いやり口で商売上手がのさばってる嫌な業界ですよ・・・ここは・・・

 

誰がパイオニアかも口噤んで明言しないしね。

 

 


やはりセラミックが良い!インプラントの被せ物は、セラミック一押し

2021年01月25日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

インプラント治療で、治療費が高額なためにできるだけ経済的に抑えようとしてセラミック以外の被せ物、ハイブリッドとかにされる選択をされる患者さん、先生がおられますよね。

 

でもこれ全然良い選択ではないです。

 

20年とか過ぎると結局擦り減ってしまって、歯冠の形が崩れてしまうし、何よりも吸水性があるので、汚れてくるんです。

 

インプラント治療は、きちんとしたことをしたら20年はあっという間に過ぎていきます。

 

20年過ぎて80代以上になって、汚い歯になってるのが気になってやり直すのって、本当残念でしょうがありません。

 

同じ時期にセラミックで治してる方は、確かに使用感はでてきてますが、セラミックは吸水しないので、そこまで汚くなってないんです。

 

これは歯ブラシの問題ではありません。

 

ハイブリッドと言っても、所詮レジンというプラスティック製ですから、20年も経つと唾液とか食物とかから水分と一緒に汚れが着くんです。

 

これは、本当に良くないです。

 

長年の経験積むと、インプラントの上部冠はセラミックの一択ですね。

 

少々経済的になるからと言ってハイブリッドにするのは、後々考えるとかえって不経済です。


正しいインプラント治療の普及を

2021年01月22日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント治療と言うと、それだけで最新の治療方法で、それを扱う先生は進んでいる先生だ、と思われるようです。

又、インプラント治療は何処でも似たり寄ったりで然程の違いはない、値段くらいしか違わない、と思われてることも多いです。

そして、若い先生の方が新しい知識とかを勉強していて良い、と思ってる方も多いですね。

どれも明らかに間違った思い込みです。

まず今やインプラント治療は、新しくも何ともありません。

20年30年の歴史があり、あなたに縁がなくて知らなかっただけで、既に実績は世界的にも沢山溢れてます。

20年30年前のモノを最新とは誰も思わないですよね。

次に、インプラント治療は何処でも同じようなモノ、差があるのは値段だけ、と言うのも、まず使うインプラントのブランドが違います。

ブランド物の服とスーパーの服では、品質とか機能の差がありますよね。

それと同じです。

世界的には最も信頼されてるインプラントは、スイスのストローマンです。

その他にも世界的には100種類以上のインプラントがあり、ブランド製の3分の1もしない値段で売っているものもあります。

そして、治療費の違いは、先生の腕であることが多いです。

名の知れた腕の先生なら、それに見合う設定にするでしょう。

更に言えば、使う器具とか材料費とかやり方も違いますから、その分治療費設定で違いがあるでしょう。

良くある誤解が、インプラント治療費が高いから、歯医者が儲けてると思われてます。

が、やれば分かりますが、かかるコストが普通の歯科治療とは全然違いますから。

儲けるなら、ただ削って口が上手くてセラミック被せた方が全然楽だと思います。

歯は削ると決して元には戻りませんから、削らないでなくした歯を取り戻せるインプラント治療は、削られないで守られた歯の価値分もある、と知って下さい。

削ってブリッジにセラミックでしてしまう方が楽なんです。

当院でも、たまにどうしてもインプラント治療は恐いと歯を削られる治療を望まれる方がいますが、逆にありがたいな、なんて思ってたりします。

若い先生の方が新しいこと知ってる、と言うのも、それはそれぞれの先生の勉強次第です。

若くても学会やセミナーに行かず、新しい知見を得てなければ、古いインプラント治療しかできないです。

実際私はインプラント治療に関わって30年以上になりますが、学会やセミナーに出て来る先生は皆んな顔見知り、友人になってしまってます。

残念な話ですが、勉強し続ける先生は、いても10%、実際の感じでは5%いるかな?ですね。

ですから、年齢と腕は殆ど関係ないですね。

若くても優秀な先生は凄腕だし、ベテランでも大したことない腕で恰幅だけ良い輩もいます。

そして、できればインプラント治療は、しっかりと勉強し続けている専門家の先生に任せるのが良い、と明言します。

見極めたいなら、その先生の実例の写真とか資料を見せてもらうのが良いですね。

その時には、チャンピオンケースではなくていつも普通にしてる仕事で見せてもらうのが良い、と思います。

肝心なのは、仕上がりだけではなく、治療経過、手術後経過とかの本当の資料です。

骨造れるなんて凄い先生、と信じたら、術後顔パンパンに腫れ上がり、とても辛い経過なんてことはまず隠されてますから。

青あざが1ヶ月近く消えなくて表に出れない、とかもあります。

本当の情報は表には出ないと知って下さい。

私は昔から本当ことばかり明かして来たので、まあ業界では煙たがられてます。

それで、私はFacebookとかを利用して、実例を次々と公開してます。




こう言うのです。

本当に腫らしてないなら出せば良い、が私のスタンスです。

稀にやれてるのでは意味ないので、いつもだよで次々と公開してます。

公開してる理由は、ここまで現在のレベルではできるんだよ、と明らかにして、他の歯科医のレベルアップを狙ってるんです。
(それを分からない阿呆な輩がたまにいて、腕の自慢する医者はいない、とうるさく言われたりしてますが)

業界のレベルアップ、底上げは私の願いです。

インプラント治療の真実はまだまだ明らかにされてません。

そこを変に思い込んでいたら、損するのはあなたです。

患者さんも勉強して、それから先生選びをされること、を強く勧めます。




エビデンスはマイルストーンにしか過ぎない。金科玉条ではなく、乗り越えられる為にあるモノ

2021年01月17日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
医学の世界で、EBMと言うものが大きく扱われ言われるようになって20年位の月日が経ちました。

この動きを受けて、歯科の世界特にインプラント治療業界でもEBM、エビデンスが言われるようになり、いつの間にかそれが金科玉条のように扱われるまでになっています。

しかし、私はそれに異論があります。

エビデンスが全てなら、全く新しい治療方法は決して現れない、とです。

もしくは、世界で誰かが始めた治療の後追い証明することだけに明け暮れて、日本からは新しい治療方法が生まれない、と危惧します。

と言うよりも、私自身個人的20年以上の経験で、エビデンスをうるさく言う方は皆んな私の治療方法の反対論者だったので、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、でエビデンスは嫌いです。

なので、海老でんす?などと揶揄して表現したりします。

過去の論文、研究から導き出された答えを否定するつもりはありません。

しかし、私から言わせれば海老でんす?は、マイルストーンにしか過ぎない、ここまでは分かってるよと言う道標でしかない、と確信しています。

だから、その先に新しい治療方法が幾らでもあり、その方向性を見誤らないで進めば良い、と明言したいます。

良くあるのが、勉強不足で思い付きで新しい治療方法を考え出したと信じてやってることが、実は過去に誰かがしていて、その結果ダメだから今がある、と言うのを知らない輩も混じってしまうことです。

それを避けるには、キチンと系統立てて勉強して、何処まで分かっているのか?ここからは競走してるんだ、と見極めることです。

私はその為に、2000年から単身海外の学会に広く参加して、見聞を広めて来ました。

そして、その中で自分のしてることは新しいことだ、と確信してます。

それを国内では良く分からず、海老でんす?で攻撃されまくったので、エビデンス嫌いに成り果てました。

でも2021年現在、私がかつてエビデンス信者に攻撃されたインプラント治療方法が、世界最先端の憧れのインプラント治療方法になり始めてます。

やはり、患者さんの求めるモノを真摯に叶えるインプラント治療方法を実現するのが正しかったのです。

本当にかつてエビデンスで私を攻撃した方々には謝って欲しいです。

即時荷重インプラントは絶対にしてはならないとか、純チタンインプラントでは即時荷重インプラントできないとか、まあ皆さん言ってくれてました。

皆んな私がひっくり返しました。

その動きをやり過ぎて、おかしな勢力も生まれてしまったので、責任も感じてます。

少なくとも、若い次代を担う先生が、エビデンスはありませんが、こう言う流れでできるようになってます、と明言してくれる時代になったので、それは本当に良かったと思っています。

マイルストーンをどんどん超えて行け、と心から応援します。

生意気ですが、新しいインプラント治療の可能性の殆どは、私がやり始めて提言したモノばかりです。

部分即時荷重インプラント、腫らさない痛くしない低侵襲外科によるインプラント、切らない歯肉を開かないでやる顎堤再建の骨造成GBRと歯茎再生、早く楽に綺麗に治り長期予後の良いインプラント、ティシュレベルTLインプラントで殆どが解決できるインプラント、全部私がオリジナルです。

ゆえに平気でパイオニアと自称してます。

最後のティシュレベルTLインプラントで殆どが解決できる、がとても難しいらしく、いまだにどなたも後追いかけて来ません…

少し淋しいかな…

とにかく、海老でんす?は所詮マイルストーンですから、金科玉条と勘違いして進歩を遅らせてはなりません。

西洋の真似事で喜んでいてはダメです。

そこにはエビデンスはありません。

それでも方向が間違いなければ、真摯に患者さんに寄り添い、その願いを叶える為に頑張って欲しいです。

日本人はどうも忠犬ポチの精神の方が多く、権威の真似事して尻尾振るのが好きなのが困ります。

ユニークであること、を恐れないで下さい。

忠犬ポチになって自己満足してたら、いつまで経っても二番煎じですから。

跡継ぎなんて所詮二番煎じですよ。

オリジナル、エビデンスなし、でも方向は正しいを目指して下さい。

その為には、常に記録を取ること、です。

記憶は忘れる、記録は残る。

記録の積み重ねがエビデンスにしか過ぎません。

自分の記録を積み重ね、自分のエビデンスを創れば良いのです。







ティシュレベルTLインプラントはボーンレベルBLインプラントに勝る 専門的解説

2021年01月16日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
インプラント治療と言えば皆んな同じようなモノ、と言う誤解が一般の方にはあります。

しかし、実際は先生ごとに全然違っていて、やり方とか治し方が違うんです。

特にティシュレベルTLインプラントとボーンレベルBLインプラントは全然違います。

結論から言うと、TLインプラントの方が、原理的に考えても生体には優しく安定していて安全で長期予後が期待できるモノ、と断言します。

実は、BLインプラントを使っているDR達もTLインプラントの優位性は認めています。

なのに、どうして使わないのかと言うと、一言で言えば難しいからです。

BLインプラントは、骨の中に埋め、アバットメントを連結して方向とかの位置関係を補正して歯冠形態を作れる、と言うのが最大の利点です。

つまり、決め打ちができなくても、BLインプラントは歯冠形態を良い所に作ることができるのです。

その為に、DRはBLインプラントを使います。

多分世界的に見ても、BLインプラントが大多数でしょう。

TLインプラントは、骨に埋め込むだけでなく歯肉貫通部がインプラントと一体化して設定されています。

言い換えると、歯冠形態との接合部が手術した時から決め打ちできてないと補正がとても難しい、まずできないと言うことです。

しかし、歯肉貫通部が始めからあるので、歯冠形態との接合部が骨との境界から離れていることに最大の利点があります。

そして、接合部の強度も圧倒的に高い、つまり壊れにくい、と言う利点もあります。

更に、このような構造をしてる為に、インプラント周囲炎にやられにくい、と言う利点も今後大きな意味を持って来るでしょう。

BLインプラントでは、骨の中にインプラントを埋めて、アバットメントを留めることで歯冠形態を作りますが、元々骨の中に埋められてるインプラントって直径4mm程度しかないモノなんです。

そんな細いモノにアバットメントを留めると言うことは、中ネジの細さは2mm程度しかないと分かります。

そして、方向補正されて歯冠形態が作られますが、力の受け止められる部分はアバットメントに更に細いネジ留めをくり抜いて留めるようになってしまいます。

人の噛む力は、その人の体重くらいが最大で、普通は半分とか3分の1程度と言われてます。

でも良く考えて下さい。

45キロの体重で15〜22キロです。

そんな強い力を、わずか2mmもないネジで受け止め切れると信じられますか?

私はそんなこと信じ切れる方がどうかしてる、と思います。

だから、私はBLインプラントは使ってません。

TLインプラントでセメント合着式の治し方なら、インプラント体自身が噛む力を受け止められる構造になり、4mmしかないとしても、BLインプラントネジ留めの2mm弱しかないモノの倍以上の剛性を持つことになります。

剛性がある上に、インプラント周囲炎にも強く、生体にも優しいなら、使い方が難しくても腕を上げてTLインプラントを使うのが患者さんのためだ、と私は明言しまう。

自分の腕を上げないで、患者さん側にリスクを増やす治療をしてるのがBLインプラントのインプラント治療だ、とか断罪します。

特に臼歯部、奥歯には絶対にTLインプラントを使うべきだ、と断言します。

案の定、臼歯部にBLインプラントを使うことで歯冠形態がアバットメントから折れるとか、インプラント体が壊れるとかのトラブルが起き始めてます。

実態が明らかになればなるほど、やはりTLインプラントだ、となって来るだろう、と予言します。

良きインプラント治療を求められる患者さんは、任せるDRがBLインプラントユーザーかTLインプラントユーザーかで見分けるのも良いと思います。

インプラントは埋めて終わりではありません。

その後も患者さんの人生は続くのです。

その中で10年、20年、30年、40年と安定して安心安全に使えることが真に求められるインプラント治療です。

天然歯を失われてインプラントになってるのですから、インプラントは歯に代わるモノであって欲しいですよね。

しかし、インプラント周囲炎のリスクもありますし、剛性が負けて壊れることもあります。

せいぜい虫歯にはならないモノ、程度がインプラントの持つ利点だ、と理解して下さい。

勿論、取り外し式の入れ歯より全然マシなモノで、本当に歯が蘇ったかのように感じられたりするモノでもあります。

高齢者の中には、何処がインプラントで自前の歯なのか判別が付かなくなる人も多くいます。

それぐらい良いモノになる可能性もあります。

その為には、治療を受ける段階で勉強して、良いインプラント治療を選択することが大事です。

私は勿論、殆どのインプラントをTLインプラントでしております。

多分ですが、どの部位でもTLインプラントで治すことに頑張ってる、かなり珍しいインプラント専門医だと思います。

私にご相談したい方は03-3775-0044にお電話にてご連絡下さい。

私のインプラント治療を受ける為に、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、国内では青森から沖縄まではるばる来られてるかたもいます。

その為の対応の仕方も確立しております。

TLインプラントで、腫れない痛くなく身体に優しい手術で直ぐに歯が入り、短期間で治る、のが当院の特徴です。

本当にインプラント治療でお悩みの方、ご連絡下さい。



出てしまいました、緊急事態宣言

2021年01月07日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
再び出てしまいました緊急事態宣言。

飲食店には補償がなされるようです。

我々の業界も影響が出るのでしょうか?いや必ず出るでしょう…

外出すること、人と接触することをできる限り控えなければならない、となる訳ですから、どう考えても無事に済むとは思えません。

日本で武漢コロナが大問題になり出してそろそろ一年になります。

幸いなことに、当初我々の業界は目の敵にされましたが、ここまでの事実として我々の業界は感染防御、予防に優れていて、恐れられたような事態は起きませんでした。

素晴らしいことです。

この実績を持って、更に今回の緊急事態にも対処していける、と私は信じてます。

勿論、当院も感染防御、予防には万全を配して、患者さんのために頑張って参ります。

今は本当に大変な時代です。

しかし、悩んでいるだけではなく、基本に忠実に目の前の一歩一歩を確実に歩んで参ります。

全ては悩まれて私の元に頼られて来られた患者さんのために。

頑張ります。

暗い時代に飲み込まれず、顔を上にあげて、皆さんと共に前に、前に。

歯科治療成功の要諦は咬合のバランスの良さにあり インプラントも総義歯も同じ

2020年12月03日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


先日、下顎の8本残っていたグラグラの歯を抜いて上下の総義歯にさせていただいた方の現在の状態です。

上は来られた時から総義歯でしたが、下に歯があちこちに残っていて、しかも凸凹と言うか、とても歯並びの悪い状態になっていて、これではとても噛めないと判断し、上下で総義歯にして、綺麗な歯並びと噛み合わせを再構築しました。

噛み合わせというモノは、上下だけの問題ではなく、隣りとの繋がりなどの全体のバランスも良くなければちゃんと噛めません。

だから、噛み合わせの調整、バランス良く均等に当たっているようにできることがとても大事なんです。

そして、これは全ての歯科治療の基本です。

それは、総義歯でも部分義歯でもブリッジでも単独のクラウンでもです。

均等に無理なく咬合力を散らばせられること、が歯に無理な力を掛けず長持ちさせるのです。

そして、当然インプラントを用いた治療でも、とても大事です。

上物の人工の歯を支えてくれるのがインプラントなのか、粘膜なのか、残っている歯なのか、で違いはありません。

インプラントだから頑丈で、適当でも大丈夫なんてことはないのです。

要は歯科治療の最期の締め、なのです。

これをキチンとできるか否か、が歯科医の腕の見せ所、とも言えます。

実はこれ、そんな簡単じゃないんです。

特に、総義歯のように粘膜に乗ってるモノでは。

何故かと言うと、粘膜に乗ってと言いますが、粘膜である軟組織は水風船みたいなモノで、しかもそこには敏感な神経があって均等に力を分散できないと途端に痛んで大変になるからです。

その為に総義歯は難しい、と言うのが歯科の定説です。

この写真で上げてるくらい、綺麗に均等に分散させられてて、しかもしっかりとマークが着いている、と言うのはなかなかできない、とされています。

しっかりと総義歯が粘膜に沈み込んで噛む力を支えられていないと、こんな状態にはできません。

かなりの力が加わっても粘膜が痛まない適合の良い総義歯が作れていて、さらにその上で噛み合わせの当たりを均等に分散させられてる、と言うことです。

文章で書けばなんだそんなこと、と言われるくらいシンプルな真理です。

が、その真理の実現が一般の方が思うよりもとても難しい、と言うのが真実です。

結果、歯科業界では総義歯の上手い専門家は1割もいない、と私は思っています。

もっと正直に書くと、3%いるかな?です。

かく言う私は、名人と讃えられたお師匠さまから免許皆伝を授けられた者なので、これぐらいはやれないと、草葉の陰のお師匠さまに叱られてしまいます。

そして、この基本が私にはあるから、即時荷重インプラント治療の先駆者パイオニアたり得た、と確信しています。

全てはお師匠さまの薫陶の賜物です。

これができなければ咬合力が偏り、必ず何処かに破綻をきたします。

力を上手くコントロールできること、がとても大事なんです。

それは、総義歯でもインプラントでも同じなんです。

だから、総義歯に学べ、と私は25年以上も前から言って来ました。

良い歯科治療、総義歯、インプラントを受けたければ、ここを見誤らないで下さいね。


歯科治療は後手後手で間に合わないことが多い・・・だから、高齢者になってゼリー食で終わってしまう・・・

2020年10月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話

突然ですが、あなたは人生がもうすぐ終わる時、何が食べたいですか?

 

人生最後の一食だとしたら、何が食べたいですか?

 

食べられることって当たり前過ぎて、余り大変なこととは思わないですよね。

 

でも、食べられることって、実はとても複雑な機能の組み合わせでできていて、一度失われてしまったら機能回復は直ぐにはできないものなんです。

 

何よりも人は年を取ります。

 

年を取れば、当然肉体の能力は落ちます。

 

免疫力も治癒力も落ちる一方です。

 

そして、人は年老いる自分を素直に認めたくなくて、いやまだ頑張れる、まだだ、と踏ん張ってしまうんです。

 

しかし、それがより一層悪化させる道に繋がってしまうんです。

 

だから私はお願いします。

 

まだ大丈夫、という段階で、落ち込まないように歯科治療を受け終わっておいて下さい、と。

 

歯科治療は、治療受けるのだけでも患者さんは体力を使います。

 

ユニットに座って、横にされて、口を開き続けるのって結構大変じゃないですか?

 

歯科治療受けたあとは疲れてしまう、という経験は誰もがしているんじゃないでしょうか?

 

元気で体力があるうちは歯科治療を受けられるでしょうが、口開けるのすらしんどくなってしまったら?

 

その時には、もうその状態で食べられるものを食べさせられるしかなくなってしまうんです。

 

そんな人生で終わってしまって良いのですか?

 

そこを良く考えて欲しいんです。

 

そういう状態に陥ってしまうのを、私は間に合わなかった、と嘆いてしまうんです。

 

余力のありうちに歯科治療を受けてくれていたら、今でも好きなものを好きなように食べていただけただろうに、とです。

 

ギリギリまで待って、という選択肢は良くありません。

 

あれなにかおかしい感じだな、治療をしておこう、というタイミングが良いのです。

 

よくある例が、歯周病とかでグラグラな歯を引っ張っている方です。

 

そのうちに他の部位の歯までグラグラするようになって、やがてどこもかしこも揺れている、痛くて噛む所がない、柔らかいものしか食べられない、という悪循環になります。

 

これに高齢という状態が重なると、余計に重症になります。

 

介護状態になって、毎日毎日ゼリー食は私は嫌です。

 

そうならないためには、少しでも変に感じたら早めに手を打つ、です。

 

まだ元気だと思えるうちに、年老いるときに備えて治しておく、が正しいと思います。

 

歯周病と歯根破折が重なってしまったこの方。

 

抜歯したらこんな状態でした。

もうそうとうに骨がありません。

 

それに対して、抜歯即時荷重インプラントで歯を復活させ、更に顎堤も再建します。

分かりにくくてすみません。

 

インプラントが植立され、顎堤再建されてるのでなだらかになっているんです。

 

そして2ヶ月弱でセラミック冠が入りました。

えぐれていた骨が平らになっていますよね。

 

早めに決断をして対処されたからです。

 

実はこの方は、さほどお痛みは感じてなかったんです。

 

でも、担当医の先生が見つけてくれて、説得してくれて、私の所に来られて下さったんです。

 

痛みはなくても、病変は進行し続けている、というのを知って下さい。

 

痛くないから、で様子見してて、という事例が歯科治療では跡を絶ちません。

 

と言うより、そう言うことばかりです。

 

その結果が、高齢者になって口腔機能低下で悩まされる、になっているんです。

 

高齢者が人生で後悔していることの大きな一つが、歯を大事にしなかったこと、だそうです。

 

でも、それは申し訳ないけれど、自分自身の選択だったんです。

 

如何に間に合わなかった人たちが多くいて、そのことを悔いているか、の証明です。

 

どうかあなたにはそんな人生を歩んで欲しくなくて、今日長々とブログを綴りました。

 

歯科治療は痛くて腫れて大変で怖い、というのも良く分かります。

 

だから、私は可能な限り大変な思いをさせないで治すには、と腐心して来ました。

 

手術後が楽であること、は私が生涯を賭けて追い続けているテーマです。

 

ここ大事です。

 

手術後が楽であること。

 

翌日普通に話せること、生活できること。

 

大変な歯科治療、手術を受けていただくのだから、できる限り楽だった、と思っていただけるようにする。

 

そして、間に合って素敵な老後の人生を送っていただく。

 

それが、私の願いです。

 

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インプラント寺子屋2020リブート最終回11月12日 総義歯とインプラント全力でお話します。

2020年10月13日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話


インプラント寺子屋2020リブート最終回。

総義歯とインプラント編です。

私は今のインプラント業界に、特に全顎的即時荷重インプラント業界に大いに文句があります。

最も大きな文句は、やたら即時荷重で噛めることにだけ価値観を置き、固定された歯、歯列さえあれば良い、と言う価値観であり、それに異を唱えます。

噛むこと、咀嚼すること、飲み込むこと、息をすること、声を出し話したり歌を歌ったりするのが口、口腔組織です。

それには、歯、歯列だけでなく、舌、口腔粘膜などの周囲組織も多大に影響しているんです。

そこを全く分かってない、としか言いようのない全顎的即時荷重インプラント治療が大手を振ってまかり通っているのは、絶対におかしい、と声を大にして明言しますし、こうして記して明記して置きます。

後々の世で、おかしなものがまかり通っていたと評価が確定する時に、あの頃の奴らは何してたんだ、と言われたくないからです。

その解決の唯一の道として私が提示しているのが、総義歯を修得した上でインプラントをやること、です。

総義歯こそは、全ての歯がなくなった口腔内に収まる歯、歯列を創り上げられる唯一のものだから、です。

何処に歯を歯列を創るのか?の答えは総義歯がもう50年以上も、いや歴史を辿れば500年も前から見出してるのです。

これだけのエビデンスを確立してる学問は、歯科界にはありません。

何処に歯、歯列を創るのか?の答えを教えてくれる総義歯を学ばずして、インプラントだけ埋めて無理やり歯、歯列を作ればどうなるのか?

殆どの場合、舌が窮屈な歯並びになり、それに伴い、頬、唇の裏側は隙間だらけになって食べ物は溜まりやすく、お顔の下半分は年寄りくさい衰えた顔になってしまいます。

それは、そう言う全顎的インプラント治療を手がける専門家は、総義歯を修得できてないからです。

個人的責任で明言します。

奴らは総義歯が下手くそだ!

そんな奴らがやる全顎的インプラント治療が良い訳がない!です。

患者さんは仕上がりの状態がどうなるのか?をよくよく確認されるべきです。

失われた骨、まっ平に削り落とされた骨は、決して再生しません。

安易に騙されて骨を失うインプラント治療を受けないで下さい。

見た目だけに騙されてはいけません。

骨の状態、歯茎の状態、歯、歯並びの状態、舌の状態、お顔の状態がどうなるのか、を厳しく問い詰めて下さい。

そして、それがこの後の長い人生で続くこと、どう守ってくれるのか、も厳しく問い詰めて下さい。

そうすれば被害に遭わないで済むかも知れません。

個人名とかを挙げて批判することはここではできませんが、私の元に来て下さらればその場だけの話で本音の話をもっとできます。

口の上手い奴に騙されないで下さい。


私は次回のこのセミナーで、専門家向けに本当の総義歯から見えて来るインプラント治療の理想の姿を解説します。

私に言わせれば、総義歯分からずしてインプラントするな!の話をです。

最後にもう一度言います。

口の上手い全顎的即時荷重インプラント治療する輩に騙されませんように。


インプラント治療それぞれの先生で何が違うの?

2020年09月26日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
患者さんはインプラント治療と言うだけで、先端的な歯科治療で、できるのは凄い、と今でも思っているようです。

まあ確かに、時代の先取りをしてる歯科治療であると長くされて来てますし、新しい概念や治療が生まれて来るホットな分野でもありますから、先端的と言えるでしょう。

しかし、全てが全てただインプラント治療なら先端的、と言う訳ではない時代に今はなっている、と思います。

確定的なエビデンスに基づき、ちゃんとしたことをちゃんとやればちゃんとした結果が出ますから、科学的医学的にも確立した治療法、と言えるでしょう。

問題は、確定的ではないようなことをしなければならない場合、のインプラント治療です。

簡単に言えば、症例の難易度、患者さんの状態の難しさと解決方法の組み合わせ、が担当医の実力次第で全然違って来る、と言うことです。

単純でシンプルな処置で済むインプラント治療なら、誰がしてもそれなりに上手くいくけど、難しいハイレベルな処置でやらなきといけないとなると、腕のある先生を探さないといけない、と言う訳です。








昨日私がした即時荷重インプラント手術ですが、これはかなりのハイレベルな処置で、できる方を見付けるのはなかなか大変です。

普通の先生なら、サイナスリフトと言う上顎の骨造りGBRの手術になるはずで、それからインプラント手術になり、そこから2次手術で顎堤再建して、それからようやく仮歯が入る、と言う手順で進みます。

私のしたことは、全部まとめてシンプルな手術でして、骨も造るし、顎堤再建も済ませて仮歯も入りました。

私の手に掛れば1回の手術で全ての処置が終わり、後は治るのに待ってセラミック冠が入るだけです。

具体的に言えば、普通の手順なら1年半とか掛りますが、私なら2ヶ月、3ヶ月で治せる、と言うことです。

18分の2、とか3です。

現時点でのインプラント治療の世界最高水準だと思います。

更に言えば、


ご覧のように私の手術予後は腫らしません。

なので、殆ど痛みもありません。

楽に早く治る、と言うことです。

普通なら手順の手術、処置なら、顔は腫れるし痛いし、何度も麻酔注射され手術され、患者さんは辛いでしょうね。

私の手術は、どんな場合でも腫らさないから痛がられない、を実践しています。

明言しますが、腫らさないから痛くならない低侵襲手術の提唱者でありパイオニアは私ですから。

昔はそんなことできる訳ない、意味がない、手術したんだから腫れたり痛んだりはあるのが当たり前、2週間もすれば治る、と叱られてましたから私。

でも、できます、やれます、で押し通して来たら、今更のように皆んな我れも我もで痛くしないとか宣伝し出して、実に腹立たしい限りです。

なら本当に腫らしてないか、痛がらせてない証拠写真出せよ、と言い放って置きます。

と言うことで、インプラント治療では、担当医の腕の違いが成果、結果に大きく影響しますから、慎重に決めて下さい。

やり始めたらやり直せませんし、大変ですから。

ボタンのかけ違いしたら、後々まで大変ですよね。

それと同じです。

あと蛇足ですが、話し盛る輩が多いので、口の上手いのには要注意ですよ。

証拠写真とかの実例、実績を良く確かめて下さい。

出し渋る所は絶対ダメです。

これ知ってるだけでも騙されないので、覚えておいて下さい。